2014年2月28日金曜日

入れ歯で歌う

 治療中の歯に関し、昨日大きな進展があった。歯根の骨が半分溶けていて、もはや使い物にならない最後の歯を抜き、それを前提に作ってあった上の部分入れ歯が同時に完成して、その調整をやった。
 かなりの綱渡り工程だったが、幸いに入れ歯は問題なく適合し、以降の食事にも不都合はなかった。

 そもそもの問題が起きたのは、昨年秋のこと。数年前に作った左上の部分入れ歯を紛失してしまい、どこをどう探しても見つからない。すぐに作り直せばよかったが、ずっと通っていた歯科医院はかなり遠く、入れ歯作りの技術もいまひとつの印象。入れ歯なしでもそれなりに噛めるのを幸いに、そのまま放置してしまった。
 残った歯に負担がかかったせいか、なくした側の左上歯茎が痛みだした。これが昨年11月のこと。やむなく反対側の歯で噛んでいたが、こちらの歯にも欠損があり、負担は大きかったようだ。


 今年に入って、今度は反対側の右上歯茎がジクジク痛み出した。しかも1本ではなく、複数である。幸いに休ませていた左上の歯茎は痛みが引いたので、噛むのはこちら側に戻した。
 しかし、右上の歯茎の痛みは一向に治まらない。左側で噛んでいても、右に響いて激痛が走り、満足に食事もとれない有様だった。ぐらつきもひどく、たまらず妻が通っていた近所の歯科医院にかけこんだ。これが1月末のハナシ。
 その場で最も痛みのひどい右上犬歯を抜き、その後段階的に歯根の溶けかけている歯を抜いていった。その4本目が昨日である。

「歯周病と虫歯が同時進行する」という、珍しい最悪体質のせいで、(普通はどちらかと聞くが)上の歯で残っているのは、わずか5本という悲惨な状況。その貴重な5本を足がかりに、左3本と右5本を一体化した難しい部分入れ歯を作ってもらった。
 部分入れ歯がうまく合った試しがないので、かなりの不安があったが、今回は事前に周到に打合せし、こちらの無理な願いも聞いてもらったので、違和感なしに一発で合った。
 もうひとつ不安だったのが、他でもない歌である。ギターを弾くのに歯は関係ないが、歌と歯には密接な関係がある。最悪の場合、入れ歯ナシで歌うことも頭にあったが、昨日から今日にかけての練習では、何ら問題なく歌えた。

 それにしても、昨年末からすっかり病院漬けの日々となっている。どの疾患も加齢と密接に関わっているものばかりだが、家の補修と同じで、ある時期にバタバタとまとまってやってくる性質のものかもしれない。
 いまはただ粛々と対応するのみ。そして、これ以上新たな疾患が出てこないことを祈ろう。

2014年2月27日木曜日

トラブル連発のチカチカ

 早朝からのCTスキャンによる大腸ガン転移検査と確定申告書の提出を終えたあと、少し休んで軽めのリハをやり、ただちに会場へと向かった。定時に始めるべく、前回同様早めに家を出て、都心にもかなり早く着いたが、あいにくいつも停める格安駐車場が満車である。
 次なる候補の駐車場を順に回るが、この日に限ってどの駐車場も満車。時間はどんどん経過し、開始時間が迫ってきた。1時間200円の駐車場はあきらめ、270円の駐車場にようやく空きを見つける。これが最初の予期せぬトラブルだった。
 小走りに事務局に向かい、到着が14時。手早く手続きを済ませ、会場で設営を始めたが、途中で床の上に丸いシミを見つける。(何だろう?)と不思議に思って確かめると、何と血である。
(誰がこんな場所に…)と一瞬思ったが、よく考えると周囲には自分しかいない。あわてて見まわすと、右手小指がざっくりと割れ、血が滴っていた。これがこの日2度目の予期せぬトラブル。

 あまりに急いで機材を組んだため、どこかに引っ掛けてしまったようだが、痛みの自覚は全くない。しかし、血は止まらないので、テッシュと機材補修用のビニルテープをきつく巻いて応急処置。床の汚れも水とテッシュでていねいに拭きとった。


 設営終了後、ただちに歌い始めた。時計はすでに14時20分近く。完全に出遅れている。動揺が歌に出ないよう自分を落ち着かせたが、普段のペースとは言いがたい。出だしの数曲は調子が悪く、気の動転がやはり歌に現れてしまったかもしれない。
 この日は先日作りなおしたストリート専用の小型椅子を持参し、久しぶりに試すつもりでいた。姿勢が低いので通りから見下げる感じになり、人が集まりやすのでは…?と期待したが、結果として集客に大きな変化はなかった。
 第1ステージではいつものように昭和歌謡系の曲を中心に、およそ30分で10曲を歌う。

「サボテンの花」「空港」「恋のしずく」「白い想い出」「赤いスイートピー」「年下の男の子」「男と女のお話」「抱きしめて(オリジナル)」「グッドナイト・ベイビー」「熱き心に」


 この日は前日よりもさらに集客は悪かったように思う。私の主たる聴き手である中年女性の姿が通りに少ない。年度末にさしかかり、新生活にむかう子供や夫の諸準備に忙しいのでは?と、帰宅後に妻が語っていたが、当たっていたかもしれない。
 そう考えると確かに、都心の駐車場が極端に混んでいた事情とも合致する。人の動きとは、何とも難しいものである。

 とはいいつつも、「赤いスイートピー」「男と女のお話」「グッドナイト・ベイビー」「熱き心に」などの得意曲では、かなりの人が立ち止まってくれて、売上げもそれなり。季節に応じたこの種の得意曲を、今後も少しずつ探りながら増やすことだ。
 共演の弥勒さんのステージをはさんで、15時30分くらいから第2ステージ開始。フォークを中心に、8曲を今度は立って歌った。

「サボテンの花」「サルビアの花」「なごり雪」「風来坊」「少しは私に愛を下さい」「サクラ咲く(オリジナル)」「さくら(直太朗)」「東へ西へ」

 集客は前半よりもさらに減り、反応があったのは「なごり雪」「東へ西へ」の2曲くらい。睡眠不足のせいか喉の調子がいまひとつで、応急処置した右手小指が気になって、細かいアルペジオにも微妙な食い違いを感じていた。こんな日は無理に引っ張らないことだ。
 終了後に集計してみたら、売上げは1ステージのみだった前日とほぼ同じ。トラブル続きの割にマシな結果ではないかと、前向きに考えることにしよう。

2014年2月26日水曜日

CTスキャン転移検査

 朝9時からCTスキャンによる大腸ガンの転移検査があるので、早めに起きて備えた。検査前の食事は不可で、飲物だけが許されている。ココアをカップ半分だけ飲み、早めに家を出た。
 昨年末の病理検査判明日に予約してあったので、受付はスムーズに進む。まず採血があり、その後腕に造影剤用の注射針を挿入された。

 9時10分くらいから検査が始まり、20分くらいで終了。上着を脱ぎ、ズボンを太ももまで下げる以外は、普段の服装のままでOKである。造影剤注入時に、上半身に生暖かい液体が流れる感触はあるが、そう不快なものではない。
 診察用の台が器械の中に入る際は、息を止めるよう要求される。これが4~5回あった。全体として内視鏡検査よりもかなり楽。


 検査結果は1週間後に判明するが、同時に3度目の内視鏡検査もあり、術後の取り残しチェックやら、再発チェックやらも行われる。結果がどうなるかは予断を許さないが、1週間後に3度目、いや4度目の大きなヤマを迎える。
(最初の内視鏡検査→手術&入院→病理検査結果判明→転移検査&再発診断)

 精算は今回もカードでやった。会計で手渡されるレシートのようなものをATMに似た精算機の台上にかざすと、現金orカードorデビットのいずれかを選択できる。手術入院費支払いの際に初めて使ったが、非常に便利なものだ。時代はどんどん変わっている。
 診察料は12,500円。CTスキャン検査の標準と思われ、どの病院でも同じではないだろうか。1万円でお釣りがくる内視鏡検査よりは少し高い。
 終了後、車の中に用意しておいたバナナを1本食べ、その足で税務署にむかう。病院から近いので、来たついでに確定申告書を提出してしまおうと考えた。
 受付が始まって1週間後の午前中ということで、税務署に至る道は大混雑していた。道路脇の雪山が渋滞に拍車をかける。数百メートルの道を20分もかかったが、書類を出すのは一瞬。ともかくも終わった。

 帰宅後、遅い朝食をとると、どっと疲れが出た。しかし、午後からは2日連続のチカチカパフォーマンスがある。日程の都合でこうなってしまったが、時間に少し余裕があったので、30分ほど予備ベットで横になった。

2014年2月25日火曜日

慣らし運転的チカチカ

 およそ1ヶ月ぶりにチカチカパフォーマンスに参加。2月は雪まつり系イベントで立て込んでいて、会場の割当て枠が普段の月よりも少なかった。「広場の空き時間を有効利用」というのがチカチカパフォーマンス本来の姿なので、これはやむを得ない。
 会場は北4条広場。JR札幌駅への連絡口の真横にあり、いつもなら寒風にさらされて、非常に寒い場所だが、この日は3月中旬の暖かな陽気。出かける際もタイツははかず、用心して持参した携帯カイロの出番もなかった。
 制限いっぱいの3組のパフォーマーがエントリーしていたが、一番乗りは私。13時35分には会場に入り、ゆっくりセットアップしていたら、ほどなくして、即興ダンスの宮脇さんが現れた。
 まとめて長い時間を演りたいという宮脇さんの意向だったので、私がトップで少し長めに演ることになる。14時ちょうどから歌い始め、昭和歌謡系の曲を中心に、およそ30分で9曲を歌った。

「サボテンの花」「池上線」「青春II」「白い想い出」「赤いスイートピー」「抱きしめて(オリジナル)」「男と女のお話」「年下の男の子」


 冬から春に移り変わる微妙な時期なので、曲の構成もそれに準じたものでまとめた。リストでは8曲だが、オリジナルの「抱きしめて」を途中から聴き始めた中年女性が、「いまの歌、もう一回聞かせて」と、再度のリクエスト。初めてのことに戸惑いつつも、続けて2度歌った。
 かの女性、「心に染みる声」と喜んでくれ、お年はいくつですかとか、プロですかとか、普段どこで歌ってますかとか、絶対売れますよとか、話が止まらない。その都度丁寧に応対すると、最後にCDも買ってくれた。
 急ぐので、とその場をいったん離れたが、続けて歌った「男と女のお話」で足を止め、また戻ってきて「この歌、好きよ~」と熱心に聴き始めた。
 結局最後まで聴きとどけてくれたが、何とも不思議な出会いである。
 この日の人通りは多かったが、25日ということで皆忙しいのか、足を止める人は先月末に比べて格段に少なかった。聴いてくれる方も、1~2曲で去ってゆくという感じである。それでも売上げはまずまずといったところ。

 ラスト近くで見覚えのある顔があると思ったら、以前に2度もCDを買ってくださった女性ではないか。終了後に声をかけたら、「覚えていてくれましたか」と、喜んでくれた。不思議なことに、3度ともたまたま通りかかったという。
「新しいCD出ました?」と、陳列棚を目で追うので、「以前と同じです」と応じたが、そろそろ2枚目のCDを作るべき時期なのかもしれない。

 3組目のパフォーマー、ジャグリングの弥勒さんも現れたので、この日はワンステージのみで撤収することにした。デジカメ撮影ポールや看板など、改良を加えた機材はスムーズに機能した。先日自分で染めた手編みのハンチングも、この日が初披露。
 まずは慣らし運転的なチカチカパフォーマンスである。

2014年2月23日日曜日

妻の髪を切る

「髪を切って」と妻が言うので、素直に応じる。実は昨日も頼まれていたが、夕方に差し掛かって部屋が暗く、一日延ばした。
 はっきりしないが、妻の髪を切り始めてから10年以上は経つ。美容院に行くのが面倒ということもあるが、「やれることは自分でやって、生活費を安くあげる」というのが最大の理由。髪専用のハサミだけを使った見よう見まねだが、プロのカットと大差ない、と周囲では言ってくれる。

 カット代は特に貰わないが、今日はバーゲンの生寿司を奢ってくれるという。ただし、買いにゆくのは私だ。


 夕方5時近くに歩いて家を出たが、随分と日が長くなった。雪はよく降るが日差しが強く、気温も零度前後と温暖。この一日で10センチ近くも解けた。こうしてじわじわと春が近づいてくる。
 生寿司だけ買って帰るつもりが、タイムバーゲンでピーマンとバナナが安い。昨日の買い出しで値段がやや高く、どちらもパスしたもの。迷わず買った。マメにスーパーに通っているとモノの値段がよく分かり、お買い得品の見分けも知らず知らずに身につく。
 帰宅後、ニョッキを作ることにした。妻の体調がまだ万全でなく、カット代を口実に寿司を奢ってくれたのは、夕食の準備が億劫だからとみた。寿司だけでは一品足りないので、先日初めて作って好評だったニョッキの野菜スープ風を試す。

 手で丸める作業をパスし、ネタを直接スプーンでお湯に投入したせいか、今回は30分で出来上がった。スープは大根、人参、キャベツ、ブロッコリーをコンソメと塩で味つけた。
 出来はまずまず。すいとんにちょっと似ているが、ちょっと違う。肉も魚も入れてないが、独特のうま味がある。上にかけるソースがないときの変化技として使えそう。

2014年2月21日金曜日

鍋蓋の取手交換

 長く使っている鍋蓋の取手を交換した。今回で何度目になるか記憶にないが、鍋本体や蓋自体は手入れさえ怠らなければ長く持つが、最も傷みの激しいのが取手。
 そもそも鍋本体が使い始めて14年を越える。(写真左)写真右の雪見鍋本体はIHヒーター非対応ということで引越し時に捨てたが、落し蓋などに使えるということで、蓋だけは捨てずに延々20年以上も使い続けている。


 樹脂製の取手は、使い込むうちにネジが甘くなって脱落したり、取手そのものが割れたりする。取手だけをたぶん別売りしているとは思うが、買ったことは一度もなく、保存してあった別の取手に付け替えるか、別用途の取手を代替に使うか、はたまた自分で取手を作ってしまうかである。

 左の取手は本来ドアのツマミだったもの。右は廃棄した縄跳びの持ち手をノコで切って使った。代替品を使う場合の取手の条件は、熱で熱くなったり、溶けたりしないこと。加工の容易な木製が無難である。
 一番の問題は、その取手の固定方法。専用品の場合は錆びないアルミニウムが使われているが、代替品の場合はネジサイズがまず合わない。時に鉄製品のネジをやむなく使ったりするが、水蒸気で1年ほどでサビてくる。今回はサビに比較的強いステンレス製のビスを探しだして使った。

 同じ理由で、蓋の穴の隙間を埋めるワッシャーにも、錆びない素材が求められる。今回はアルミ缶を丸く切り抜いたものと、水道栓のゴムリングを使用。数年は持ってくれるものと期待しよう。

2014年2月19日水曜日

長引く妻の風邪

 一昨日からの妻の風邪は、一向に回復しない。発症した一昨日は職場の非番日で、終日休めたが、昨日は出番の日。休むよう勧めたが、「代役がいない」と、無理を押して出勤。案の定、職場で倒れそうになり、蒼い顔をして午前中で早退してきた。
 今日は再び非番だったが、朝から起きて居間でゴロゴロしながらテレビなど観ているので、さすがに叱りつけて薬を飲ませ、布団で寝かしつけた。

 症状としては37度ほどの微熱と食欲減退、そして倦怠感。市販の風邪薬を飲むと平熱に戻るが、薬が切れるころにまた微熱という悪循環がダラダラと続いている。
 高熱がでないのでインフルエンザではないと本人は思い込んでいるが、稀に微熱のインフルエンザもあるとか。明日は無理にでも医者に連れて行こう。


 食事の準備も含めた家事一切ができないので、一昨日から夕食はずっと私が作っている。昨日は納豆チヂミで、今日は特製カレーライス。
 ここ数日、食べ物の味が全くしないそうで、口当たりのいいヨーグルトやアイスクリーム、ジュースや果物ばかり食べていたが、今日はようやくカレーライスを一杯だけ食べた。食欲が復活し、これを機に快方へ向かうとよいが。
 明日の勤めのことを案じていたら、午後に同僚から私の携帯に連絡があり、明日も明後日も何とか代替要員を確保したので、ゆっくり休んで、との伝言。根がマジメで、何でもかでも背負い込んでしまうタイプ。しかし、病気のときくらいは休むべきだろう。

 これほど長引く妻の風邪は、ちょっと記憶にない。妻の旅行以外で私が3日間も続けて夕食を作ったのも、おそらく初めてのこと。
 私同様、妻も無理のきかない年齢に差し掛かっているという、紛れもない事実。長年続けてきた仕事も、そろそろ潮時である。

2014年2月18日火曜日

ボイラ排気管が凍結

 朝起きると部屋の中がいつもより寒い。陽射しが強いのでブラインドを全開にすると、室温はじょじょに上昇したが、暖房ボイラの運転音が全く聞こえないのが気になり、リモコンをチェックすると、ちゃんと点火ボタンは点いている。
 念のためボイラ本体を確かめると、やはり運転が止まっていて、エラー表示ランプが点灯しているではないか。

 取説を引っ張りだして確認すると、「点火に失敗」とある。過去にも数回似たような現象があったが、その時でたメッセージ「燃焼異常」とは、微妙に症状が異なった。


 この2日間の激しい暴風雪が関係してるのは間違いなく、ユーテリティの窓を開けて確かめると、やはり排気管が完全に凍結して塞がっていた。

 症状としては過去数回あったトラブルと同じで、要は北側空き地から激しく吹きつける雪が熱い排気管で解け、蒸発する間もなく凍りついてしまったことにより、正常な排気ができなくなったのが停止の原因である。
 対策としては凍結部に熱湯をかけてやればよく、過去にもそうして自力で復旧させてきた。


 作業は簡単に終わったが、再点火に少し手間取った。取説には「ランプ横にあるリセットボタンを押して復旧」とあったが、試しに電源コードを抜き差ししてみようと思った。仮に私が何らかの理由で不在のときに妻が同じトラブルに巻き込まれた場合、こちらの方法が分かりやすいかもしれない…、と考えたのだ。
 ところが、全く復旧しない。あわててリセットボタンを押してみたが、電源は消えたままで、ウンともスンとも言わなくなってしまった。
 かなりあせって、再度取説を読み直す。この真冬に、暖房なしではさすがに辛い。
 本体奥にもうひとつリセットボタンがあり、季節始めに一回だけ押すことになっていた。こちらを押してみたが、変化なし。「数回押すこと」と取説にあったので、電源コードを抜いて数回押すと、ようやく電源のみ復旧した。
 リモコンで点火を試みるが、今度は運転が始まらない。思いついてここでランプ横のリセットボタンを押してみると、ようやく起動した。やれやれ。
 異常時の対処に間違いはなかったが、復旧の手順はマニュアル通りがよろしいようで。

2014年2月17日月曜日

腰痛にカイロ

 朝から猛烈な地吹雪が吹き荒れ、玄関前には巨大な吹き溜まりが。あいにく一冬に4回だけやってくる灯油配達日で、相場より1割は安い分、現金引換の200L以上まとめ買いが必須条件。配達時間の指定も一切できないアナタ任せなので、終日誰かが家にいなくてはいけない。
 まずは除雪である。地吹雪のわずかな間隙を見つけて作業開始。昨日の手作業で腰に危険信号が出てしまったので、用心してコルセットを巻き、使い捨てカイロを腰にあてがって電動除雪を試みた。

 幸いに腰痛の悪化もなく、小一時間ほどで作業終了。灯油配達車がやってくる気配がないので、休暇で家にいた妻を留守役にし、不足している食料品を調達に車で出かけた。


 道路はどこも吹き溜まりで視界も悪く、年に数回あるかないかの悪天候である。しかし、妻が昨日から風邪にやられ、微熱が続いてる。どうしても買物は済ませななくてはならない。
 2ヶ所のスーパーを回って、どうにか事故もなく帰宅。ヤレヤレと家でオリンピックの女子カーリングを観戦していたら、暗くなる直前になって灯油配達車がやってきた。

 前回よりも単価は3円ほど下がったが、前回から今日まで40日間の灯油消費量は過去14年間のベスト3に入るほどの勢い。2月の月平均気温がこの14年間で第2位という厳しさなので、ある程度はやむを得ない。
 今後寒さはじょじょに緩んでいくので、今冬をまたいだ1年間の灯油消費量の目安はついたが、現時点でおよそ1150~1200Lペース。これには給湯分の灯油量も含んでいる。北海道の同条件での平均値が2000L前後なので、まずまずの節約ペースといえる。


 妻の体調がすぐれないので、結局夕食の準備は私がすることになった。病人食を意識し、メニューはタラ&豆腐&白菜&ネギの鍋、人参&椎茸&竹輪&油揚の煮物、お店で買ったコロッケ。
 煮物はいい味に仕上がったが、鍋のタレに使ったポン酢がやや中途半端だったかもしれない。しかし、煮物の腕が上がったのは収穫。今後につながる。
 腰痛は夜になっても悪化せず、コルセットも外して湿布薬も貼ってない。カイロは貼ったままだが、これがかなり効いている。
「痛み初日の激痛期には、アイシングと湿布薬で冷やす」「2日目以降の沈静期には、逆にカイロで温める」という療法は、昨年のひどい腰痛対策で培ったノウハウだが、何でも学べば少しずつカシコクなれる。

2014年2月14日金曜日

年間100万円生活

 深夜のオリンピック観戦と併行し、確定申告書類の作成に日々励む。経費台帳と売掛台帳の作成は、データ入力と転記作業の両方が終わった。明日以降は決算書の仕上げと、所得内訳書の作成作業に入る。
 今年から経費台帳用のデータベースソフトに改良を加え、一発で年間総支出の累計を計算し、表示できるようにした。

 自宅を仕事場に長年しているので、総支出の累計には家事分と事業分経費の両方が按分されずに含まれているが、いずれにしても支出は支出。今後、事業収入はじょじょに減ってゆき、今年10月からはいよいよ年金も満額支給される。(早期受給はしていない)
 満額受給となっても、世間一般の年金額よりかなり低額であることに変わりはなく、「年間いくらあれば暮してゆけるのか?」を正確に把握することは、今後の縄文的人生を円滑に進めるうえで、大切な要件なのである。


 注目の年間総支出は、あらゆる面での生活の見直しや合理化のかいあって、長年の目標としていた「年間100万円生活」に、限りなく近づいた。このペースを維持できれば、乏しい年金収入だけでも何とかやれる。まずはめでたい。
 内容を分析すると、一昨年から事業収入が極端に減少し、相対的に税金等の支出が減少したのが大きい。光熱費関連では、電気代が年ごとに減少を続けている。食費は横ばいだが、昨年末のガン宣告により、アルコール類や珈琲を大幅削減したので、今年はかなりの減少が見込める。
 上記の数値に、昨秋実施した自宅の塗装改修費は含めていない。15年に一度の稀な工事なので、この種の支出は「特別会計」として別途計上した。10年以上の間隔でやってくる車の買い替えなども、同様の扱いとなろう。
 用途は異なるが、家族旅行等に使うお金も一般会計には含めず、あくまで特別なものとして扱っている。これらのお金は事業収入や年金等からではなく、妻や私の個人的なお金(完全ガラス張りなので、決してヘソクリではない)から捻出する。

 特別会計費用の出資按分はその時によって異なるが、旅行関連なら妻と私とでおよそ6:4の比率。娯楽関連費は妻の負担率が高い。自宅の塗装改修費も同様に共同出資方式をとったが、こちらは逆に私の負担率が高く、妻と私とで4:6ほどの比率とした。
 妻とは生年月日がほぼ同じなので、10月以降は同時に年金が満額受給となるが、生活費も互いの年金額に応じた比率で出し合うことで話し合いがついている。

2014年2月9日日曜日

やめる時期

 終日マイナス5度以下の日が延々と続いている。昨夜は明け方までオリンピックの女子モーグルを観ていたので、足が冷えて熟睡できず、今冬初めて電気アンカを引っ張りだして入れたら、ようやく眠れた。
 長い冬で、布団がすっかり冷えきっているように感じる。これまた今冬初めて布団乾燥機を取り出し、妻と二人分の布団をじっくり乾燥させた。


 しばらくライブの予定がなく、歯の治療も痛みのひどい3本を抜いてしまったので、大きな山は越えた。次なる作業で優先度の高いのは、確定申告である。音楽関連の源泉税書類で一部届いていないものがあるが、昨日から経費関連の書類をまとめ始めた。
 夜には町内会の役員会があったが、長年務めた防犯部長も、今期限りで引退することが正式に決まった。広い意味でのボランティア業務だったが、新居を建てて引っ越して以来、ほぼ毎年何らかの役員を引き受けてきた。
 名前だけのユーレイ役員ではなく、やるべき仕事はきちんとやってきたつもりだ。ただ、年齢や病気療養のこともあり、もうあまり無理はきかない。引き受けることでのストレスも決してゼロではないので、このあたりが潮時だと思う。

 幸い、町内会にある街灯は、今年度で全て市への移管を済ませた。新年度以降は防犯部そのものに大きな業務は発生しない。無理なくやめる条件は整った。
「やめる時期は向こうからやってくる」

2014年2月7日金曜日

インクで毛糸を染める

 先日の押入れ内断捨離作業で見つかった毛糸のハンチング、母の手編みということもあるが、やはり捨てるに忍びなく、いまの年齢に合わせて無彩色系の濃い目の色に染め上げれば、まだまだ普通に使えそうな感じがした。


 例によって、なるべく安上がりに染める手段をあれこれと画策。染め粉を使うのが手っ取り早いが、100円ショップを調べても、さすがに染め粉は存在しない。手芸店で手に入るのは分かっていたが、価格は500円を軽く越える。アマゾンでも送料込みで700円を越す。予算オーバーだ。

 妻がときどき使っている白髪の部分染めが転用可能ではないか、と思いつく。髪の毛が染まるなら、毛糸も理論的には染まるはずだ。
 1箱398円の品のうち、およそ1/3ほどを試験的に使ってみた。すると、確かに染まりはするが、色が薄い。チューブ式のクリーム状なので、色ムラも出やすい。
 次に試したのは、何と墨汁。未使用品が引出しの奥に眠っている。染め粉の代用として使っている人もごく少数だが、いた。2日間に渡って2度染めてみたが、多少色が濃くなるくらいで、大きな変化はない。これでは使えない。


 この時点でちょっと諦めかけたが、一日頭を冷やすうち、以前に手描きで建築パースを描いていた頃に買ったカラーインクのことを思い出す。CG化の流れですっかり出番を失ったが、まだいくつかを捨てずに箱に残してあった。
 調べを進めると、インクを染料に使う場合、色止めとして酢を使うと効果的であると知る。一番安い500cc入り87円の酢を買ってきて、さっそく試した。以下、その手順。

1)染める毛糸のハンチング(約80g)をぬるま湯に浸す。
2)お湯を2L沸かし、バケツに投入。酢を120cc(お湯の6%)入れ、インクを70cc入れてよくかき混ぜる。最終的にチャコールグレーのような色に仕上げたかったので、インクは濃い青、濃い茶、黒の3種を適当に混ぜた。
3)毛糸のハンチングを2)の溶液に浸し、ときどきかき混ぜつつ、30分以上おく。
4)取り出して、ぬるま湯で色が出なくなるまですすぐ。
5)形を整えて陰干し。


 通算4度目のトライで、ようやくイメージに近い色に染め上げることに成功。クセのない色なので、手持ちの冬物コート類、セーター等、どれにもよく合う。
 最初に染めた白髪染めによる色ムラが一部残ってしまったが、絞り染め風の濃淡に見えなくもない。手持ちのどのハンチングとも雰囲気が異なるので、普段使いとしてはもちろん、ストリートライブ用のアイテムとしても間違いなく役立つ。

 今回のテストで、インクでも定着剤に酢を使えば、立派な染料になり得ることが分かった。インクはおそらく100円ショップでも入手可能。今後、毛糸以外でも試してみる価値は充分ある。

2014年2月6日木曜日

ストリートライブ専用椅子

 1年近く前にストリートライブ専用の携帯式椅子を作り、何度か使ったことがある。座って歌った場合の反応はまずまずだったが、ギターが弾きづらく、声も出しにくいスタイルをあえて続ける強い理由が見当たらず、いつしか使わなくなっていた。

 そのスタイルを復活してみようと、ふと思い立つ。今後チカチカパフォーマンスの比重が増せば、ライブごとの気分転換が大きな比重をしめてくるのは目に見えている。楽曲やジャンルに変化を加える以外に、衣装や歌う姿勢のバリエーションも重要な要素になってくるのではないか?


 さっそく既存の椅子を引っ張りだし、改良を試みる。ギターが弾きにくくなる理由のひとつが、コードを押さえる左手が窮屈であること。いろいろ試した結果、要は椅子を限界まで高くしてやれば立って弾くスタイルに近づき、弾きやすくなることが分かった。
 現状で54センチあった高さを、59センチに変更。一般的な椅子の高さが40センチ前後なので、相当高い。これだけ高いと足は組めず、ギターは立って歌うのと同様に、ストラップで吊るして弾くことになる。

 高くするとギターは弾きやすく、声も出やすくなるが、安定性は悪くなる。そこで、底部の構造をより頑丈にした。これまで安定性を考慮して底部と座面に45度の角度をつけていたのをやめ、座面サイズを大きくして底部と並行にする。
 結果として全面的な作り直しとなってしまったが、完成してさっそく歌ってみると、実に安定していて歌いやすく、弾きやすい。
 最初はこれまで通り、反時計回りに45度ひねって座っていたが、試しにマイクと直角にしてみると、どちらでも大差ない。座面の角が邪魔にならないその分、素直なこちらのスタイルが有利か。

 ふと気づくと、延々1時間以上も座って歌い続けていた。近いうちに実戦で試したいが、気分転換としては絶好のアイテムになりそうな予感。
 椅子の仕様は以下の通り。

・重量:1260g
・高さ:590
・底部寸法:90×240
・座面寸法:145×235(t12OSB合板使用)

2014年2月5日水曜日

強制クリーニング

 プリンタの赤系の色に、微妙なにじみが出るようになった。そのうち、赤の発色そのものが悪くなり、クリーニングしても復活しない。テストパターン印刷でノズルチェックしても、特に問題はない。
 訳が分からず、ふと思い立って、このところずっと交換してなかった薄赤と薄青のインクカートリッジを強制交換してみることにした。減りが遅いのでこの2本だけは2回分の在庫がある。古すぎて劣化してるのでは?と疑った。

 インクの強制交換の方法は取説に書いてあった。これで症状は大幅に改善され、チカチカパフォーマンスの案内状や、500円のオリジナルCDジャケットは問題なく印刷できた。
 だが、200円の廉価版紙ジャケの赤いボカシ部分に、まだ多少のにじみがある。根が完璧主義者なので、これがどうにも気に入らない。「プリンタは消耗品」と割りきってはいたが、可能な限り寿命を伸ばしたいのが本音。そこで、かねてからチェックしてあった「プリンタ強力クリーニング液」を試すことにした。


 クリーニング液には各種あるが、アマゾンで送料込み690円の汎用品を購入。キャノン&エプソンの両対応品である。
 取説に従って赤と薄赤の両方のノズルクリーニングを試みる。注射器の先端をノズルの突起に差し込む作業が難しく、両側にあるインクカートリッジをいったん外して、ようやく成功。
 丸一日たって問題点はほぼ解決したが、以前に印刷した紙ジャケと比べると、まだ微妙に色味が異なる。これがプリンタではなく、購入したインクによるものなのか、はっきりしない。
 テストパターン印刷に問題は出ていないので、しばらく様子をみたい。もしかすると、他のノズルもすべてクリーニングすべき時期なのかもしれない。
_今回いろいろ調べて分かったのは、インクジェット式プリンタの場合、少なくとも週に一度は電源を入れ、ヘッド部を動かしてやる必要があること。これにより、起動時の最低限のクリーニング動作が自動的に行われる仕組みだとか。

 好ましいのは、簡単な印刷を同時にしてやること。チカチカパフォーマンスで配布しているハガキサイズのカラー案内状が、大きさも手頃。これを週に一回、数枚印刷することにした。
 消耗品なので、不足時にまとめて印刷していたが、プリンタのメンテナンスに結びつくのなら、今後は少量を定期印刷する方向に変えたい。

2014年2月4日火曜日

ニョッキを作った

 テレビの紀行番組で観た「ニョッキ」というイタリア料理が気になり、ぜひとも食べてみたくなった。ジャガイモをベースにしたパスタ風料理で、材料は簡単に手に入るものばかり。
「特製TOMカレー」や「納豆チヂミ」に続く定番料理の候補を模索していたが、「酒の肴にもなって、お腹も膨れる」という条件にもピッタリ合う。
 ネットであちこち検索し、レシピを調べる。一部自己流にアレンジしたが、材料は以下の通り。(2人前)

・ジャガイモ:中2個(200~250g)
・小麦粉:50~60g(強力粉が望ましいが、薄力粉でも可)
・卵:1個
・チーズ:20~30g(粉チーズでも可)
・塩、コショウ


1)ジャガイモを皮のまま、塩少々を入れた鍋で15~20分ゆでる。
2)熱いうちに手で皮をむき、つぶしながらミジン切りにしたチーズを混ぜる。
3)卵、小麦粉、塩コショウを加えて、ざっくりと混ぜる。こねすぎてはいけない。ジャガイモは塊を少し残したほうが美味しい。まぜる道具にはレンゲを使った。
4)まな板等に小麦粉で充分に打ち粉をし、材料を載せてひも状に転がす。ちぎりながら親指くらいの大きさに丸める。
5)水1Lに小さじ1の塩を入れて沸かし、2分ゆでる。
6)ソースやスープなどを作り、併せて食べる。


 初挑戦ということもあって、完成までに1時間もかかってしまった。薄力粉を使ったので粘りがなく、材料を丸めるのに予想外に手間取った。途中で打ち粉を増やし、どうにか仕上げた。
 しかし、いざ食べてみると、予想を越える美味しさ。ジャガイモのツブツブ感が絶妙で、チーズの隠し味が効いている。ビールにもぴったりだ。

 ソースは市販のミートソースに、玉ネギとキノコで手を加えた。単にトマトケチャップと粉チーズだけでも、充分いけそうな気がする。妻にも大好評で、次回は野菜を入れたスープ仕立てでぜひに、との要望。要領はおよそつかんだので、今後はもう少し短時間でやれると思う。
 ともかくも、定番料理に新たな一品が加わった記念すべき日。

2014年2月3日月曜日

ソフトランディング

 先週抜歯し、縫い合わせた歯茎の抜糸に歯科医院に行った。その場で今後の治療方針を打合せる。事前に上下の歯型をとってあり、それを見ながらやったので、大変分かりやすい。
 揺れが激しく、歯根と骨の接合部が半分溶けかけている歯3本は、もはや治療不可能。昨年末から今年にかけて痛みも伴っているので、早急に抜くという結論である。

 部位はすべて上の奥歯。前歯は少し虫歯がある程度で、比較的まともな状態。この歯に部分入れ歯を3点支持させる方法をとる。
 手始めに右上の2本を明後日抜き、歯茎を縫合して1週間後に抜糸。ただちに歯型をとり、入れ歯の作成にとりかかる。反対側の左上にも抜くべき歯が残っているが、痛みは小康状態で、現状で噛めるのは左側のみ。ぎりぎりまでこの歯は残す。
 これを抜く前提で入れ歯を作り、出来上がったその日に歯を抜き、ただちにセット調整するという綱渡り方式だ。


 右5本と左3本の入れ歯は分離させずに一体化するという。前歯の裏側に連結用の金属がぐるりと配置される仕組みだ。
 歌が今後も普通に歌えるのかちょっと心配だったが、右上犬歯を抜いたあとに、すでにチカチカパフォーマンスで一度歌っている。前歯はそのまま残るので、ひとまず問題ないと思う。

 下の歯は上に比べるとかなり健常だが、右奥2本が歯根だけの状態。こちらも何とかしなくてはいけないが、上の歯のメドがついてから考える。今年は大腸ガンの経過検査と並行し、歯にも大幅な手入れが必要のようで、そういう年回りなのだろう。
 スーパーデリカ部勤務の妻は、早朝5時に起きて6時から恵方巻き作り。15時半に電話があり、疲労困憊で歩く気力もなく、車で迎えに来て欲しいと。

 妻も私も今年は65歳で、いよいよ前期高齢者の仲間入りである。ヤセ我慢もほどほどに、我が身の老化と正面から向き合い、上手につきあっていかねばならない。人生のソフトランディング、なかなかすんなりとは運ばない。

2014年2月2日日曜日

布製MacBookケース

 昨日やった端布断捨離作業で見つけた廃棄ズボンの一部を利用し、ノートパソコン(MacBook)ケースの作り直しをやった。
 素材は濃いチャコールグレーのコーデュロイ。冬用だったので、生地はかなり厚手。ノーパソのケースとしては絶好である。これに直接MacBookを入れる考えもあったが、安全のため、封筒状にしたプチプチ緩衝材を内側入れて二重構造とした。


 まずはMacBook本体に緩衝材をかぶせたもので原寸型取り。保存してあった端布はズボンの太ももから下あたりで、膝抜けのない右足部分。(利き足の関係か、ズボンは必ず左膝が先に抜ける)太いほうから入れて、ちょうど膝下あたりでピッタリ収まった。
 上下をハサミで裁断し、底にあたる部分をミシンで縫う。サイドにあたる部分は形状がややいびつなので、並行に近い形になるよう整形を施す。

 蓋に相当する部分は、筒状に余った部分5センチほどを単純に中に押し込む方式。袋状にしてヒモを通したり、ファスナーにする考えもあったが、よりシンプルな構造にした。


 このままでは本体が飛び出す可能性もあるので、何らかの形で止める必要がある。ここをどう処理するか、かなり迷ったが、手持ちの素材を各種あてがってみて、最も色のバランスがよく、手法の単純なヒモとじ方式に落ち着いた。
 使ったヒモはお店の品物を入れる紙袋についていたもの。この種の紙袋にはしゃれたヒモがついているので、本体は捨ててもヒモだけは各種保存してある。
 完成して入れてみると、見映えはなかなかよい。このまま別のバックや旅行鞄などに入れて持ち歩ける。袋に余裕があるので、マウスやケーブル類も収納可能。近場の移動では、一緒に入れるのが便利だろう。
 肌触りが優しいので、木材と同様に布を素材にした手作りも好んでやる。市販品を買うつもりで、手頃な品をブックマークもしてあったが、今回も買わずに済みそうな感じだ。

2014年2月1日土曜日

端布専用箱

 先日、イトーヨーカドーにある無料Wi-Fiを試すため、ノートパソコンをバッグに入れて持ちだしたが、以前にキルト端布で作ったケースが、どうもしっくりこない。生地に余裕がなく、サイズがぎりぎりなので、極端に出し入れがしづらいのだ。蓋や持ち手がないのも不便である。
 何か代りになる生地はないかと、居間のベンチ下に造付けしてある収納引出しの中を漁ってみた。引出しは3つあるが、右端の引出しは端布専用である。


 妻が結婚前に買い込んだ古い生地を始め、結婚後の40年ほどで作ったさまざまな手作り品の余り布、傷んでボツにした古いズボンやスカートで、部分的に使えそうなものなど、いろいろ入っている。
 処分する前に外した各種ファスナーや止め金具もまとめてビニール袋に入れてあり、その他各種作業着などもある雑多な箱である。
 何かDIYのアイデアが閃いたときなど、この箱を引っ張りだしてあれこれ見繕ううち、思いがけず形になることもよくある。新しいモノは何もないが、私にすれば宝箱のような存在。

 最近、中のモノがあふれ始めてきたので、今日はもはや不要と思われる端布類を思い切って多数処分した。市の指定ゴミ袋10Lがいっぱいになった。端布にも時に断捨離は必要である。
 当初の目的だったノーパソ布ケース用の生地、いくつか候補が見つかったが、どうやら昨年ボツにしたコーデュロイのズボン生地が使えそうな感じだ。
 太ももから下の部分で傷みの少ないほうを片方だけとってあったが、それがノーパソにぴったり。厚手であることもケース向き。これに関しては、実際に作り始める明日以降に。