2020年10月31日土曜日

大根干した

  2日前に近所のスーパーで漬物用大根を買った。最近は冬の間に食べきれず、今年は6月近くまで食べ続けた。漬かりすぎて塩辛くなり、水抜きしないと食べられない。味も落ちてしまう。
 例年は20本買って数本をオカズとして消費。残りをタクアンとして漬けていたが、今年は方針を変更し、半分の10本を買って全てタクアン漬けにすることにした。


 雨模様の日が続き、青空が広がった今日になってようやく干したが、数えてみると8本しかない。よく数えずに1袋買ってきたが、どうやら最初から8本入りだったらしい。どうりで850円と安いわけだ。
 それでも気を取り直し、いつものようにロープでしばってウッドデッキに干した。追加するかどうかは、今後の店頭価格次第。太いので、8本で構わない気もするが。
 好天に誘われ、先日交換を終えた換気フード類の微修正をする。既存の枠に対する収まりの修正で、基礎給気口は内枠を削ってより深く収め、台所換気フードは全周をコーキング処理した。
 同じく微修正した車庫の斜め雨樋は、その後の雨で正常に機能することを確認。外回り系のDIYで残っているのは、冬タイヤ交換くらいか。

2020年10月29日木曜日

雨水瓶

 実家の片づけで発生した不用品の大半はゴミとして処分したが、多少でも価値のありそうな品はリサイクル店で引き取ってもらい、捨てるに忍びない品はそのまま残してある。
 食卓イス、毛布の一部、籐製鏡、食器や工具の一部等々で、そのうちのひとつに、用途不明の水瓶があった。


 直径250×高さ250ほどで、容量は10L前後か。日本昔ばなしに出てくるような壺形で、古めかしい茶色。おそらくデザイン的処理で、一部に釉薬が垂れている。蓋は見つからなかった。
 何に使っていたのかはっきりしないが、味噌でも作ろうと考えたのか、あるいはぬか漬けにでも使っていたのか?

 リサイクル店に持ち込んでも、引取拒否か数十円の価値。色や形が面白く、傘立てにでもしようかと玄関横の軒下にひとまず置いたが、そのうち屋根からの雨水が自然に溜まって一杯になった。
 家庭菜園に代表される外仕事で、けっこう水を使う。土で汚れた鍬や移植コテの掃除、水性塗料を塗った刷毛の水洗い、採れたつまみ菜の土落とし等々。
 車庫内には散水栓も設置してあるが、水栓を地面下に埋設するタイプ。蓋をめくって引っ張り上げるのが、けっこう面倒だった。ちょっとした水仕事なら、瓶に溜まった雨水で事足りる。
 水が汚れると全部捨てるが、すぐにまた一杯になる。雪が降るまでは雨水瓶として置いておこう。

2020年10月28日水曜日

好天に恵まれ外仕事

 雨が降ったりやんだりの愚図ついた天気が一段落し、穏やかな好天に恵まれた。この機を逃してはならじと、たまっていた外仕事を順に片づける。

 最初に、先日新しくした車庫の斜め雨樋を修復した。完成後に何度か雨があり、おおむね機能したが、横樋から雨水を受ける上端の集水器部分に多少の問題があった。


 ポリカ波板を丸めてビス止めした角材がやや長すぎ、横樋からの雨水が角材上端にあたって一部が角材を伝って流れ落ちる。木材の腐食防止面で好ましくない。
 固定してあるビスをいったん外し、角材の上端部を6センチほど切断。さらに屋根材の余りをL型に加工して覆った。他の作業に追われ、通水テストはやれなかったが、次回の雨でチェックしたい。
 次に換気フードを2つ交換した。
 9月下旬から10月にかけ、計7ヶ所の換気フードを清掃&点検したが、そのうち清掃だけで済ませた物置側基礎給気口と台所用換気フードを、熟慮のすえに新しいものに交換することを決意。

 うまく内側にはまらずにコーキーングで固定したトイレ用換気フードはΦ100。対して、車庫側Φ150基礎給気口はぴったり収まった。
 メーカーの仕様を精査すると、既存のΦ150枠は内径が145.4ミリ。一般的なΦ150換気フードの外形は145ミリで0.4ミリの余裕があり、内側に隙間なく入る計算になる。
 これがΦ100の場合、枠内径が95.4ミリ。一般的なΦ100換気フードの外形が96ミリ。内径より0.6ミリ大きく、内枠を相当削らないと入っていかない。

交換後の物置側基礎給気口ガラリ
交換後の台所換気フード

 つまりΦ150仕様の換気フード類なら、既存の内枠にぴったり収まる可能性が高い。
 メーカー仕様を確認のうえ、物置側基礎給気口用としてΦ150ステンレス網付きガラリ「宇佐美工業 UK-SGN150S-DK」を1,760円で、台所用としてトライアルオリジナルのΦ150ステンレス丸形フードを1,518円でそれぞれ買った。

 これまでと同じ要領で既存の防風板とガラリ、防虫網を外し、邪魔になる固定ボルトは撤去。枠の内側を軽く研磨して押し込んだら、思惑通りピッタリ収まった。木をあてがって周囲をハンマーで軽く叩いて終了。
 防虫網は基礎給気口用が12メッシュと程よいが、台所用がこれまでと同じ16メッシュと細かい。油づまりの可能性はあるが、取り外しが楽になったのでよしとしたい。


 最後に、1階居間でときどき使う電源不要のポータブル灯油ストーブに給油する。特製の給油ポンプや脚立を使って屋外の490Lタンクから直接移すので、けっこうな手間がかかる。

 本来は停電時の防災用で、暖房ボイラを点けるまでもない寒さのときに短時間使う。効率はかなりよく、1回の給油で17時間持つ。
 赤い炎の色は悪くなく、ストーブ料理にも重宝。本格的な冬到来までのツナギ暖房ではあるが。

2020年10月26日月曜日

恐れず肺の精検

 先月末に近くの地区会館で肺のレントゲン検査を受けた。その結果が先週届き、「要胸部精検〜右上肺野」とある。要は肺に異常が見られるから精密検査を受けよ、との穏やかでない内容。

 肺のレントゲン検査は市の集団健診で毎年受けている。過去にも何度か異常が見つかっていたが、昨年が「治癒巣」、2017年と2015年が「胸膜肥厚(古い炎症の傷跡)」との診断。いずれも「わずかに所見あり」「精検不要」「要経過観察」との判定だった。
 精密検査の指示は今回が初めてで、判定してくれた札幌複十字総合健診センターに予約を入れた。

地下鉄の窓は全て開放中

 指定日が今日の13時30分、場所が札幌駅北口前エルプラザで無料駐車場はなく、途中のイオンに車を停めて同乗の妻は買物、私だけが地下鉄に乗って向かった。
 札幌の新型コロナ感染者が急増中で、今日も46名と過去最多記録を更新した。経路不明の患者も多く、人混みには極力出かけたくなかったが、肺ガンや結核も怖く、避けるわけにはいかない。
 昨秋交付された敬老パスを初めて使い、3年ぶりの地下鉄に恐る恐る乗った。乗車率は半分ほどで空いている。
 市の要望もあって、乗客のマスク装着率は100%。窓は全て10センチほど開放されていて、換気は充分。会話する人は皆無で、予想していたより感染リスクは低いように思えた。

 混雑を避けて札幌駅のひとつ前で降り、空いた道をセンターまで歩く。実は昨夜寝る前に椅子の角に右足中指を思い切りぶつけ、爪からの出血がなかなか止まらずにあせった。
 今朝も痛みは引かなかったが、ガーゼとテーピングでつま先を頑丈に固定。どうにか歩けた。10分ほどで着いて、ただちに受付。13時半ちょうどに診察室に呼ばれた。



 昨年のレントゲン写真に比べて白い部分がやや広がって見えるため、精密検査が必要と判断したと医師から説明がある。
 続いて検査室でCTスキャンを実施。放射線はちょっと怖いが、消化器系の検査と違って食事制限は一切なく、苦痛もない。10分ほどで終わって、再び医師の診断を受ける。

 結果は疑わしい影が両肺に見つかり、要経過観察との結論。4ヶ月後の来年2月に再度CTスキャンによる検査を受けるよう言われた。薄い影の正体が古い炎症の跡なのか進行性の病巣なのか、確かめたいとのこと。
 今年は8月に大腸ポリープ除去手術と病理検査、胃の内視鏡検査を続けて受けた。代表的なガン検査を全部受けたことになり、とんだ巡り合わせだったが、いまのところ重大な結果には至ってなく、今回もそうであって欲しいと願う。
 自覚症状の類はなく、仮に何か見つかっても早期治療が可能のはず。そう自分をなぐさめたい。

 14時40分に会計が終わって、検査費用は3,190円のカード払い。以前に同様の精密検査を受けた妻より、かなり安い。
 妻はエコー検査も併せて受けたと聞くが、今回は隠れた病変も見つけられる最新の「らせんCTスキャン」だったせいか、一発診断が可能になったと思われる。

2020年10月25日日曜日

深まる秋

  午前中に散歩をかねて近くのスーパーに行く。妻から頼まれたバーゲンのマグロ刺身と大葉、菓子パンなどを調達。
 夫婦2人で毎月の食費は3万円と決めているが、今月は残額が3千円を切っていて、やや厳しい。米やアルコール類は買ってあるから、ギリギリ持ちそうだが。

 買物は500円以内に収めるつもりが、100円のオーバー。オヤツは3日分買ったので、よしとしよう。


 街はすっかり秋模様で、紅葉もかなり進んでいる。今週いっぱいが見頃か。このところ運動不足気味で、往復2.5キロ弱の散歩道がけっこう堪えた。
 午後から裏庭にチューリップの球根を植える。以前に妻が買ってきて玄関横に植えたピンクのチューリップが元気で美しく、ご近所の評判がいい。台所の窓から見える位置にも欲しいと妻が言い、トライアルで1個50円で売っていた球根を6個買ってきた。
 色は赤と黄が2個ずつ。紫と赤白の変り種が各1個と変化をつけた。ネズミ被害がちょっと怖いが、来春の開花を期待しよう。

 ついでに裏庭の雑草を鍬で掘り起こす。すでに勢いはないが、来年にむけての作業だった。
 結果として今年の電動草刈機の出番は一度だけ。東側の駐車場に防草シートを全面的に敷設したのが効いて、雑草取りも随分楽になった。

2020年10月23日金曜日

歯根が折れて抜歯

「ゆうちょダイレクト」というサービスを長年利用してきた。事前に登録しておけば、ゆうちょ銀行の口座をインターネットから24時間操作可能になる。
 仕事をバリバリこなしていた時期は、口座に振り込まれる相談料等の確認に重宝した。ネットオークションで落札した商品の振込みにもよく使った。
 仕事をやめてからは受け取る相談料等がなくなり、ネットオークションはカード決済が主流。次第に使う機会が減り、ここ数年は全く使っていない。
 そうするうち、ドコモ口座を通じた不正利用が大きな社会問題になった。「ゆうちょダイレクト」とは直接関係ないが、不要になったネット口座を漫然と持っていること自体が怖くなった。不正利用のリスクに怯えるなら、すっぱり解約しようと考えた。
 ネットを通じた解約も可能だったが、登録手続きした郵便局に直接出向くのが手っ取り早い。夕方に歯科の予約があり、早めに出て手続きを終えた。


 郵便局の帰路、歯科に寄る。1週間前から左下奥歯の調子が悪く、軽い痛みと出血がある。歯槽膿漏か虫歯か判断がつかない。

 診てもらうと、痛む奥歯の根が1本折れているという。忘れていたが、2年前にも同じ歯茎が腫れて治療していた。レントゲンを撮ったら悪化している。
 折れた歯が悪さをしているのは確実で、まず折れた根を歯茎切開して抜いたが、残った部分も揺れがひどく、土台で使っても予後はよくないとの診断。結局全て抜かれて切開部は糸で縫合。抜歯は1週間後だ。

 歯槽膿漏ではないせいか、麻酔が切れるとズキズキ痛み、たまらず痛み止めを飲んだ。同じ理由から歯肉の回復には時間がかかり、ブリッジ歯を作ると来年になるという。
 安くて早いのは歯茎に直接関わらない部分入れ歯。入れ歯が3つに増えると管理が煩雑になるが、やむを得ない選択のようだ。

2020年10月22日木曜日

斜め雨樋を作った

 車庫のケラバ、つまりは屋根の妻側端部から落ちる水が梁を濡らすことに先日気づいた。気温と湿度の関係で夜間に屋根面が結露することがあり、その水がわずかに滴り落ちてくる。
 大半は雨樋から地面へ流れ落ちるが、雨樋から外れているケラバ部分の行き場がない。長期に渡って梁を濡らすと梁の腐食につながって好ましくない。改善すべきだった。

 水の流れを観察すると、ケラバが梁にぴったりついているのが原因と思われ、水下端部に5ミリ厚のハードボードを挟んで梁から離し、水切れをよくした。効果を期待したい。
(その後、雨水は梁を濡らすことなく落下することを確認)

完成直後の車庫ケラバ部

 脚立に載って作業中、梁や方杖を固定しているボルトがふと気になった。昨年建替えて以来、一度も締め直しをしていない。
 ほとんどの場合、新しい木材は経年による乾燥でじょじょに縮む。「木痩せ」と呼ばれる現象で、ボルトで締め付ける工法の場合、締め直しをしてやらないと強度が落ちる。

 大型スパナ2本で試してみたら、どのボルトも1〜2回転ほど回る。梁や方杖を固定するM12ボルトは合計40本あり、2日かけて全てを締め直した。


 その後、雨樋を地面へと導く斜め樋を新しく作る。最近試みた車庫関連の各種雨水対策は効果的で、車庫屋根と物置屋根隙間からの雨漏りは完全に止まった。
 ところが、先日の激しい雨で斜め雨樋からの雨水が溢れ、直下にある物置の壁を濡らした。C型カーテンレールの転用なので明らかに経路が細すぎる。
 軒樋は余った屋根材を加工して作ったが、斜め樋に使う端材はもう残っていない。

現状の車庫雨樋

 サイズの大きいパイプかU字型の金属部材を新たに買えばよさそうだったが、何とか手持ち材でやりたい。以前に木材で雨樋を作ったが、すぐに腐って痛い目にあった。風雨に耐える強度があって、腐らない素材が条件だった。
 考えるうち、余っているポリカ波板を加工することを思いつく。4山分を縦に細く切り、丸めてU字型にして上部を木材にビス止めする。雨水はポリカ部分を流れ、木部腐食の不安は減る。

集水器部分

 35×28の角材L=1200を準備し、柿渋を塗った。ポリカ波板を2枚つなぎ、L=1310分を確保。袋状に丸めて順にビスで固定する。上部の110は開放して集水器とし、軒樋からの雨水を集める。
 上端に木片を固定し、集水器の位置を調整しつつ、車庫の梁にビスで止めた。下端は別の木片を加工し、物置屋根ケラバ部にビス固定する。

 秋の日暮れに追われつつ作業し、17時前ギリギリに終えた。週末はまとまった雨が降る予報で、効果を確かめたい。

2020年10月21日水曜日

コロナ下のカフェ巡り

 先週の紅葉ドライブで立ち寄ったカフェが思いのほか心地よく、弾き語りライブの長い中断で浮いた時間を、近郊のカフェ巡りにあてようか?と思い立った。ドライブと外食が好きな妻との時間を共有できる利点もある。
 狙い目はコロナ対策が万全な古カフェ系の店。そして空いている曜日と時間帯を慎重に選ぶ。

 1週間前に7ヶ月ぶりの外食をし、夫婦とも体調に変化はない。今日は近郊の江別市にある珈琲店「宮田屋大麻店」に出かけた。


 宮田屋は市内と近郊に9店舗あり、古い札幌軟石造りの玉ねぎ倉庫を改築した近くの東苗穂店にはかなり通った。
 大麻店はマンサード屋根が特徴的な古い牧舎を改築した店で、何度か店の前を通ったが入ったことはない。


 BS映画の「慕情」を見届けたあとに出発し、30分ほど走って15時20分に到着。お茶の時間というのに、20台近くある駐車場に車の姿は皆無。営業中であることは確かめてきたが、一瞬不安になった。
 恐る恐るドアを押すと、ちゃんと営業している。入口で手指を消毒したのち、客が誰もいない2階に上り、手稲連峰が一望できる窓際のカウンター席に座った。


 パフェ系のメニューも豊富だが、オリジナルブレンドの珈琲が店の売りで、妻は珈琲と珈琲大福を、私は珈琲に珈琲バウムクーヘンを頼んだ。
 全て他では飲食できないお店のオリジナル商品。互いに少しずつ分け合って食べたが、特に香り高い珈琲大福は絶品。珍しい味を堪能した。

 帰るまでに客が一人やってきた気配だったが、三密とは無縁の閑散さ。コロナ感染リスクが低いのは歓迎としても、まだまだ平常とは程遠いのが世情のようだ。
 飲食代は1,720円。先週は妻が払ってくれたが、今後のことも考え、今回は割り勘とした。
 カフェ巡りにはある程度のお金はかかるが、月に2度くらいなら許容範囲。そもそも、金は健康で動けるうちに有意義に使うものだ。
 古カフェ系の宮田屋には行ってない店がまだ数店あり、いずれ制覇したい。

2020年10月19日月曜日

子供椅子を再調整

 孫娘用に作った子供椅子が、成長に伴って合わなくなっていることに昨日気づいた。大人の椅子ではまだ座面が低すぎる。忘れないうちにと、さっそく修正を試みる。
 記録を調べたら、今年3月に脚を1センチ切って短くし、2年前の11月にも1センチ切っていた。


 考えたすえ、今回は脚を2センチ切り、足載せ台を1.5センチ低い位置につけかえることに決めた。不要になったビス穴はホワイトボンドで練った木くずで埋め、紙やすりをかける。

 結果として、床から座面までの高さは45センチ、座面から足乗せ台までは22センチとなった。(クッション等を含まず)座面高さは大人用と比べてまだ5センチ高く、しばらくは持つはず。
 9月17日に種を蒔いた山東白菜、10月上旬に本葉を出し始めたが、その後順調に育ち、10センチ弱まで成長した。つまみ菜としてなら、もう食べられる状態。
 ただ、7月8日に2度目の種を蒔いた山東菜が、いまだに元気で青々としている。夏が過ぎて葉を食う虫がいなくなったことが大きい。まさかこれほど長きにわたって食べられるとは。

 おかげで今年はホウレン草や小松菜をほとんど買わずに済んでいる。葉物野菜は決して安くはなく、家計への節約効果は絶大。増税下の思いがけない救世主だ。

手前が山東白菜で奥が山東菜

 山東白菜は寒さに耐えつつどこまで育つのか、はたまた山東菜はいつまで採れるのか、現時点では見通せないが、雪が降り出すギリギリまでがんばって欲しいもの。
 山東菜の横にある百日草(大輪ジニア)も、最初の開花から3ヶ月を経ても、いまだに咲き続いている。まさに名前の通り、花期の長い花だ。こちらも雪が降るまでがんばれ。

2020年10月18日日曜日

子守りの休日

 長男が所属する社会人サッカーチームの試合と、お嫁さんの仕事が重なり、孫娘の子守りを頼まれた。
 昨年は同様の依頼が頻繁にあったが、今年はコロナ禍で激減。コロナとの向き合い方に一定の方向が見え始めた先月あたりから、少しずつ復活し始めた。

 集合場所は車で20分ほどの米里サッカー場。幸いに朝から爽快な秋晴れ。11時5分前にグランドに着くと、自転車でやってきた長男と孫娘が待ち構えていた。ただちに車に乗せて出発。
 向かう先は丘珠空港緑地で、自宅からマンションに向かう道沿いにあり、以前から孫娘が行きたがっていた。そこでピクニックをかねた公園遊びをする。


 11時25分に到着し、遊歩道から遊具広場へと向かう。さっそく遊び始めたが、20分ほどすると「お腹が空いた」と訴える孫娘。遊びよりもまずご飯といういつものパターンで、持参の弁当を近くのベンチで広げる。
 まさに抜けるような青空で、西の手稲連峰が間近に見える。気温も高めで風もなく、この時期には珍しい好天だった。


 食欲旺盛の孫娘、オニギリをお代わりし、食べながら「じいじの家に行きたいな…」などとつぶやく。食べ終わったら、てっきりまた遊具広場で遊ぶものと思っていたが、家はすぐ近く。予定にはなかったが、連れてゆくことにした。
 考えてみたら、8月に家族夕食会をやって以来、家にはずっと来ていない。祖父母の家をふと思い出したのだろう。
 車で数分の我が家へ。お昼は食べたが、まだ13時前。前夜遅くまでテレビ映画を観ていて、眠気が襲ってきた。妻に子守りをまかせて、居間のベンチでうとうとする。
 孫娘はメモ帳をセロテープで切り貼りし、文字や絵を鉛筆で描いて色を塗り、オリジナルの絵本を作っていた。以前にはなかった創造的な遊びで、幼稚園に通い始めたせいもあるのか、一段と成長を感じる。


 ウッドデッキから外に出てBBQコンロを机代わりに遊んだりするうち、あっという間に14時半。ラズベリーアイスや野菜クッキーのオヤツを食べていると、サッカーから買物へと回っていた長男から自宅に戻ったとのメールがある。
 急に里心がついたのか、「家でディズニーのテレビを観る!」と孫娘が宣言し、あたふたと後片づけを始めた。
(我が家ではディズニーチャンネルを契約していない)

 遊び疲れて帰りの車で寝てしまったが、15時半に送り届けて、役目を無事に終えた。

2020年10月17日土曜日

玄関ポーチ回りの整備

 順に片づけている緊急性の低いDIY作業のうち、今日は木製玄関ポーチ回りの整備をした。

 昨年の車庫建替え工事の際、自作のレンガ&ブロック製玄関ポーチを解体した。母屋のコンクリート基礎にモルタル固定してあったため、解体時に基礎モルタルの一部がはがれた。
 ざっと電動グラインダーをかけてバリはとったが、欠損部はそのまま放置。その後1年余が過ぎたが、建物寿命に影響はなくとも見栄えが悪いことは確かで、ようやく補修する気になった。


 砂とセメントを混ぜたモルタルに水を加え、欠損部に盛り付けて金ゴテで押えて仕上げる。ウッドデッキのレンガ製BBQコンロのうち、モルタルが剥離した3個もついでに補修した。

 玄関ポーチを動かしたついでに、新たにストッパーを車庫の柱に設置した。
 1年半使ってみた結果、平坦なコンクリート上に置いているせいか、出入りを繰り返すと振動で微妙に動く。母屋基礎と左側にある車庫柱にピタリつけてあるが、1週間で1センチほど離れてしまい、その都度元に戻す手間がかかる。


 木製ポーチの脚に滑り止めのゴム板等を貼ることも考えたが、簡単確実なストッパー方式に変更。
 前後左右の動きを止めるL字型のストッパーをツーバイ材で加工。柿渋の塗装後、L=65ビス2本で車庫柱に止めた。
 2センチだけ持ち上げて木製ポーチの外枠部をはめこむ。単純に載せるだけで、着脱や移動はたやすい。今後振動で動くことはないはず。


 今日のモルタル作業には、実家の整理で見つかった左官ゴテを使った。大工道具ではないが、父が持っていたもので、やはり専用工具は使いやすい。
 先日換気フードの木製風雨ガード作成時にハードボードを1ミリだけそぎ取る際、これも父の遺品である古いカンナを初めて使ったが、あまりの切れ味に驚いた。職人の使う本格道具はすごいと再認識。大事に使い続けたい。

2020年10月16日金曜日

トイレ手すりを改変

 トイレ内には孫娘用の低い手すりを便座の右壁に設置してある。便座正面の高い位置には、腰痛時に立ち上がる際、右手を支える手すり代りの木片がビス止めしてある。

 どちらも端材による間に合わせ感が強く、よりマシな手すりをいつか作ろうと考えていた。
 最近のDIY作業は緊急性の低いものがじょじょに増え、ようやくトイレ手すりの順番が回ってきた。

現状のトイレ手すり

 まず、材料を吟味する。側面と正面のデザインを統一することは決めていて、既存のタオル掛けが無垢材で作ってあり、やはり木製が最もフイットする。
 居間テーブルを改良した際に脚を割いた厚18×幅30の端材が残っていて、これを使うことにした。固定には何らかのコマが手すりと壁の間に必要で、Φ30の丸棒をL=20に切って使う。
 便座右の壁はL=600、正面の壁はL=420の手すりとした。手すりと丸棒のコマは65のスリムビスで貫通させ、一発で止める。固定は強固な柱と間柱の位置。
 高さは検討のすえ、側面はH=660、正面はH=1190とした。バリアフリーの観点からすると側面はともかく、正面は少し高すぎる。しかし、我が家の現状では不自由のない位置と高さなのだった。


 定期的にギックリ腰を患っていた時期は正面の手すりが必須だったが、腰痛ストレッチを毎日するようになってから悪化はなく、ずっと使っていない。しかし、備えておくべきだろう。
 妻や孫娘は便座右の手すりを、いまでもときどき使うという。手すりサイズや固定法は以前より進化しているから、使い勝手は増すはずだ。
 市販の手すりはデザイン的に好きではなく、過去の設計業務で一度も使ったことがない。基本は無垢材による特注手すりだ。
 玄関周りの手すりはいまのところ必要性を感じてないが、そのうち同じ材料、同じデザインで作るかもしれない。

2020年10月14日水曜日

ぐるり紅葉ドライブ

 郊外の紅葉が見頃になり、以前から構想にあった定山渓から小樽へと抜ける朝里峠の紅葉を観に行くことにした。10月は夫婦の誕生月であり、誕生会をかねてのドライブでもある。
 以前にも一度行ったが、見頃を過ぎて枯木だけの味気ない紅葉狩りだった。同じ轍を踏まぬよう、慎重に情報収集。今週中が見頃と判断した。

 途中で食事する店の営業日や天気予報もにらんで、今日を実行日と決める。出るついでに、実家の冬準備と墓参りも済ませることにした。


 10時40分に家を出てまず実家に寄り、5ヶ所の排水トラップに不凍液を入れ、トイレ便座をビニール袋で覆い、基礎給気口を閉じる。

 その後霊園へと向かう。出掛けには晴れていた空が次第に怪しくなり、時折雨がパラついてきた。しかし本降りになる気配はなく、手早く墓参りを済ませる。
 例年冬ごもり前のこの時期に墓参りをするが、今回は墓石周囲の玉石に多数の苔が発生していることに気づく。購入後12年の月日を感じるが、荒れ果てた印象になりかねず、いったんバケツに移して丁寧に水洗いした。


 来た道を戻って平岸通経由で国道230号に合流。定山渓への道途中にある飲食店で長崎ちゃんぽんの昼食をとる。時計は13時ちょうど。
 外の店で食べるのは実に7ヶ月ぶりだったが、店は空いていて客は一人。食べている途中に2人入ってきたが空いていることに変わりはなく、三密とは無縁だった。

 ネットで見つけた小さな店でもコロナ対策は万全で、入口でいきなり消毒。マスクなしの入店は不可で、運ばれてきてからマスクを外して食べ、食べ終わると直ちにマスク。客が入ると入口を開けてしばし換気、といった徹底ぶりだった。
 ちゃんぽんは美味しかったが、九州で食べた本格ちゃんぽんに比べると、スープがやや淡白。高齢者には量が少し多すぎて、何とか食べきった。


 13時40分に店を出て、道道1号を北へ走り、朝里峠経由で小樽へと向かう。標高が上がるにつれ、紅葉がじょじょに進んで目に染みる美しさだった。
 相変わらず雨がパラつくが、雲間からたまに差し込む陽光が紅葉を鮮やかに引き立てる。

 トンネルとカーブがやたら多く、あちこちで工事をやっていて走りにくかったが、1時間ほどで小樽に入る。


 国道5号を右折し、15時5分前に張碓峠頂上付近のカフェ「View Cafe」に入る。以前から気になっていた店で、ようやく行けた。
 石狩湾沿いの崖上に店はあり、広い窓から海が一望できる。平日にも関わらず、そこそこ混んでいたが、三密にならないよう客の座る席を店側が調整していた。消毒やマスク、換気等の対策も万全で、利用者としては安心できる。

 私はケーキ&アイスクリームセットを、妻は珈琲ゼリーセットを注文。深い味の珈琲を飲みつつ、窓から眼下に広がる絶景をボーと眺めているだけで落ち着ける店だ。


 長居せず、40分ほどで退出。出かける前に作った予定表より、25分早い。そのまま5号線を札幌に向かい、途中のビッグで夕食の食材を購入。帰着はあたりが薄暗くなる前の16時45分だった。
 朝からの走行距離は132キロ。札幌郊外を時計回りにぐるり一周する久しぶりの長距離ドライブだったが、これといったトラブルもなく終えた。
 美しい景色と久しぶりの外食もあって、妻は大満足。今後定期的な郊外のカフェ巡りを提案された。

 月に3〜4回忙しくやっていたギター弾き語り活動は当分再開の見込みがなく、母の死に伴う一連の雑事もすでに峠を越えている。車を使った近郊のカフェ巡りは、新たな時間の過ごし方の有力候補だった。
 空いてそうな曜日と時間帯、そしてコロナ対策をしっかりやっている店を慎重に選べば、感染を極度に恐れる必要はないかもしれない。