2021年12月31日金曜日

年越しZOOM宴会

 朝起きると、10センチほど雪が積もっている。調べてみると、札幌北端だけ降った模様。外気温はマイナス6度くらい。軽く雪かきをし、午前中は刺し身や買い忘れた品を調達に妻と近隣のスーパーへ行く。

 13時半くらいに、長男一家を迎えに次男が車で向かう。14時過ぎには家族6人がそろい、長男が持ってきてくれた「きのとや」のフルーツロールケーキで珈琲タイムとなる。
 あれこれ話すうち、あっという間に北海道独自の「大晦日大宴会」が始まった。


 今年は首都圏に住む長女夫婦がZOOMでオンライン参加。コロナ禍で2年近く会ってないが、元気そうで安心した。
 互いに近況など話しながら飲んだが、初の試みとなったオンライン宴会は、新鮮さも手伝ってなかなか楽しいものだった。

 紅白が始まったのを機に、20時くらいでZOOM宴会は終了。その後は妻が茹でてくれた故郷幌加内町産の美味しいソバを肴に、ダラダラと熱燗を飲む。こんなことは年に一度しかないが、この日のためにアルコールは丸2日、完全に抜いた。
 ほぼ無礼講状態の夜で、孫娘はラズベリーアイス、みかん、つぶつぶチョコなどのお気に入りオヤツを各2個ずつ、存分に堪能していた。

 0時には各自が寝床に着く。興奮さめやらぬ孫娘は、しばらく母親に熱冷ましの絵本を読んでもらっていた。
 母の死に伴う実家の後片付けが完全に終わり、長い喪もあけて、いろいろな意味で区切りのついた一年だった。
 ギター弾き語り活動が再開する兆しもあり、コロナ禍のゆくえ次第では、夫婦で遠方への旅行に出かける構想もある。混沌の世相のなかでも、自分を見失わずに生きていければいいと願っている。

 今年のブログ記事数は200強で、15年前に開設した当初のペースに戻っていますが、一年間のご愛読、ありがとうございました。

2021年12月30日木曜日

穏やかな年越しへ

 部分入れ歯の調子が急に悪くなった。バネがゆるくてフィットしない。いつも行く歯科に電話してみたら、午前中限定で診察していた。時計は11時半で、ギリギリセーフ。助かった。
 下の前歯の一部に歯間ブラシが通らなくなり、ついでに見てもらったら、歯石が詰まって邪魔をしているという。このところ同じ場所の歯茎が痛むのも同じ理由からだった。応急処置で部分除去してもらったが、年が明けてから本格治療することになる。


 その足で郵便局とスーパーATMを回って、来月分の食費や灯油代を下ろす。赤紫の菊の花が143円という安さで、仏壇用に1本買った。

 午後、道南在住の次男が車でやってくる。除雪した駐車スペースがギリギリで、急きょ後部を50センチ広げた。


 珈琲を飲みつつ、元旦に備えてお年玉や祝箸の袋に家族の名前を筆ペンで書く。買ってきた花を仏壇に飾って、お線香もあげた。

 夕方には妻がオセチ料理に励む横で、夕食用のカレーライスを作る。美味い。雪もほとんど降らず、穏やかな年越しになりそう。

2021年12月29日水曜日

年末年始食料退避箱

 年末年始の買出し食料品は冷蔵庫に保存するが、量が多いため庫内が窮屈になる。一時的なことなので、そのためだけに大型冷蔵庫に買い替えたり、新たに冷凍庫を買ったりする考えはない。

 保存しきれない食品をどこに退避させるかはこの時期の大きな問題で、車庫内に外ムロがあった時期は、もっぱらそこを利用していた。だが、2年前に車庫を建て替えたとき、ネズミ食害の元になる外ムロはあえて設置しなかった。

20年近く使った車庫内外ムロ

 代替案としてクーラーボックスを物置内に置き、食料品を入れてみたが、断熱能力が弱く、外気温が氷点下になると凍ってしまう。
 段ボール箱を2重にして野菜等を個別に新聞紙でくるむとまずまずの結果だったが、箱内がマイナスになることに変わりはなかった。
《過去ブログ記事:冬季野菜収納箱

 床下の外気取入口付近にキャスター付台車を置き、野菜置き場にしたこともある。かなりの威力を発揮したが、出し入れが面倒という致命的な欠点があり、今年は越冬野菜を買わなかったこともあって、いまは空である。
《過去ブログ記事:野菜収納箱台車



 新たな試みとして、手持ちのクーラーボックスに断熱的な補強をして、保存能力を調べた。

 クーラーボックスの底全面に20ミリ厚のスタイロフォームを敷き、内側にぴったり収まる段ボール箱を入れた。
 段ボール箱には20ミリ厚スタイロフォームで内蓋をし、クーラーボックスと段ボール箱の2重保温構造とした。


 箱の中にタッパー容器入りの昆布巻、牛乳、ジュース、ワインボトルを入れ、物置内に移動して5時間後に箱内の温度計を見ると、+7度。このとき外気温は−5度で、かなりの効果を確認した。

 一夜明けた午後、箱内温度を見ると、+2度まで下がっている。それでもまだプラスだ。
 このとき外気温は−3度だったが、直近の石狩アメダスでは7時半に−11.2度を記録している。午前中はずっと−5度以下だったので、この手法での保存能力は悪くない。
 いまのところ中の食品が凍結する気配はなく、このまま年末年始を乗り切れそうな感じがする。

《2021.12.31 追記》
 テスト開始3日目の13時に箱内が−2度まで下がっているのを確認。このとき外気温−6度で、クーラーボックスごと屋内に退避させた。幸いに食品の凍結は免れたが、この手法での限界を感じた。

2021年12月28日火曜日

年末年始の買出し

 午前中、昨日やり残した来客駐車場の除雪をやる。ドカ雪が午前中まで残るという予報だったが、外れて全く降らなかった。
 ポリカ製の中型スコップで雪を四角形に切り、踏み固めた南側軒下経由で西側に運び、家庭菜園に積む。今日も電動除雪機は使わず、手作業による水平移動だ。
 大量の雪を運べるママさんダンプの購入も一時考えたが、単純なこのやり方でいまのところ事足りている。


 30分ほどで終了。昼食後、妻を伴って年末年始用食料の買出しに行く。トライアルからザ・ビッグへと回ったが、道路の除雪が十分ではなく、普段ではありえない場所で渋滞していた。
 あれこれ買って、11,000円ほど使う。こんなことは年に一度、この時期しかない。刺し身以外の品はそろった。


 帰宅後、珈琲タイムののち、車庫入口付近を再度除雪する。見通しが悪いせいでハンドルの切り返しに失敗し、車庫入れの際スタックしてしまった。除雪は段階的に少しずつやるのがよろしい。
 ついでに、次男が停める予定の来客駐車場の幅を広げる。雪置き場にはまだまだ余裕があるが、むこう数日間、大雪の予報はない。

 昨夜は孫娘のために、ラズベリーアイスを久しぶりに作った。余裕があれば、年末年始用にフルーツケーキも焼くかもしれない。

2021年12月27日月曜日

再びのドカ雪

 一夜で40センチ近く降った。今冬2度目のドカ雪である。不思議なことに札幌アメダスの積雪深に変化はなく、中心部では全く降っていない。どうやら前回とは逆に、雪雲が札幌北端に片寄ったらしい。

 まず除雪をすべきか、はたまた残っている大掃除をすべきか迷ったすえ、作業用のスウェット上下が濡れずに済み、時間が有効に活かせる大掃除を優先させることにした。

 残った大掃除は1階居間&台所、そして玄関ホール。2階のようにむき出しの梁がなく、台所は妻が先行してやっているので、作業は楽だった。昼食をはさんで14時までに全て終わらせた。
 母の喪が明けた今年は、正月用の飾りを玄関靴入れの上に置き、居間には鏡餅も飾った。

 珈琲タイムにはまだ早く、雪もようやく小降りになってきたので、外に出て雪かきを始める。今日は電動除雪機を使わずに手作業でやった。
 西側に試験的に張った地吹雪防止用シートの効果はまずまず。ただ、シートの上を超えて風が吹きつけるので、吹き溜まりをゼロにすることは難しい。「ないよりマシ」程度か?




 およそ40分が経過し、寒さで手がしびれてきたのを機に、家に戻って珈琲タイムとする。妻が温かいお汁粉を作ってくれていた。
 来客駐車場の除雪は1/3程度しか終わってないが、雪を置くスペースは確保している。今後の雪の降り方と腰の調子を見ながら、ユルユルと片づける。

2021年12月26日日曜日

大掃除進行中

 クリスマス会や除雪に追われ、しばし中断していた大掃除を昨日午後から再開。
 1階の閉鎖空間であるトイレ、浴室、ユーティリティはすでに終えた。吹抜けや階段を通して空間がつながっている2階と1階居間&台所は、「上から下へ」の大掃除鉄則に従って、2階からやる必要がある。
 昨日は2階寝室を終えた時点ですっかり暗くなり、細部の掃除に支障があるため、一部屋で打ち切った。

 今日は珍しく早く起き、年内最後となるタオルケット等の寝具類をまず洗濯。続けて2階仕事部屋の掃除を始めたが、いきなり掃除機の充電が切れ、掃除パックの交換なども重なって出遅れた。
 途中で再度充電が切れるなどし、なんとか終わるともう昼どき。


 今回から大掃除のやり方を少し変え、両手には薄い作業手袋をはめ、顔にはマスクを装着した。掃除に夢中になるといつの間にか手を傷つけるし、舞い上がるホコリで咳き込んでしまう。備えは大切だ。
 掃除機に装着するのは最も短いノズルのみ。これまた最も短いハタキでホコリを落とし、左手に持った掃除機でただちに吸い取る。脚立の昇り降りは多くなるが、この方式が現時点では効率がよい。


 台所では妻がはやくもオセチ料理を作り始めている。昨年は年越しの雑事にイマイチ気乗りがしない様子だったが、今年は力が入っている。すでに台所換気扇の掃除は終わらせ、今日は料理の合間に食器棚のシート交換までやっていた。
 夕方までに2階4部屋と階段室の掃除をすべて終えた。残るは1階居間&台所、そして玄関ホールである。掃除と併行してXmasグッズも片づけ、正月グッズも一部飾る。だいぶ先が見えてきた。

2021年12月24日金曜日

近未来的有料駐車場

 昨日の家族クリスマス会で長男一家の暮らすマンション来客駐車場が雪で使えず、やむなく近くの有料駐車場に停めた。
 ホーマック等の共同駐車場で、最近になって突然有料化された。最初の1時間が無料で、以降は店舗で1,000円以上利用すれば1時間まで無料というシステム。一般駐車場として使った場合は1時間毎に200円、最大1日600円と、そう大きな負担ではない。

 てっきり料金ゲートがあると思いきや、「有料化となりました」の看板があるだけで、今まで通り普通に入れる。不審に思いつつも、とにかく停めた。
 長男に確かめると、センサー式になっているはずだという。


 およそ2時間半後、帰る際に入口付近をもう一度確認したら、「駐車料金は精算所で」との但し書きを発見する。矢印の方向には、電話ボックスのような精算所が。
 中に入ると、「停めた車のナンバープレート(4桁)を入力してください」との指示。そのまま従うと、「この車ですか?」とのメッセージと共に、確かに私の車の映像が画面中心に表示された。

 どうやら複数ある入口のすべてに車両番号を感知撮影するセンサーが設置されているらしく、その後車をどこに停めたかまで、ちゃんと追跡しているらしい。
 あまりの正確さにちょっと気味が悪くなったが、いまや街角のあちこちに防犯カメラが設置されていて、多くの犯罪を追尾調査している状況である。番号が前後に表示されている車を感知追跡することなど、造作もないことなのだろう。
 調べてみたら、最近の無人有料駐車場はこのシステムが増えてきて、ゲートやフラップ板のある従来の駐車場よりも、逆に料金回収率は向上しているという。
 もし未精算で出ると、「●●番の車、料金をお支払いください!」との警告が拡声器から流れ、同時に黄色の警告灯がグルグル回るという。停めた証拠映像が記録に残っているので、法的措置をとられても逃げられない。
 出入りがスムーズに運ぶため、普通に使う分には便利だが、なかなかすごい世の中になってきた。

2021年12月23日木曜日

家族クリスマス会

 恒例の家族クリスマス会を今年も長男のマンションで行った。昨年と比べて新型コロナの感染者数は落ち着いている。オミクロン変異種の動きは気になるが、昨年と同様の感染対策で臨めば、大きな問題はないはずだった。

 未明から降り出した雪が朝までに10センチほど積もった。除雪車はやって来ず、午前中に玄関前と車庫周辺を除雪して備える。


 訪問時間は昨年と同じ13時半。45分前に家を出て、途中で予約しておいた「はま寿司」のテイクアウトを受け取る。余裕で着くはずが、その後の交通渋滞に巻き込まれ、車がなかなか進まない。
 10分遅れでようやく着いたが、今度はマンションの来客駐車場が除雪作業による臨時の雪置き場となっていて、車が停められない。やむなく荷物と妻を降ろし、私だけが車を運転して少し離れた有料駐車場へと向かった。


 パーティが始まったのは予定を大幅に遅れた14時からだった。プレゼントを待ちきれない孫娘は、食事が始まる前に包みを開け始めてしまった。
 少し遅れて乾杯し、寿司や手料理をみんなで美味しく食べた。


 3時過ぎにはオヤツタイムとなり、チョコレートケーキを切って食べる。まさに「アナザーストマック(別腹)」である。

 16時過ぎに外が暗くなり始めたのを機に解散。この日で年内の大きな行事はすべて終え、残すは大掃除と来週末の年越しだけとなった。

2021年12月21日火曜日

大量5円玉を郵便局へ

 明日は再び悪天候の予報が出ているため、気温が0度前後と穏やかなうちにと、午前中からあちこち用足しに回る。
 まず、9月から通っている皮膚科に行って、今年最後となるイボ(老人シミ)の治療をしてもらう。およそ3週間に一度ペースで通っているが、目立つイボはかなり消えて、あと2〜3回で終わる予定。

 その足で安売りGSへと回る。こちらも今年最後の給油だった。
 11月中旬に25.7km/Lという驚異の平均燃費を記録したが、その後の寒波到来により、次第に悪化。今回は25.4km/Lまで下がった。
 気温の低い時期に燃費が下がるのはやむを得ない。それでも良好な数値であることに変わりはない。


 最後に最寄りの郵便局で硬貨を貯金する。大量の硬貨を銀行に預けたり支払ったりすると、枚数に応じて手数料がとられることを最近になって知った。
 手数料は銀行によって異なるが、郵便局の場合、2022年1月17日から50枚以上(ATMでは1枚以上)の硬貨に対して適用されるとか。

 22年前に新築祝いでいただいた緑色の壺に、5円玉を貯金してきた。数えてみたら、170枚余りもある。101~500枚の入金手数料は825円。5円玉170枚なら、大半が手数料で消える計算。長く続けてきたが、無駄なく預金するなら、いましかない。
 500円玉や50円玉でなく、なぜ5円玉だったのかといえば、少額硬貨で長続きしそうだったこと。さらには「長くご縁(5円)が続くように」と柄にもなく縁起を担いだこともある。
 だが年齢的に断捨離の一環とも考えると、ここらが潮時だろう。願いは充分に叶えられた。

2021年12月20日月曜日

凍った大根を食べる

 3日連続の真冬日となり、ひざ掛けにくるんで物置に保管しておいた大根を凍らせてしまった。
 昨夜寝る前の気温がマイナス10度。気になって家の中に移動し、室温が低い玄関土間の上に退避させたが、処置が遅かったようだ。

 1本100円のバーゲン品だったので、諦めて捨てるつもりでいたが、念のためネットで調べてみると、凍っても煮物や味噌汁ならそのまま使えるという。大根おろしで食べている人もいた。
 思い直して大根おろしにして夕食の焼き魚に添えたが、ほぼ問題なく食べられた。小さく切ってチャック付きポリ袋に入れ、あえて冷凍している人もいる。ひとつ学んだ。


 タクアンを漬け込んでから1ヶ月以上が経ち、2日前にウッドデッキから物置内へと樽を移動させたが、蓋をとってみると上がってこないと思っていた水が、ちゃんと上がっている。
 昨夜は野菜をヌカ床に漬け忘れ、夕食に漬物がない。試しに1本取り出して試食すると、熟成はやや足りないが、まずまず食べられる。塩分を控えすぎた感じもするが、高齢者むきともいえる。
 大雪対策に追われて停滞していた大掃除をようやく再開。今日はユーティリティを終わらせた。
 洗面台と洗濯機パン、ボイラ2台があって、それなりに手がかかる。例年妻の担当になっている台所換気扇の掃除は、昨日すでに終わった。今年もいいペースで進んでいる。

2021年12月19日日曜日

投稿常連への道

 昨日と今日の2日連続で、地元紙への投稿が採用&掲載された。掲載そのものは珍しくないが、2日連続は若いころの投稿も含めて記憶になく、たぶん初めてのこと。

 昨日の掲載は「読者の声」という一般投稿欄で、家庭菜園のラズベリーに関する内容。米タフツ大の最新研究で、ラズベリーが健康度100点満点の1位にランクされたという新聞記事を引用したもの。
 投稿で記事の引用はほとんどしないが、冒頭でラズベリー栽培の様子を詳しく書き、中盤以降に記事を登場させたところがミソ。

 メール投稿翌日に採用の電話連絡があったが、実際の掲載は11日後と遅れた。「来年夏の収穫を楽しみに待つ」という締めくくりだったせいで、時期的に下旬近くに回ったのだろう。


 今日の掲載は週一回だけ発行される別刷版にある「陽だまり」というエッセイ欄。
 前述の「読者の声」は400字だが、「陽だまり」は500字と字数が多く、内容は提言や時事性よりも日々雑感を記した自由な内容が大半。採用のハードルが高く、自分としてはこちらに力を入れている。

 今回は「自分で散髪」と題し、大学で寮生活になってから散髪代を浮かすために始めた自力散髪がテーマ。大学合格以降、自分や3人の子供たち、はては妻まで延々と自力で散髪するようになった経緯を、妻との会話をからめてまとめた。
 こちらは12月上旬に投稿後、なんの音沙汰もなかったが、13日経って予告なしに突然掲載された。
 実は9月中旬にも同じエッセイ欄で「デジタル終活ノート」と題した内容が掲載されたが、このときも事前連絡はなかった。
 おそらく全ての投稿に共通しているのは、採用が内定して掲載する前に電話確認があること。いたずらや二重投稿防止、本人確認をかねてのことだと思われるが、投稿に励んでいた20代にはなかった措置。これも時代の流れであろう。
 エッセイ欄の事前確認がなくなったのは、このところ掲載回数が増え、担当者に対してある種の「信用」を得たせいかもしれない。つまりは、めでたく投稿の常連入りを果たしたということか。

 今年に限ってもエッセイ欄への掲載は3本で、採用率100%。対して一般投稿欄の採用率は低く、今年は6本投稿して掲載は2本のみ。まだまだ常連には程遠い。
 ただ全体を通して考えると、9本中5本が掲載で、採用率は50%を超える。ギター弾き語り活動の先が見通せないなか、コツコツ積み重ねた投稿活動の結果としては悪くない。
 各投稿欄の常連は多数いるが、それぞれ独特の「型」のようなものを持っている。私の場合、ズバリ「家族」がそれだ。
 過去に評価を受けたノンフィクションや創作作品でも、やはりテーマは家族に落ち着く。今後もその方向性はおそらく変わらない。

2021年12月18日土曜日

一気に真冬モード

 昨日の朝6時時点で積雪深ゼロだった雪が、その後ジワジワと絶え間なく降り続き、夕方には一気に50センチを超えた。札幌アメダスの24時間降雪量は55センチに達し、観測史上の新記録。街は一夜にして真冬の雪景色へと変貌した。
 面積が広大な札幌は地区によって雪の量がバラつく。北端に位置する我が家周辺の雪は風で流されたのか、それほど多くなく、直近の土木センター今朝9時の積雪深は26センチと半分ほど。


 昨日は終日家でじっとしていたが、昼近くに雪が小止みになったのを機に外に出て、まずは玄関前と車庫周辺をスコップで除雪する。

 西側空地から吹く風による南側の吹き溜まりは今年もできていた。対策として西のウッドデッキ横に防風シートを今年から設置したが、地面から25センチ開いている下端の隙間から吹きつけてくる。
 積雪で隙間が自然に塞がるのを待たず、吹き溜まりをスコップで崩し、雪塊で強制的に塞いだ。


 作業が一段落した13時過ぎの気温はマイナス7度ほどで非常に寒い。真冬日は確実だった。手が寒さでしびれて空腹のため、いったん家に戻って遅い昼食をとる。
 昼食後、床下から電動除雪機を取り出し、この日2度目の除雪作業を始める。観測史上例のないドカ雪なので、除雪も非常態勢である。
 今年初めての電動機除雪で、主に予備駐車場に残った雪を西側の家庭菜園へと飛ばす。吹き溜まりはすでに撤去済みで、作業はスムーズだった。


 その後、2日前まで妻が乗っていた自転車を、物置北側の壁上部にロープで吊るす。ギリギリまでねばったが、さすがに自転車の出番は来春までないだろう。
 ついでに灯油タンクの雪をはらい、西側ウッドデッキに回って雪に埋もれているタクアン漬の容器を東側物置内へと運ぶ。

 家に戻ったらすでに16時。突然の大雪対策に追われたが、やるべき作業はすべて終えて、ホッと一息ついた。

2021年12月16日木曜日

ラスト山東菜

 長きにわたって食卓をにぎわしてくれた山東菜を菜園からすべて採取し、まずはタラと豆腐の鍋に使い、残りはモヤシと茹でておひたしにした。
 最初の種を5月下旬にまき、以降9月上旬まで計5度まいて、いずれも順調に芽を出してくれた。真冬の12月中旬まで家庭菜園の野菜が食べられることが驚き。さすがに葉は小さいが、味に変わりはない。最後の最後まで、美味しく食べきった。


 雪はいっこうに降らないが、12月も中旬を過ぎたため、例年通り大掃除にとりかかった。
 手始めにトイレと浴室。スペースは狭いが、水回り系で手強い。メラミンスポンジと掃除機を駆使し、照明の掃除も含めてコツコツ続ける。
 汚れのひどい浴室排水トラップは夏に一度やっておいたので、かなり楽だった。最も手こずったのは浴室の排気ファン。溝にびっしりホコリが詰まっていた。こちらも年2回掃除すべきかも。

 トイレの手作り引戸の戸車に油をさしたところで、この日は終了。年末恒例のXmasライブの依頼は今年もゼロで、ゆっくり自分のペースで掃除に励むことにする。

2021年12月14日火曜日

防風シート張り直し

 急にやってきた寒波で昨日は終日氷点下だったが、今日は気温がプラスに転じた。先日南西角に設置したばかりの地吹雪防止シート、吹き荒れた風雪で問題点が明らかになり、修正を試みる。

 風を止めるにはある程度有効だったが、昨日の瞬間最大風速は20Mを超え、結んだロープの一部が緩んだ。半端な結び方ではダメで、まず建物側上端の結び方を強固に変更。両下端の下端部は土台と庭木にビスを止め、ハトメを直接通す固定法に変えた。
 同時に地面と下端部の間隔を400から250に変更する。積雪深が少ないこの時期は、下端の隙間から抜けてくる風で吹き溜まりが出来てしまうため、ギリギリまで下げた。


 昼食後、気温が5度近くまで上がり、風もない。このところ運動不足気味で、歩いて地区センター図書館からスーパーへと回る。
 日陰では数センチの積雪があり、滑ると危ない。ゆっくり歩きつつも、歩数計は6,000歩を超えた。
 帰宅後、いただき物のサツマイモを使い、1年ぶりに芋甘納豆を作る。
 サツマイモ1個を量ったら370gあって、少し多い。300gだけ切って砂糖100gと共に煮詰め、ザルに並べて暖房ボイラの上で干す。食べられるのは24時間後の明日だ。
 残ったサツマイモ70gはキノコや野菜と一緒に、夕食の混ぜご飯として食べた。

2021年12月12日日曜日

ネット通販で不良品

 2年前に290円で買った電池用のバッテリーチェッカー、乾電池やボタン電池の残量を調べるのに重宝していたが、1年ほどで動作しなくなり、分解して調べたら内部のケーブルが外れている。
 ハンダ付けをやり直すと復活したが、最近になって同じ症状で故障。再度の補修をすると今度は液晶表示が乱れ始め、数値が満足に読めなくなった。
 これ以上の修理は不可能と判断し、買い替えることにした。

2年使ったバッテリーチェッカー

 同じ製品は避け、本格的なテスターをネット検索。大手メーカーの格安品「マルチデジタルテスター TST-D10B」をヨドバシ通販で見つけた。一通りの機能があって、実質783円。(送料込)
 今日それが届いて、さっそく試す。

 テスターなので、本体とケーブル端子が分かれている。赤がプラスで黒がマイナス。それぞれの先端部を電池の極にあて、本体に表示される数値を読み取る仕組み。電源は本体内蔵の9V乾電池を使う。
 電池類や車のバッテリーはファンクションスイッチの「直流電圧DCV」か「直流電流DCA」で測る。家庭用電源は「交流電圧ACV」で、ケーブル等の断線を調べるには、「抵抗Ω」を使う。


 いちおうの知識はあるので感覚的にやれたが、いろいろ試すうち、液晶表示がおかしいことに気づいた。
 右端の1桁部分が完全に表示されず、「0」が「J」に見えたりする。どうやら液晶の一部が欠損しているようだ。液晶表示の不全で買い替えたはずが、届いた品もまた液晶不良とはどうしたことか。
 他の動作は問題ないため、このまま使うことも考えたが、同封されていた保証書を確認すると、初期不良の返品&交換方法が詳しく載っている。
 手順に従い、まず24時間対応のカスタマーセンターに電話した。割と簡単につながって、症状と注文番号を伝えたら、すぐに交換に応じてくれた。これが17時のこと。
 15分後には交換確認メールが届き、1時間後には早くも交換商品を発送したとのメールが届く。不良品は交換時に返却する段取りだ。

 送料無料が基本のヨドバシ通販はよく利用するが、不良品は今回が初めて。しかし、その消費者側に立った対応の早さは素晴らしい。感心して感激した。

2021年12月11日土曜日

レモンケーキで失敗

  九州の親戚から自家栽培のレモンをたくさんいただいたので、レモンケーキを作ることにした。いろいろ調べて、手持ちの材料でやれるパウンドケーキを選択。

材料
・レモン2個 ・卵2個 ・グラニュー糖50g ・ヨーグルト50g
・サラダ油50cc ・ホットケーキミックス200g


 レモンは輪切りを5枚とし、あとは果汁(大さじ3)や皮のすりおろし使う。結果として1個半で足りた。
 ヨーグルトは牛乳の代用、サラダ油はバターの代用。パウンドケーキ型は1Lの牛乳パックを使った。
 クッキングシートが切れていて、以前に仕事で使っていたトレーシングペーパーを思い出して代用してみたが、問題なく使えた。


 一昨日の深夜に調理して翌日の珈琲タイムで食べたが、スポンジが固く、ケーキ型の下に敷いた輪切りレモンが酸っぱすぎて一緒には食べられない。
 数年前、ほぼ同じやり方でフルーツケーキとバナナケーキを作ったが、美味しく食べた。最近では珍しい菓子作りでの失敗である。


 原因を妻と共に分析してみた。牛乳の代用で使ったヨーグルトの水分が少なく、固いスポンジの原因になった可能性がある。量を増やすか、水を加えるなどすべきだった。
 輪切りレモンは生ではなく、あらかじめ砂糖で煮てピール状にして使うとよいかもしれない。ただ、レモンの風味自体はとてもよいので、修正して再挑戦したい。

2021年12月10日金曜日

車庫内スポット灯

 車庫内の照明は玄関外灯で兼用しているが、位置がドア横の外壁にあるため、車庫全体を照らすには明るさが足りない。車庫に併設する物置内も夜は見えにくい。
 さらには、玄関外灯の電球口金仕様がE17で、安いE26口金のLED球が使えず、やむなく38Wのミニクリプトン球を使っている。電気代を考えて長時間の点灯は控えていて、不便だった。

 これらの問題を一挙に解決すべく、車庫屋根下に新たにE26口金のスポット灯を設置することを思いついた。使うのは床下に長く眠っていたクリップ灯。演劇をやっていた娘が舞台で使っていたものだ。
 本来は現場用でコードが太く、金属製の強力クリップで木材などにはさんで使える。防滴仕様のため、車庫内で多少雨に濡れても問題ない。


 以前に古い木材を濡らさずに保存するための棚を車庫屋根下に作ったが、その際に設置したツーバイ材にはさんで使う。
 電球は使用頻度が激減している2階仕事机上のLED灯。11年前に最初に買ったE26口金のLED電球で、最新製品よりも重いが、消費電力は5.6Wで現状の1/6以下。寿命が迫り、吹きさらしの条件下で試験的に使うには絶好だった。
 電源はケーブルを梁横に沿わせ、南側壁上部にあるスイッチ付コンセントからとる。これにより、家の中からオンオフが可能になる。


 接続作業は簡単に終え、夕方を待って点灯テスト。ほぼねらい通りの明るさが得られた。車庫入れもやりやすく、当面はこちらを玄関前外灯のメインとして使いたい。
 今後の構想として、明るさセンサーや人感センサー等との連動を考えている。

2021年12月7日火曜日

いよいよライブ解禁か

 車庫屋根の斜め雨樋直下に置き、雨水をためておく陶器製の鉢を片づけようと手にとったら、ぱっくりと割れてしまい、中から氷の塊が転げ落ちた。
 昨日未明のマイナス5.8度という今冬最低気温で中の雨水が凍結し、膨らんで容器を破壊したらしい。いつもは早めに空にして片づけてしまうが、今年は寒さの訪れが遅く、つい油断していた。


 あわててもうひとつ外に置いてある南側軒下の雨水瓶を調べたら、こちらは容量が大きく、南側で条件もよいせいか、凍っているのは表面だけ。このまま放置すると割れるのは時間の問題で、ただちに逆さまにして水を出し、ウッドデッキに置いた。
 車庫屋根の分は来春までに代替品を探すが、邪魔にならずに風でとばされず、デザインもそれなりとなると、条件は厳しい。


 新型コロナの感染が落ち着いてきて、(そろそろクリスマスライブの依頼があるかも…)と考え、このところマメに弾き語りの練習に励んでいたら、2日前に本当にライブの打診があって驚いた。
 過去に18回歌わせていただいた全国展開のデイサービスからで、ボランティア訪問に対して本部の許可がようやくおりたという。

 てっきりクリスマスライブかと思いきや、希望は来月下旬という先の話。「2022年から受入れ再開」ということなのだろうか。
 こちらの状況を訊かれたので、およそ2年のブランクがあること。70歳を超えて高齢者の領域に入ったこと。その関係でパフォーマンスにやや不安があることを正直に伝えた。


 さらにはマスク装着で歌わせてほしいことも申し入れた。たとえ感染者がゼロに近づいても、ウイルス自体が消えたわけではなく、飛沫そのものである歌う行為は相変わらず感染リスクが高い。聴き手との距離や換気等も含め、できる限りの対策はすべきだろう。

 演奏がときに1時間に及ぶ施設だったが、今回はコロナ状況等を考慮し、最大40分とさせていただくことで了解をもらった。
 まだ1ヶ月以上も時間があり、今後の感染状況次第では実施できなくなる可能性もある。ひとまず準備だけはしておくが、実際にやれるかどうかは、神のみぞ知る領域なのだ。