2016年12月27日火曜日

新たな場を求めて

 11月7日に新規移転オープンした札幌白石区役所地下2階に、「まちづくりイベント広場」という名の市民広場ができた。街づくりに関わるいろいろな活動に利用できて、事前審査が通れば無料で借りられる。
 調べてみると区民以外でも利用可能で、対象は団体だけでなく、個人でもOKとのこと。音楽系のイベントも開催可能だった。

 実は白石区には10代後半に6年、30〜40代に17年住んだ。合計では23年間にも及び、延べ19年住んでいる現在の北区よりも、居住歴自体は長い。
 中学校も高校も白石区で、実家は新規移転した区役所から、徒歩わずか10分。いろいろな意味で縁の深い地区なのだ。
 さっそく電話で問合せ、現時点での自分の街づくり活動内容と実績を説明。ひとまず借りられそうな感じで、1月下旬の平日午後枠を第一希望に、仮申込みだけはした。

 担当部署が多忙のようで、その後10日近く待って、ようやく申込書類一式がメールで届く。
 使用条件は厳格で、営業的な活動は一切不可。投銭はもちろん、関連するオリジナルCDの販売もできない。条件としては地区センターで過去に3度やったロビーコンサートに近い。
 騒音規制値は通路で80dBと、これはチカチカパフォーマンスと同じ数値だった。


 反面、40脚までの椅子やPAを無料で借りられる。イベント使用者は5時間まで付帯駐車場が無料というのも、大きな魅力だった。
 各種条件を受諾する申込書類のほか、過去の関連活動資料数枚も添付。正式な申込書類(エクセル形式)をメールで送信した。これが2週間ほど前の話し。

 今日、ようやく使用許可証がメールで送られてきた。何とか審査が通り、めでたく新しい広場で歌えるらしい。
《チカっと 叙情歌サロン》
・日 時:2017年1月23日(月)13:15〜14:45(途中休憩あり)
・場 所:白石区役所地下2階イベント広場(地下鉄東西線白石駅直結)
・出 演:菊地トムノ
・入場無料、出入り自由、予約不要。20脚程度の椅子あり。
・内外の叙情系の曲を、ジャンルの垣根を越えてギターで弾き語ります。
 約300曲のリストによるリクエスト受付や、一緒に歌う趣向もあります。
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 実は審査が通るという前提で、先日のライブ帰りに会場の下調査は済ませてきた。思っていたよりも天井が高く、音の響きがどうなるかは、実際に歌ってみないと分からない。
 現在活動中のチカホとの大きな違いは、照明が明るいこと。照明装置の貸出しもあるようだが、いまのところ必要なさそうだ。騒音規制の問題もあり、PAは借りずに小型の電池式を持参する。

 まだ市民への周知度が低いせいもあってか、人通りはチカホと比べてかなり少ない。ちえりあロビーコンサートのような大規模な告知はされないようで、当面は口コミと通りすがりが集客のベースとなろうか。
 まずは一度演ってみないと何とも言えないが、今後新しい活動の場として定着する可能性はある。