2012年4月30日月曜日

偶数月末

 気温が一気に上がり、今年最初の夏日となった。つい先日まで暖房を点け、湯タンポを抱えて寝ていたのがウソのよう。近所の空地では水仙の花がいっせいに開いた。

 偶数月の月末なので、家に5ヶ所貼ってあるカレンダーを全てめくって新しい月に換えた。毎月めくるカレンダーは仕事部屋の1ヶ所のみで、他はすべて2ヶ月ごとにめくるスタイル。なので、偶数月の末は気持ちが切り替わった気になる。たかがカレンダーだが、日常生活での大事な気分転換アイテムだ。


 午後から森のコンサートでギター伴奏を務めるソプラノ歌手のMさん宅に行き、2度目の音合せ。13時半から始め、休憩を含めて延々17時までやった。
 ひとつの曲に20~30分かけてじっくりやるので、時間がかかる。言われるままに粘り強く対応したが、「納得できるまでやる」というプロの姿勢を垣間見た。
 だいたいOKが出たが、Mさん自身が初めて歌う曲だったり、長いブランクのある曲が多く、万全を期して前日にもう一度練習したい、と言われた。
 正直に書くと、長時間修正を重ねつつ反復練習した直後だったので、かなり気持ちが萎えた。大枠だけ決めておき、あとは場に応じたアドリブで進める私のやり方とは全く異なる。しかし、フォークギターとのコラボは初めてという事情をおもんばかり、時間限定でお受けすることにした。

「たとえボランティアでも、決して手は抜きません」との帰り際の言葉に、プロとしての立場の厳しさを知った。まあ、これもよい経験であろう。

2012年4月29日日曜日

蘇る旧交

 先日作ったフキノトウ味噌がなくなったのを見計らうように、周辺空地でフキの葉が開き始めた。さっそく採って、いつものようにフキの佃煮を作る。
 もう何年もこの時期にやっていることなので、レシピなしでやったが、茹でたあとに漬けておく時間が少し長すぎた感じで、やや柔らかめの仕上がり。フキの佃煮は毎年数回作るが、いつも初回は茹で過ぎてしまう。それでも酒のアテとしては充分食べられるが。


 GW前半の中日だが、天気がはっきりしない。午後から学生時代の友人宅に行く約束があり、仮に雨となってもあまり問題なかった。
 サークルの弓道部で4年間苦楽を共にした友人だが、定年後に首都圏から故郷である北海道に、つい最近Uターンしてきた。札幌近郊に戸建住宅を以前から所有していて、ずっと人に貸していたが、ようやく自分たちが暮らせる運びとなったらしい。
 本人とは20年ぶりほど、奥様とは実に40年ぶりの再会である。しかし、夫婦とも互いに若い頃から既知の仲なので、今日は休暇で家にいた妻も連れていった。

 友人は雇用延長でまだ働いているそうだが、以前に比べて仕事量はめっきり減ったとか。失われてはいたけれども、心のどこかではつながっていた気がする20年、40年の月日を埋めるように、そして懐かしむように時間が過ぎていった。
 生きていると思い通りにはならないことも多々あるが、それでもやっぱり生きていて良かったじゃないか。そんな思いを互いに確かめ合った得難いひとときだった。

2012年4月28日土曜日

ハイな頭

 昨日Mさんと間近で音合わせをしてみて関心したのは、1曲ごとにテンポや音量、キーに関して意見を求めてきたこと。「歌に合わせて欲しい」という基本路線はあるが、一人の歌い手として聴き手として、私を尊重してくれているのだ。
 求められれば、率直に意見を言う。ではそうしましょうかと、歌いながら少しずつ形が変わってゆく。よりよいものを作り上げようとする強い意思と謙虚な姿勢をそこに感じた。非常に心地よく、貴重な体験である。

 結果として一介のアマチュアがコラボさせていただくことになったのは、なぜか自然の流れのように感じた。
 昨夜はまるで自分の自主企画ライブを終えた当夜のように、頭がハイな状態に陥り、明け方までよく寝つけなかった。たまにはこんな日も悪くない。


 午後から昨日暫定的に決まった6曲の譜面を入力し直す。4曲はストックがあるが、キーが全く異なるので、Mさん専用に作り直した。「森へ行きましょう」と「エーデルワイス」はいつものようにネットから各種情報を得る。
 同時に、手帳にメモしてあった曲のテンポや伴奏に関する留意点も記入。「おおブレネリ」ではサビに移る直前に極端にテンポを落とし、さらにサビの冒頭部を無伴奏とすることを要求された。

 なぜそんなことをするのか、自分で歌ってみると分かる。ボーカルの魅力を際立たせようとすると、自然にそうなる。伴奏は単なる脇役、引立て役に過ぎない。
 この手法は「故郷」でも同じだった。一小節ごとにテンポが波のように揺れながら変わる。伴奏者は呼吸だけでそれに合わせる。シャンソンでしばしば用いる手法だが、Mさん自身はシャンソンを歌った経験がないそうだ。
 ともかくも伴奏は合わせることができた。数年前からシャンソンを歌い始めたことが思わぬ場面で役だった。

2012年4月27日金曜日

自由に歌いたい

 GW直前の週末と月末とが重なり、気ぜわしい一日を過ごした。午後から森のコンサートの打合せに出かけるので、午前中は雑務に専念。電子譜面の入っている中華Padの充電をセットしたあと、まずはATMから郵便局へと回り、来月分の食費を下ろし、同時に簡易保険のまとめ払いを済ませる。
 夕方に母の暮らす施設にも行く予定なので、スーパーでお土産のルックチョコも買う。ガソリンを入れ、夏タイヤの空気圧調整も済ませたい。

 ふと時計を見ると、12時が迫っている。午後の打合せはちょっと遠い場所なので、あわてて家に駆け戻る。
 昼食の盛りそばを作りつつ、同時進行でギターや譜面、PAをパッキングする。本当は歌の練習もしたかったが、あまり必要ない気もしたので、結局そのまま出発。Mさん宅には5分ほど遅れて着いた。


 Mさんはプロのソプラノ歌手で、地元の交響楽団、札響ともソリストとして共演している。クラッシク歌手としては珍しく、自ら作詞作曲も手がけ、あの日本作詩大賞新人賞にも入選している。

 つまり、あらゆる面で格が違う方で、今日お会いしたのは仲介に立った発起人の顔を立てると同時に、私の実績と力を率直にお話しし、伴奏そのものを辞退することだった。
 話すうち、Mさんにも事情があったことを知る。プロであっても今回は完全ボランティアで臨むつもりでいたこと。普段はプロのピアノ伴奏を頼むが、完全ボランティアで引き受けてくれる人は皆無であること。無伴奏では歌えないこと、弾語りはできないこと、等々…。

 Mさんは私のことを村治佳織のようなクラシックギターの弾き手だと思い込んでいたようだ。やはり行き違いである。この時点で話し合いは決裂で、あとは別の伴奏者を探していただくか、それが無理なら参加そのものを辞退ですね。そこまで話が進んだ。
 しかしせっかくなので、私の予定曲を少し歌ってみましょうか、あくまでフォークがルーツの歌唱ですけども、と前置きし、ギターを取り出して「カントリーロード」と「野ばら」を続けて歌った。(PAなしの生歌)
 するとMさんの様子が少し変わり、とっても軽い「野ばら」ですね、などと言いつつ、「浜辺の歌」は歌えますか?と尋ねてきた。「浜辺の歌」は譜面なしで歌える。いつものキーで歌い始めると、途中からMさんも一緒に歌い出した。高いが、力強い歌唱である。圧倒される。
 もっとキーを高くできますか?と問うので、転調しつつ同時にカポでも調整。音を探るうち、MさんのキーがAであることを知る。私は普段Eで歌っているので、相当高い。一緒に歌えなくもないが、サビの部分がギリギリ。伴奏はシンプルな普通のアルペジオだが、力強いMさんの歌唱には不思議にマッチする。まずまずの出来と思えた。

 Mさんが別の資料を持ちだしてきて、「おおブレネリ」は弾けますか?と問う。うまい具合に私のレパートリーである。中華Padを取り出して検索。ほどなく譜面が見つかって、ここからギターにPAをつないで本格的に合わせる流れになった。
「おおブレネリ」もカポだけではとてもキー調整ができず、その場で転調しながら弾き続けるしかなかった。Mさんからはテンポや音量に関する細かい注文が次々と飛び出す。
「私の歌のペースにギターを全面的に合わせて欲しい」それがMさんの希望だった。
 その後、同じ調子で「ピクニック」「森へ行きましょう」「エーデルワイス」「故郷」と続く。(当日はこどもの日企画なので、子供を意識した選曲)「森へ行きましょう」「エーデルワイス」はレパートリーになく、勘だけで伴奏をつけたが、なかなかいい感じにおさまった。
 ふと気がつくと6曲を歌い終え、2時間近くが経過している。最後に「私の伴奏でよいのでしょうか?」と再確認すると、ぜひお願いします、とのこと。ただし、当日までにもう一度今日の6曲を一緒に練習したい、それが条件であった。

「クラシックとフォークのコラボと今回は考えます」とMさんは言ってくれた。普段はピアノやオーケストラの伴奏が多く、フォークギターで歌った経験はないという。被災地支援ということで、辞退という結果だけは避けたかったふしがある。だから、つたない私の伴奏にも譲歩してくださった。比較的平易な曲を選んでもくれたのだ。

 終了後の雑談で、「どんなふうに歌いたいと思っていらっしゃいますか?」と少し不躾な質問をしてみた。実績あるプロ歌手がノーギャラで歌うこと自体が不思議でならなかった。
 するとMさんは、「自由に歌いたいといつも思っています。既成概念にしばられることなく…」。意気に感じる場であればノーギャラでも歌いますよ、とも。この言葉にちょっとシビれた。いい出会いを感じた。

2012年4月26日木曜日

電気自動車の未来

 一昨日都心で利用した駐車場に、写真のような珍しい看板を発見。「障害者優先」「高齢者優先」はこれまでもあったが、「電気自動車優先」には初めて遭遇した。
 公共駐車場ではなく、ごく普通の全国チェーン駐車場である。緑色の箱にはコンセントが装備されているらしく、管理人室にゆけば何らかの手段で電気自動車の充電が可能らしい。


 これも時代のニーズなのかと、しばし感慨にふけったが、原発事故が発端で原発が次々と停止に追い込まれ、まもなく稼働ゼロ状態に陥るのは時間の問題。節電が叫ばれる世情のなかで、電気をエネルギー源とする電気自動車が、果たして時代の最先端を走っているのか、はたまたとんだ時代のお荷物なのか、その位置づけがよく分からなくなってくる。

 以前にふれたが、水藻を使って石油を生み出す技術が日本で確立された場合、現状のガソリン車が最も省エネで地球にも優しい存在にとって変わるのは確実。電気そのものが消えることはないが、発電の主力は水藻石油を使った火力発電となるだろう。
 エネルギーロスを考慮すると、効率的なのはやはり電気自動車よりガソリン車ではないだろうか。私が生きているうちにそんな時代がくるかどうかは分からないが。
 朝早くに電話があって、GWに参加予定の「森のコンサート」に関し、難しい要望が発起人(主催者)から出た。私が歌うほかに、とある方のギター伴奏もやっていただけないか、とのこと。
 発起人とはまだ直接お会いしてなく、私を過大評価しているように思える。自分の歌ならともかく、人様の歌を伴奏するほどの力量はない。しかもその歌い手が輝かしい実績のある方。とても私の出る幕ではないが、電話で押し問答を続けても仕方がなく、ともかく明日その歌い手の方にお会いすることにした。
 直にギターを聴いていただければ、先方も理解してくれるだろう。音程チェックとして最初の音出しだけ協力する。そのあたりが落とし所か。

2012年4月24日火曜日

懐かしい味

 都心のホテル、ロイトン札幌内にある写真スタジオで使えるというチケットが息子から送られてきた。期限が4月末日とあまりない。ちょっと迷ったが、せっかくの好意なので、葬式写真にはなるかと、利用することにした。
 事前に電話予約をし、正装ではなく、ラフな普段着で写してもらうことに決定。夫婦二人だけでプロ写真家に写してもらうこと自体が結婚式以来。
「姿勢が傾いている」だとか、「表情が硬い」などとさんざ駄目を出されつつ10枚ほど写したが、使うのはたった1枚のみである。

「どれがいいでしょう」と提示されたのはラストの3枚のみ。その前に写した分は要するに肩慣らしのようなものだったらしく、選択候補からは外されていた。
 ちょっと迷って結局は妻にゲタをあずけ、ラストの1枚に決定。カメラマンが無理に笑わせた写真は妻も私もOKを出さなかった。二人とも根が真面目なのである。


 予約していったせいか、15分ほどで撮影終了。その後、近くの丸井デパートに行く。今朝の新聞にバーゲンのチラシが入っていて、創業140周年記念セールだそうな。
 妻は夏用の通勤バックがお目当てで、私は妻の指示で地下1階の名物、とうまん売り場に向かう。こちらも創業60周年記念だという。50年前の小学生のときによく食べたが、作る器械は当時と全く変わらぬオートマチック式で驚いた。

 限定60パックの安売り記念セットは売切れていたが、1個42円の通常価格品を12個買う。家に戻ってさっそく食べたが、上品な白あんの味は創業時と少しも変わってなかった。
 50年前の定価は1個7円。価格は約6倍になったが、大卒初任給が2万円弱の時代だったから、そんなものだろう。懐かしい味で懐かしい思いにしばしふけった。

2012年4月23日月曜日

自費制作CD

 地域センターでのコンサートに出演した際に声をかけてくれたKさんから連絡があり、かねてから友人のTさんが手がけていたオリジナルCDがようやく完成したので、届けたいという。完成のあかつきには1枚買う約束を以前からしていたので、さっそく来ていただいた。
 9曲入りの立派なCDで1,500円。デモ版の段階で一度聴いていたが、すべて土の匂いのする懐かしい曲調である。Tさんは私より少し下だが、いわゆるフォーク世代。長年の夢が叶ったそうで、喜ばしい。

 プロデュースはKさんの知り合いであるプロ歌手の方。いろいろ行き違いもあったらしく、完成まで7ヶ月もの長い期間を経た難産であったとか。かかった費用も私にとっては驚くような額で、本を1冊出すのもCDを1枚出すのも、いざ自費でとなると生半可な覚悟ではやれないなと、つくづく思った。


 私の場合はライブ版が主で、演奏と歌はもちろん、録音から編集、CDラベルのデザインまで全て一人でやってしまう自力CDだから、仮に作っても費用は1枚100円程度。自主企画ライブそのものをやる予定がいまのところなく、つまりはCDを作る機会も当分はないことになる。
 YouTubeに代表されるネットを介した音源配信にも最近は意欲が湧かず、しばらくは1回こっきりの消え物ストリートライブが音楽活動の中心になりそうな気配。そのときそのときに気持ちが動く活動をこれまで続けてきたので、それでいいのです。

2012年4月22日日曜日

心の文鎮

 長年親の介護を続け、無事に見送ってようやく肩の荷が降りたはずの知人が、何だか元気がない。何をするにもいまひとつ気力が湧かず、体調も優れないという。
 病院に行ってはみたが、特に悪いところはなく、とりあえず対症療法として胃薬などもらってきたという。

 ずっと面倒をみてきた子供が家を離れて一本立ちしたとたん、心身に支障きたす母親がよくいると聞くが、同じ現象がときに子供のみならず、親の死によっても起きることがあるらしい。
 ある種の「空の巣症候群」とも言えるが、何も心配事がないのが最高の健康状態、ということに必ずしもならないのが人間のやっかいなところだ。ひとつふたつの気がかりが片隅にあってこそ、それが重しになって心身が安定する。どうやらそんな現象も確かにあるようだ。
 幸いなのかどうかは分からないが、3人の我が子を家から巣立たせ、その後父親も見とった私には安堵感こそあったが、この種の喪失感や空虚感とは無縁だった。妻もまた同じである。
 しかし、人間ときに心の重しは必要なのだろう。糸が切れた凧はあてもなく空を漂い、文鎮のない紙もまた風が吹けば果てなく空を舞う。少しの気がかりがある身を幸いと捉えるべきか。

2012年4月20日金曜日

タオルでストール

 仕事が休みの妻は午前中に眼科に出かけて留守。以前に手術した眼の定期健診である。異常があってもなくても、半年に一度は通う。昼近くに戻ったら、今度はしばらく行ってない皮膚科に午後から行きましょうか、との話になる。
 いつも行く総合病院内の皮膚科は週に3回しかやってないが、調べてみたら今日はたまたまやっている。単なる水虫の治療だが、陽気もいいので、この際全部まとめて済ませるかと、車で出かけた。

 同じ病院の売店で、私は普段使っている歯ブラシを買う。1本357円もする特殊な品だが、なかなかよく汚れが落ちる。これを年に4本使うが、今回は忙しさにかまけて少し間が空いた。


 自宅から少し離れた街区なので、診察終了後、しばらくぶりに商店街を散策。シーツのストックが少なめになったので、手頃な品をひとつ補充する。タオル地で999円とリーズナブル。その後100円ショップや手芸用品店をまわり、ライブ用のストール(薄手のマフラー)に使えそうな生地はないかと探す。
 前回のストリートライブで集客がいまいちだった理由のひとつが、赤系の衣装をどこにも使わなかったせいでは?と実は思っていて、妻からは「そんなことはないでしょ」と一蹴されていたが、手っ取り早いのが赤系のストールを首に巻くことだった。
 本格的なストールは高いので最初から買う気はなく、ねらいは代替品。端布やタオル、手ぬぐいなども候補に入れたが、どれもいまひとつ。
 最後に行った100円ショップ・キャンドウで、柿色のスポーツタオルを発見する。幅20センチで長さ110センチ。価格はもちろん、色も素材感も長さも実に手頃。使えなくてもトイレのお手ふきに転用可能なので、すぐに買った。

 家に戻ってさっそく試着したみたが、春秋用のベージュのハンチングにもよく合う。「鰯の頭も信心から」というヤツで、次回のライブにはさっそくこれを巻いて歌うとしよう。

2012年4月19日木曜日

パキラの土換え

 このところずっとマライア・キャリーの「Without You」という洋楽の訳詞に取り組んでいる。きっかけはNHKで放送されていた「アンジェラ・アキのSONG BOOK」という音楽番組。
 アンジェラ・アキが先生役となって英語の歌詞を日本語に訳すという切り口だが、その最終回で取り上げられていたのがこの曲だった。曲自体は以前から知っていたが、ふっと自分でも久しぶりに訳詞をやってみる気になった。

 番組内では素人の参加者が実に自由なスタイルで訳していたが、私のスタンスは原詩になるべく忠実な世界観を構築すること。一部参考にはしたが、番組でやっていた訳詞とはかなり異なる内容である。
 ほぼイメージ通りに完成し、歌い込みながら微修正をしている真っ最中。「君がいなけりゃ、生きていけないよ」という単純明快なラブソングだが、名曲であることは間違いない。


 放置してあった懸案事項のうち、弱っているパキラの土換えをようやく実施した。ネット上にあるマニュアルでは、「観葉植物の土換えは5~7月に」などとあるが、そこまで待っていては枯れてしまう。
 弱り始めたのが寒くなり始める昨年秋あたりからで、時期が悪かった。底から根が一部飛び出していて、どうやら「根づまり」という状態のようだ。2つあるうち、まずは廃棄してもいい最悪状態の鉢を手当てしてみることにした。

 鉢から抜いて傷んだ根を切り捨て、古い土も大半を取り払って新しい土に交換。根の負担を軽減するべく、葉の多くも切り捨てた。挿し木と同じ要領で、葉をゼロにしてはいけないはず。
 一度もやったことがないので、手探りで進めざるを得ない。もうひとつ残っているパキラは割と状態がよく、今回の措置の様子をみてどうするか決めるとしよう。

2012年4月16日月曜日

用紙カスタマイズ

 電子譜面に使っている中華Padの画面サイズが1024x600と横長であることは以前にふれたが、ふと思いついて現状のA4サイズ譜面の用紙設定を少し横長にカスタマイズしてpdf変換してみた。
 すると、中華Padの画面にうまく収まる。今日はその電子譜面で歌ってみたが、文字が大きくなって歌いやすい。調べてみたら、従来より10%ほど大きく表示されていた。


 理論的には横サイズをA4と同じ297ミリとした場合、縦方向を175ミリにすれば全く同じ比率になってより見やすくなるはず。今日は練習後に譜面ファイルのレイアウトを横長にするべく、歌詞やコードの配置変更をやった。
 ぎりぎりまで縦寸法を削った結果、現状より20%近く拡大表示させることに成功。実戦で曲ごとの拡大調整を全くせずに歌える可能性が高まった。曲間のさらなる短縮にむけての明るい材料である。
 自宅周辺の雪がかなり少なくなり、積雪ゼロも近い。気分転換に机上にいつも置いてある練習用のギターグッズ入れをカエルの茶碗に変えてみた。
 以前に妻が買ってくれたものだが、小さすぎるので単なる置物にしてあった。しかし、この用途なら使える。ケロケロ。

2012年4月15日日曜日

寿命が延びる

 日曜だが、明日が締切の仕事に終日打ち込む。苦手な室内パースだが、前回納めた分がなぜか好評らしい。このご時世に依頼がくるだけでもありがたいと思わなくては。

 夕方までにだいたい終わる。まだ本番前の段階だが、ある程度のグレードに仕上げておかないと、先方のOKは出にくいという図式。どのようなプレゼンでも似た傾向にあるだろう。「だいたいでいいから」という言葉に乗ってしまうと、こじれるのが常。「だいたい」=「ほぼ完成形」と思っていたほうが身のためである。


 このところ陽気がよく、雪がずんずん解けて毎日10センチは積雪量が減る。札幌都心ではとうにゼロだが、北端にある我が家では日陰にはまだ大量の雪が残っている。それでも直近のアメダス値で40センチまで減った。
 周辺空地ではいっせいにフキノトウが芽を出し始めたので、この時期だけの春の恵みであるフキノトウ味噌を作るべく、周辺空地を散策して蕾状態のフキノトウを7個採取した。

 外側の皮をとり、すぐに茹でて水にさらす。以降の調理はいつものように妻がやってくれた。さっそく晩酌のアテとしていただく。ほろ苦い春の香りである。芽をふいたばかりの山菜には、薬や栽培野菜では決して得られない薬効があると聞いた。
 まあ、そんな打算的な考えは置いておいても単純に美味しく、寿命が延びるような気分にはなれるのだ。

2012年4月14日土曜日

チカチカリクエスト

 振り出しに戻った感のチカチカパフォーマンスだが、頭を冷やして2日考えたすえ、いくつかの修正・妥協案を思いついた。
 まずはステージの位置。3組のパフォーマーのうち、横壁を背にして演じたのは私だけで、他の2組は通りに向かって演ずるという正攻法スタイルだった。パフォーマーが一人ならやり方は自由だが、3組が入れ替わって演ずる場合、ステージ位置は統一したほうがいいように思えてきた。
 次回以降、同じように数組の共演となった場合、ステージ位置は他の方に合わせてみようと思う。

 時間に関しては、共演の場合は設営から退出までを含めて30分、という暗黙の了解があるようだ。となると構成は固定したまま、8~9曲のセットを2つ用意するか、全く同じセットを時間を空けて2度歌う、という選択になる。
 以前のように別ジャンルを2種類歌うスタイルは避けたいと思う。同じセットを繰り返すかどうかは、その場の空気次第となりそう。


 電子譜面が使えることが分かったので、その効果を最大限に活かすべく、途中でリクエストに応ずるスタイルをとろうかと模索中。これまで「楽譜がありません」と拒否してきたが、電子譜面の採用でその問題は解決された。
 レパートリーに入ってさえいれば、たいていの曲はその場で即歌えそうな気もする。不意のリクエストに備えての電子譜面だったが、逆にそれを積極的に利用しようというもの。いにしえの流しのような手法になるが、ジャグリングの方たちが客とうまくコミュニケーションをとりつつ進めているのを見て思いついた。
 やるかやらないかは、こちらも場の空気次第か。しかし、新境地開拓となるのは確実。気持ちの動くアイデアである。
 エッセイが連載中の雑誌、「オトン O.tone」の最新号が出版社から送られてきた。今月号には、かって子供が大人用の自転車に乗るための変則技だった「三角乗り」について書いた。雪解けにふさわしい内容である。機会があれば、ぜひ目を通してください。(680円)

2012年4月12日木曜日

大きな状況の変化

 新年度初めて、通算10度目となるチカチカパフォーマンスを実施。事務局からのスケジュール告知と小旅行が重なり、希望する平日昼間のエントリーに遅れをとった。どうにか確保した枠は遅めの16~17時。しかも過去に例のない3組のパフォーマーによる共演である。
 第2期オーディションで登録メンバーが倍近くに増え、相対的に場所や時間帯の競争率が高くなった。間隔がしばし空いたこともあり、漠然とした不安を抱えて会場へと向かった。

 会場到着は15時20分。他のパフォーマーと簡単な打合せをする。調整の結果、私の開始時間は15時50分からとなり、演奏も普段より短い40分間ということになった。


 15時25分からジャグリング弥勒さんのステージ開始。キャリアのあるプロの方なので、場のさばきは巧み。あっという間に20人を越える人を集めた。横から眺めながら準備を進めつつ、予定していた16曲のうち、削る曲の検討をする。
 この日は初めて中華Padによる電子譜面を使うつもりで、直前まで充電して家を出たが、1時間以上経過していたにも関わらず、問題なく起動した。

 15時45分に弥勒さんのステージが終了。私のステージはいつものように通りに直角な横壁。通りに向かってステージを設定した弥勒さんとは完全に独立している。時間ロスを最小にするべく、ただちに歌い始めた。
 この日はシャンソン&クラシックを中心に、結果として以下の12曲を35分間で歌った。

「想い出のソレンツァラ」「パダン・パダン」「サンタルチア」「サン・トワ・マミー」「ラ・メール」「ベサメ・ムーチョ」「野ばら」「蘇州夜曲」「河は呼んでいる」「モルダウの流れ」「優しき光(オリジナル歌詞)」「ケ・セラ・セラ」
 場に少し残っていたジャグリング見物の客は、私が歌い始めても全く関心を示さず、全員が姿を消した。始めた直後はステージ準備をするトイシアターのお二人が場に居合わせるだけだった。
 2曲目あたりから少しずつ人が集まってきて、歌い進むうち、じわじわと10人ほどに達した。まずは順調な滑り出しである。これまでなら、そのまま人がどんどん増えてくるはずだった。ところが、その思惑は見事に外れた。

 5曲目の「ラ・メール」で人が逆に引き始めたのだ。喉の調子は悪くない。理由が分からないまま歌い続けたが、その後も人が増える気配はなく、最後の数曲を熱心に聴き届けてくださったのは、顔見知りのNさんとHさん、そして準備を終えたトイシアターのお二人だけ、といった状況である。


 予定より5分早く、16時20分にステージ終了。1曲に要した時間は曲間を含めても3分弱で、かなり効率よく進められた。
 心配していた電子譜面台の操作はスムーズで快適だった。曲間ロスを最小限にできた大きな要因である。ページめくりは瞬時。曲ごとのサイズ調整(拡大)に若干の時間を要するが、大きな問題ではない。リスクを避け、予定曲分の印刷譜面は念のため持参したが、登場する場面はなかった。

 今後、どのライブでも電子譜面が使える見通しがついたが、この日最大の収穫はもしかするとこれだったかもしれない。
 初披露の曲は「モルダウの流れ」と「優しき光」。少ない聴き手にも確かな反応があったと思う。聴き手が多かろうが少なかろうが、やるべきことはきちんとやった。
 ラストのトイシアターさんのステージをひとり見届ける。こちらも実績あるプロの方なので、場のさばきは巧みで技も確か。誰もいない場にじょじょに人を導く手法など、参考になった。
 終了後にしばし情報交換をしたが、16~17時半は大道芸人にとって魔の時間帯なのだとトイシアターさんは言う。人々が帰宅を急ぎ始める時間帯だからで、いつも早い時間に終わらせてしまう私にとって、初めて聞く話。なるほどと納得した。
 さらにこの日は、階段を降りて通りに立った瞬間、(人が集まらない…)という悪い空気感を感じたそう。私には多いと見えた客も、いつもの半分程度だったとか。

 パフォーマーの増加で、今後はこれまでのように自由なステージはやれない可能性が高く、1ステージ30分程度の以前のスタイルに戻さざるを得ないかもしれない。開始時間を厳密に告知することも難しくなりそうだ。
 固まったと思っていたチカチカパフォーマンス、大きな状況の変化に対応する必要に迫られている。

2012年4月11日水曜日

微修正の日

 先週末の小旅行は薄手のゆったりしたジーンズで行ったが、いつもズボンの左尻ポケットに入れるのが習慣の財布が、帰りの機内で知らぬうちに抜け落ちてしまった。
 幸い、後から降りた妻が気づいて事なきを得たが、ポケットに蓋やボタンのないジーンズ系のズボンを旅ではくのは要注意であると知った。
(チノパン系のズボンにはすべて左尻ポケットにボタンがついているので、問題にならない)

 今後も小旅行の機会は多いと思われ、車でも飛行機でも列車やバスでも、必ず椅子に座ったり立ったりのシーンがある。手は気づいたうちに早めに打つべきで、汎用性の高いそのジーンズに、今日は蓋となるボタンをつけた。


 本来ジーンズのポケットには蓋をつける仕組みになっていないが、そんな建前論はこの際無視しよう。多数あるストックからジーンズ向きのボタンをまずチョイス。これをポケットの外側に糸で縫いつけ、ポケット内側に色のマッチする手頃なヒモをミシンでループ状に縫いつけた。
 マジックテープやホック式の止めボタンでもよいが、写真のようにポケットが浅いので、外側からヒモで閉じる手法が最適。ジーンズ系ズボンが他に3本あるので、いずれ同様の措置をする必要があるかもしれない。
 いつもライブのときに使っているカシオの腕時計が極端に遅れるようになった。どうやら電池の寿命らしい。以前に自分で電池交換をした時計だが、時期と手法が気になって自分のブログの検索機能を使って調べてみたら、およそ1年半前であることが判明。
 2個で105円の電池だが、よく持った。ブログに書かれた手法を見ながら、残っていた1個の電池に交換。長く記録していると、自分のブログも確かに備忘録として役立つ。

2012年4月8日日曜日

旅行に中華Pad

 週末を使って小旅行に出かけたが、滞在したホテルや行き帰りのちょっとした空き時間を利用し、初めて中華Pad(タブレットPC)を外に持ちだして本格的に使ってみた。
 心配していたバッテリは満充電して出発し、途中で予め保存してある本を読んだりゲームをしたりして1~2時間使ったが、充電なしで8~10時間は持った。
 移動中や滞在先での中華Padは思っていたよりも使い勝手がよく、なかなか快適である。特に電子化された本を読むのは、紙の本より文字が大きくて読みやすい。新しい発見だった。


 滞在したホテルには机の上に2個のコンセントとLANアダプターが埋め込んであり、不自由なくインターネットができた。LANケーブルは持参したものを使ったが、ホテルの部屋にも備え付けがあり、不便のない環境が整っている。
 あとから知ったが、無線LANルータはもちろん、ノートパソコンさえも身分証を提示すれば貸してくれるらしい。ホテル業界でのインターネット環境は、いまや「あって当たり前」の必須設備になっているようだ。

2012年4月7日土曜日

古希式

 先日のNHKテレビで「離婚式」なる不思議な番組を見た。事実に基づく内容をドラマ仕立てにしたとかで、熟年者のそれかと思ったが、主人公は若い男女。意味がよく理解できないのであまり真面目に観てはいないが、最近増えつつあるのだという。
 たいしたお金はかけず、要は「私ら離婚しました」と、親しい友人知人に告知するパーティーのようなもので、今風のイベントであることは確か。ケジメとしては悪くない気もする。

 妻と番組内容についてあれこれ話すうち、「私らも人生の節目で何らかのイベントをやりましょうかね」という話になった。結婚式と銀婚式は無事に終わらせ、還暦イベントも全国から子供たちを招いて自主企画で2年前に済ませたばかり。
 さて次なる節目は?と考えたが、「離婚式」はひとまずご遠慮願うとしても、金婚式までにはしばしの間があり、そもそもそこまで命が持つかどうかが問題だ。


「全国の子供たちを招いて家族会に準じたイベント」となると、やはり還暦イベントに近いものがよろしい。つまりは、二人が同時に70歳になる7年後の「古希」がそれ。
 プロジェクター等を使って二人の70年に及ぶ足跡をスライドショーで表現し、家族で順にちょっとした出し物をやる。場所は借りてもよいが、こじんまりと自宅でやるのも安上がりで帰る面倒もない。
 この案を出すと「いい考えね」と妻が乗ってきた。問題はそれまで命をどうつなぎ、妻との関係を良好に維持し続けられるかどうかだ。しかし、生きる目標としては悪くない。家族の絆を確かめられるという利点もある。
 人生、一寸先は闇だが、せいぜい健康に留意しつつ、粛々と日々を過ごすことにしよう。来るべき「古希式」にむけて。

2012年4月6日金曜日

友達がいなくなった

 最近あるライブイベントで、長渕剛の「友達がいなくなっちゃった」という歌を聴いた。参加したメンバーの一人が歌ってくれたが。これが目からウロコの強烈なメッセージソング。
 1990年発売の「JEEP」というアルバムに入っていて、長渕34歳ころの作品と思われる。著作権の関係で歌詞は掲載できないが、ネットで閲覧可能。


 内容は高校時代のワル仲間と16年ぶりに出会い、同じ場所で朝まで語り合うのだが、主人公(おそらくは長渕自身)の心に流れるのは昔の関係には戻れない乖離感、寂寥感である。「友達と思っていた奴らが、いつの間にか自分から遥か遠い場所に行ってしまった…」そんな諸行無常の世界感がこの歌には流れてる。
 しかし、主人公はへこたれない。「オイラ、寂しくなんかないぜ」「仲良しクラブはごめんさ」と、すっぱり切り捨てる。ここが聞いていて非常に小気味良い。
「自分の理解者はこの世に一人いればよい」とかねてから思っていて、それは我が伴侶であれば最高なのだが、それとて時にはアヤシイものだ。だから安易に「友達」「仲間」を吹聴する方々とは、相容れないものを感じてしまう。そんなに簡単にトモダチやナカマになんかなれませんよ、と。
 結局のところ、ヒトは孤独を噛み締めながら生き続けてゆく存在で、その凛とした覚悟がこの曲には漂っている。

 初めて聴いた曲だったが、人生の深淵に迫る名曲だと思う。

2012年4月5日木曜日

本業外収入

 午前中、何かの物音で目が覚めた。妻は勤めにでかけて不在。念のため階下に降りてみると、FAX用紙が山のように重なっている。FAXは届いても呼び出し音は鳴らない設定にしてあるが、用紙が排出されるわずかな音がする。どうやらその音だったようだ。
 久しぶりの仕事らしい。直後に携帯が鳴り、GWに使う資料とのこと。時間はあるが、もうそんな時期なのかと、一向に雪解けが進まない窓の外を見る。


 15時過ぎにエッセイを連載中の地元出版社から電話。先月号の原稿料を支払いたいので、請求書を送って欲しいとのこと。原稿料の入金方式は出版社によって微妙に違いがある。現金書留等で郵送されてくるケース、口座番号をFAXすれば振り込んでくれるケースなどさまざま。請求書方式は珍しく、おそらく初めての経験。
 普段、建築デザインの仕事で使っている請求書を大幅改変し、個人名の請求書に仕立てあげた。譜面ファイルと同じデータベースソフトを使っているので、連載中はずっとこれでいける。
 建築デザイン関連の仕事が停滞状態なので、原稿料や音楽関連の収入はたとえわずかでも、非常にありがたい。不意の出費が重なったときはなおさら。
 何やかやで、まだしばらくは食いつないでいけるだろうか。

2012年4月4日水曜日

段ボールタブレットケース

 梱包用の段ボールを再利用したタブレットPCケース&スタンドを試作中であることは一昨日のブログでふれた。その後使いながら微修正を加えているが、その進化の様子を記す。

 写真上は完成直後の様子。ケースの一部に折りたたみ式の板をボンドで固定し、使用時には立ててスタンド代わりになる仕組みだ。この時点で収納時に巻いて固定するヒモの始末はまだ決まってなく、単にケースの一部に穴を開けて通し、ボンドで固定しただけだった。
(ちなみに布テープはマイクスタンドケースを作ったときに洋品店で100円で買ったものだが、ケースを全面作り替えした際に不要となり、ほどいて保存してあったもの)


 写真中は布テープ端部にありあわせの金属板をボンド固定し、巻きつけた際に折り込んで固定しやすく改良したもの。私が学生時代に流行ったブックバンドの方式を真似たが、なかなか具合がいい。
 同じ写真で折りたたんだ状態のスタンドの様子が分かる。

 写真下は最新の状態で、反対側から撮ったもの。USBケーブルとACアダプタの端子が常に使えるよう、ずれ止め用リブの一部を切り欠いた。写真上で分かるが、このリブは左右と下の3方向につけるのが最も使い勝手がよい。
 下のリブがないと使用時にタブレットが滑り落ちてくる。収納時はこの下のリブだけを内側に折り込む。


 目下検討中なのが使用時にスタンドを固定する方法。写真下のようにスタンド板の下を通して一周し、フックで引っ掛けるとずれずに安定するが、やや作業が面倒という欠点がある。単純にスタンド内側に別のヒモをつけるほうがよいかもしれない。

 段ボールを使った製品は無印良品でも多数みられ、クラフト的な味が好きでいくつか持っている。今回はあくまでプロトタイプだが、構想としては今回の手法やデザインを基本にし、たとえばイラストボードで本体をまず作り、手作り本のハード表紙のように表面に色画用紙を貼り分ける方法がデザイン的には優れているかもしれない。
 当面は今回のケースを使うことにするが、試行錯誤はしばらく続く。

2012年4月2日月曜日

バッテリ問題に光明

 5V-2Aの高性能USBコンセントを新たに買った。(写真左下の黒い製品)これまでのは5V-1Aでウォークマンの充電や無線LANルータには充分だが、中華Pad充電にはやや非力。1ポートしかないので、充電中は無線LANが使えないという不便さがあった。

 いろいろ調べて、ヨドバシカメラ通販でポイントを使えば600円で入手可能なことを発見。昨夜それが届き、さっそく使ってみたが、さすがに完全放電してしまった中華Padには反応しなかった。しかし、ごくわずかでも充電量が残っていれば使える。
 充電速度は倍とまではいかず、ゼロから満充電まで3時間強といったところか。しかし、速いことは間違いない。現時点では完全放電になることがあるので、まだまだACアダプタを併用せざるを得ない。


 バッテリに異常のある中華Padに関し、買った店に先週末メールで問い合わせたが、その回答が今日届いた。当初の申し合せ通り、バッテリ異常は保証の対象外だが、送料のみ負担すれば中国本社に本体を送り、新品バッテリに交換してくれるとのことだ。
 費用はそれほどでもなく、考えようによっては、他店よりも安かった分がその送料負担で消える、といった感じだ。しかし、日本製タブレットPCやiPadでは考えられないことで、これが中華Padというものなのだろう。普通の神経の方にはとてもお勧めできない。

 バッテリ以外は特に問題がなく、現状でも満充電すればOFF状態で10時間は持続することが分かった。修理受付は4月下旬から開始とのことで、しばらくはダマシダマシ使ってゆくことにする。いずれにしてもバッテリ問題に一筋の光を見た。


 今日はその中華Padの持ち運び用ケースとスタンドを兼ねたものを段ボールで作った。宅配便などの箱できれいなものをいくつか捨てずにとってあるが、それらをカッターで適当に切り、現物に合わせて折ったり曲げたりするうち、割とまともなものができ上がった。

 市販品にはハードケースやソフトケース、キーボード付き、手帳方式など、さまざまな製品があふれている。ケースとスタンドを兼ねたものもある。しかし、どれもいまいちの印象で、私が好むクラフト的な味の製品は皆無。それならいっそ自分で作ろうか…、となった。
 素材が段ボールなので本体にもやさしく、しかもある程度の衝撃にも耐えてくれる。写真はまだ試行錯誤中の段階で、このあとさらに改良を加え、ほぼ満足できるものに仕上がった。完成品の様子は明日以降に。

2012年4月1日日曜日

おバカな企画

 19時から馴染みのカフェ「カエルヤ珈琲店」でエイプリルフールに合わせた企画「おバカなスライドショー!~ロンドンは甘くないよ」があり、かなり前から予約してあったので、直ったばかりの車で出かけた。
 店主のU子さんが昨年秋に友人と1週間のロンドン旅行に出かけた際の顛末を、数百枚のスライドショーで語るという企画。この店のウリのひとつが、毎月変わる企画もの。テーマに沿ったイベントが開催され、お店の飾りつけもその都度変わるので、遠方でも月に一度は顔を出したくなる。
 私自身も1月には「豆だらけ」という切り口での展開に、ガリ箱アーティストとして参加した経緯がある。今月はどうやらイギリス風の展開で臨むらしく、その皮切りが今夜のイベントだ。
 限定20席の店内は満席。予約ははやばやと埋まったらしい。男性は私を含めて4名。やはり旅好きは圧倒的に女性ということか。


(スライドショーだけで2時間も持つのだろうか…?)と当初は案じていた。しかし、いざ始まると随所に動画が入っていたり、「旅のチェックポイント」なるものが入っていたりで、飽きさせない工夫が上手にされていた。
 結果としてあっという間の2時間である。準備にはかなりの時間をさばいたと聞くから、つまりは企画力の勝利であろう。
 機材はマックのノートパソコンとエプソンのプロジェクターを使っていた。しゃべりは店主のU子さんだが、操作はときどき手伝いにくるマスター。息のあった二人三脚で進行はスムーズである。動画は単純に撮ったものだけでなく、BGMや画面転換効果などを使って編集もされていた。

 いつかどこかでスライドショーを使ったイベントをやりたいと思っているので、特に手法に関して非常に参考になった。ドリンク類のサービスは一切なく、絵葉書などのちょっとしたお土産がつくだけだが、1,000円の価値は確かにある。