2020年9月30日水曜日

屋根下に廃材を退避

 昨日に引き続き、午前中から廃材の整理に励む。
 車庫屋根下にある梁の間にできた空間を利用し、廃材の退避場所をまず作った。支持材として38×140、560長のツーバイ材3本を玄関ドアから2つ目の梁下にビス固定する。
 間隔は長短さまざまな廃材を効率的に収納するべく、登梁の水下側から、350、910、1820とした。

 さっそく長短のタルキ8本を並べてみる。梁高さは220あるが、横ツナギ材38×89が下方に突き出ている関係で、タルキは2段までしか積めない。
 続けて38×140、1800長のツーバイ材1本を載せる。その上に38×140、560長のツーバイ残材数本を重ねて載せた。


 その後、傷んだウッドデッキ床板を交換しようとヌキ板の残材を精査してみると、1820長で使えそうなのは、わずか1本。やむなく1本だけを交換し、他は全て細断して廃棄することに。
 残った1200長のヌキ板数枚を車庫屋根下の退避スペースに移動。予定していた廃材のうち、長くて場所をとるものは、全て屋根下スペースに収まった。

 雨に濡れない高所で、ダンゴムシやカビ、腐食の心配はなくなったが、見上げるとやはり目立つ。未処理の廃材で汚れや傷みはそのままなので、なおさらだ。今後なにかうまい方法が見つかれば、改良するかもしれない。


 以前の車庫で梁間の転び止めに使っていた38×140、560長のツーバイ材が多数あり、傷んでいる6本を加工して、BBQ用の椅子を1個新たに作った。これにより、BBQ用椅子は計5個となり、1個は踏み台用として玄関側の車庫内に移した。
 450長以下の短い廃材は使用頻度が高いため、出し入れに脚立が必要な屋根下には収めず、物置内で道具入れに使っているプラケース2個の裏側に積んでみたら、全てがきれいに収まった。

 最後に廃棄する木材をすべて細断し、市指定のゴミ袋4つに詰める。ゴミ袋がなくなったので、買い足す必要がある。
 カビだらけだったウッドデッキ下を清掃し、長く覆ってあったUVシートも水洗いして乾かし、物置に収納。3日間精力的に動き、古い車庫の解体で発生した廃材が、ようやくきれいに片づいた。

2020年9月29日火曜日

廃材を大量処分

  昨年やった車庫&物置建替え工事で発生した廃材は、別の用途に使う可能性があり、ウッドデッキ下に並べたブロックの上にひとまず重ねておいた。厚めのUVシートで全面を覆い、退避場所の条件としてはまずまずと思っていた。
 ところが最近になって点検してみると、あまり状態はよくない。特にブロックと接する部分の腐食が進んでいる。ブロックに直置きしたせいで、通気が悪くなったせいだろうか。

 好天に恵まれた昨日から、全ての廃材を引っ張り出して日に当てた。傷みがひどく、再利用不可能なものは電動ノコで細断。ただちに市指定ゴミ袋に入れた。


 今日は乾いた順に再利用できる材料を見繕い、まずは傷んだBBQ用の椅子を作り直す。
 古い椅子は作って20年近くが経つ。4つあるうち比較的新しい2つを残し、他の2つは解体して廃棄。新たに2つを作った。

 主な材料はツーバイフォーの2×8材(38×184)。300長の部材を3本取り出し、コの字形に組んで木用ビスで固定する。底部に補強用の2×4材(38×89)を縦に固定して完成だ。
 いろいろ試したが、このやり方が最もシンプルで丈夫。しかも座りやすく片づけやすい。横に倒して小型の天板を載せれば、ミニテーブルにも変貌する。


 その後、廃材の新たな退避場所として、車庫天井の梁間スペースを利用するアイデアを練る。以前から構想にはあったが、通りから目立つ位置で地震等による落下の可能性もゼロではなく、逡巡していた。

 調べてみると、退避すべき材料は1820長のタルキ6本とヌキ板5枚、2×6材1本、910長のヌキ板が10枚、その他450前後の細かい材料が20本ほどある。
 明日以降、ウッドデッキ床板の補修交換をやる予定で、ヌキ板はさらに減る。退避スペースは1820長用と910長用がそれぞれ1ヶ所あればよさそうだ。

2020年9月26日土曜日

水に浮かぶ家

 先日交換した居間テーブルの天板をどうすべきか、ずっと悩んでいた。12ミリ厚、910×1200の桐集成材で、表面に傷みと汚れはあるが、細断して捨てるにはちょっと惜しい。用途が決まるまで保存しておくにも、大きさが邪魔をする。
 考えたすえ、汚れがあっても気にせず使える物置棚板と、居間テーブル天板裏の棚板に転用することに決めた。

 最初に物置棚板を交換。何枚かある棚板のうち、タイヤの上にある最上段の棚板が、ヌキ板5枚をビスで接ぎ合わせた代物。昨年の物置作成時に再生OSB合板の在庫がなくなり、急きょ間に合わせたが、ようやく1枚の合板に交換できた。


 居間テーブル天板裏の棚板は、先日大幅改良したテーブルに新たに追加するもの。物置棚板を優先させ、サイズは375×890に決定。
 この板をテーブル天板を中央で支える梁材(38×89)の下にビス止めした。これにより高さ38、奥行き96と190の薄い棚2つが梁の左右にできあがる。棚板は天板を支える枠の内側に収まっていて、膝がぶつかる心配はない。

 この棚には、新聞や読みかけの本などを入れておく。出し入れが自由で探す手間がなく、読まないときは邪魔にならない。作ったばかりだが、かなり使えそう。
 5月にエッセイが載った地元紙夕刊の「陽だまり」という欄に再び投稿が採用され、今日それが掲載になった。
 今回は「水に浮かぶ家」と題し、生まれ故郷の川が雨台風で氾濫した5〜6歳ころの記憶を元にしたもの。大洪水の中で孤立する我が家に、ただ一人避難せずに残った父が主題で、前回よりも自信はなかったが、台風シーズンというタイムリーな内容が味方した。

 実は10数年前の50代後半にも、同じ素材をブログに記したことがある。70代を迎えて事象の捉え方が大きく変わったため、別の視点で新たに文章を書き起こした。
 非営利ブログであり、他の新聞や雑誌等には一切投稿してなかったが、掲載前にはいきさつを正直に新聞社に伝え、当時の文章も比較のために読んでもらった。規約にふれるのであれば辞退するつもりでいたが、結果は「問題なし」。

 コロナ禍でギター弾き語り活動が中断している今年は、「書くこと」「それを投稿すること」を新たな目標としていて、いまのところ順調である。

2020年9月25日金曜日

いつでもミシン

 午前中、近くの神社内に設けられた地区会館へと自転車で向かう。市に数十箇所ある集団健診会場のひとつに指定されていて、この日9〜11時が受付時間だった。
 指定会場は近隣にいくつかあるが、いつも行く地区センターの健診日が、あいにく大腸と胃の内視鏡検査日程と重なった。

(もしかして、大腸ガンの転移エコー検査を受けていれば、市健診は不要なのでは?)と考え、主治医に相談したら、胸のレントゲン検査は全く別物なので受けるべき、と諭された。
 他の血液検査等は8月に受けたばかりで異常はなく、レントゲン撮影だけをやってもらうことにする。
 会場はときどき散歩で訪れる場所。距離的には地区センターと大差なく、10時半過ぎに行ってみると、受診者は帰りかけの方が一人いるだけで、極端に空いている。

 入口で体温測定と手指の消毒を受けたのち、事情を話してレントゲン撮影だけをやってもらった。
 わずか数分で終了。こんなに簡単な健診は過去に例がない。コロナ禍のせいで各種健診を受ける人が激減していると聞いてはいたが、これほどとは。


 雪が降る前にやっておきたい外回りのDIY仕事は大半をやり終え、今日は家にこもって簡単なミシン仕事をする。
 これまで枕カバーはすべて手作りでまかなってきたが、私の分が傷んできたため、来客用と併せて3枚を一気に作った。

 端切れを見繕ったら、幅1100の黒っぽい布しか見当たらない。枕カバーに黒系は相応しくないが、ずっと箱にある古い布で、この際使い切ってしまうことにする。
 880×1000に裁断し、袋状に縫う。難しい作業は何もなく、簡単に終了。ミシンを新しくしてからは、ストレスなくトントン縫える。
 最近はミシンを片づけず、以前はデザイン系の仕事に使っていた長机の片隅に、ずっと置きっぱなしにしてある。
 その都度持ち出してケーブルをつなぎ、糸をセットする面倒がない。裁縫箱は作業ベンチの片隅に常時置いてあり、まさに「思いついたらいつでもミシン」状態。

 ギター弾き語り活動を本格的に始めた時期にも、2階の一角をライブスタジオに改造。いつでも歌える状態にして現在に至る。時に応じて部屋の有り様も変わってゆく。

2020年9月24日木曜日

パッシブ給気口を交換

 1月にアマゾンで買ってあったパッシブ換気用の基礎給気口をようやく交換した。
 新築時に設置したのはΦ150のガラリ付きステンレス給気口。本来は換気口として使うもので、開けたり閉じたりはできない。
 ところが、実際にパッシブ換気を運用してみると、コンクリート基礎に設けた給気口は、冬期には50%くらいに絞って使うと効率がいいことが判明した。

 現状の基礎給気口は2つあり、冬期は片方の給気口に断熱材をはめこみ、完全に閉ざすことで50%をキープしていた。
 給気口を閉じるのは10月上旬、開けるのは3月下旬ころで、この年に2回の作業がけっこう面倒で煩わしかった。

以前の基礎給気口〜冬期閉鎖作業中

 ごく普通の長方形基礎換気口なら、簡単に開閉が可能な構造になっている。同様に外から一発で開閉が可能になれば便利だろうと考え、同じ機能を持つサビに強いステンレス製Φ150給気口「水上金属WRR150」をネット検索で探し当てた。
(送料込1,490円で買ったが、2,972円に上っていた

10メッシュ網付き〜開閉は中央のツマミで

 10月も間近で、交換するならこの時期である。当初は既存の給気口を完全に取り外し、丸ごと交換するつもりでいた。
 ところが、防風カバーとガラリ&金網を取り外してじっくり観察すると、取付はかなり頑丈で、下手に外しても元のようにきれいに収める自信がない。
 新しい給気口のサイズを測ってみると、既存の枠内側にギリギリ入りそうだった。


 そこで急きょ方針を変更し、既存の枠は残して邪魔になる4個のカバー取付ネジだけを撤去。枠の内側を軸付き砥石で磨いて滑らかにし、新しい給気口を押し込んだ。

 すると周囲に隙間もできず、ぴったり収まった。コーキング剤等は使っていないため、必要に応じて簡単に取り外せる。最近テストした停電時のカーバッテリによる家電駆動時には、電源ケーブルをここから屋内に取り込める。
 隣りにあるもうひとつの基礎給気口は常時開放にしているので、今後もそのままで使う。10年に1度くらいの掃除は、物置内に設けた点検口からやる予定。

2020年9月22日火曜日

ゆにガーデン散策

 長男と孫娘、そして妻を伴い、車で1時間の「ゆにガーデン」へ遊びに行ってきた。
 長男のお嫁さんが昨日から2日間自宅でのインターネットセミナーで終日拘束され、特に孫娘が家にいると支障がある。昨日は長男が外に連れ出して相手をしていたが、今日は4連休最終日でもあり、お嫁さんを残しての家族ドライブとなった。

 札幌近郊の観光地をネットで物色。子供用遊具はないが、広い丘陵地に広がる英国風花壇が美しく、食べ物も美味しそうなゆにガーデンに決めた。


 セミナー開始10時に合わせ、早めの9時半に迎えに行く。東に車を走らせ、10時45分に到着した。駐車場は空いている。
 行くのは今回が初めてで、入場料は大人700円(小学生以下無料)とリーズナブル。時節柄マスクとスタッフからの検温と手指消毒が入場の必須条件だった。

 ゲートをくぐると、いきなり園内周遊バスがやってきた。いかにも子供が喜びそうな体裁で、孫娘が「乗りたい!」と叫ぶ。大人100円(幼児無料)を払ってさっそく乗った。


 バスは緩やかな丘陵地を縫うようにゆっくりと走る。どの建物の壁にも紅葉し始めたツタがからんで美しい。真っ赤なサルビアが目に染みるようだった。


 要所にバス停があって、乗り降り自由の乗り放題。眺めのよい「幸せの鐘」の前で降り、長い階段を上って鐘つき堂に到着。よくあるカップル向けの鐘だが、孫娘が少しビビりながら鐘を鳴らした。幸せになれるといいね。
 眼下には160M続く緑の芝生道(ブロードウォーク)が続き、その先には結婚式場にもなる教会風のコテージが建っていた。


 その後はバスに乗らず、散策しながらセンターハウスまで戻る。朝が早かったので、空腹だった。珍しく孫娘からでなく、私から「ご飯食べよう」と提案。
 オープンカフェ「バジル」で思い思いの料理を注文し、感染リスクの少ない屋外テラス席で食べた。


 昼食後、周遊バスから見えた各種ガーデンを順に見て回る。それぞれの庭にテーマがあって飽きさせない。丘陵地をうまく利用した巧みな公園設計だった。

 孫娘のお気に入りは、つづら折りの木製階段を降りた先にあるウォーターガーデン。
 水草に覆われた池にある飛び石をおっかなびっくり渡ると、ゴールにうさぎ小屋があり、自由にさわれる楽しい仕掛けだった。


 家族で長い時間を過ごせたのは、コテージ前にあって高いレンガ壁に囲まれたローズガーデン。中央に東屋があり、外からの見通しが悪いせいか、ほとんど人がいない。
 みんなで東屋の椅子に座って、持参の珈琲を飲んだり、グミ菓子を食べたり、途中で思いついた「宝探しゲーム」を孫娘に仕掛けたりし、延々遊んだ。


 朝からずっと好天で汗ばむ陽気だったが、15時を回ると日が陰って涼しくなった。
 再びセンターハウスに戻ってブルーベリーアイスを食べたあと、お土産を物色したり、写真を撮ったり、またまたうさぎ小屋に行ってみたりと、めいめいが思い思いの時間を過ごす。

 公園中央に広がる公園名物、コキアの群生を最後に散策したが、ちょうど紅葉が始まったところで、丸い卵のような姿がなんとも珍しく、愛らしい。10月にはこれが真っ赤に染まるらしいが、いずれまたそのうち。


 充分に遊んで、15時55分に公園をあとにする。花や公園が大好きなお嫁さんがいなくて残念だったが、よい家族の思い出ができた。
 あとでパンフを調べたら、見忘れたガーデンがいくつかある。別の季節にぜひまた訪れたい。

2020年9月21日月曜日

車庫雨樋の改良

 連休の谷間に空いた予定のない日。当初は孫娘の子守りをお泊りでやるはずだったが、3日連続での祖父母子守りはさすがに厳しいと回避。天気がよく、かねてからの懸案事項だった車庫屋根雨樋の手直しをすることにした。

 昨年の車庫建替え時に、屋根材のオンデュリン・クラシックを利用した雨樋を自作した。メーカー仕様にはない独自の判断だったが、雨樋としての機能はまずまず。1年が経過した。
 しかし、端材利用のせいで長さがやや足らず、降雨量が多いと壁際端部から雨水が溢れて下の物置まで落ちてくる。車庫屋根と母屋外壁の隙間は新しい防水シートで塞いたばかりで、同時に雨樋の隙間も修正すべきだった。

現状の車庫雨樋

 いったん既設の雨樋を外し、じっくり検討。単純に壁まで移動すると、反対側の雨水落下部がうまく収まらない。雨樋位置はそのままで、新たに短い雨樋を追加することにした。
 端部に切り込みを入れ、内側に折ってコーキング剤で固定。既存雨樋との重なり部にもコーキング剤をはさんでビス固定した。

壁際に雨樋を追加

 続けて現状で雨樋のない東半分にも雨樋を設ける。
 1年使ってみて、全面雨樋の必要性を感じた。特にダラダラ続く融雪水が通行時にうっとうしい。屋根の土埃が雨で流れ落ち、下のコンクリート床を汚すのも気になる。

 屋根材の端材がまだ残っていて、L=670の雨樋が3本取り出せる。水漏れリスクのない継ぎ目なしが望ましいが、新たな投資をするほどでもなく、継ぎ足して使うことにした。
 雨樋支持材は既設と同じワンバイフォー材を使用。予め柿渋を塗って準備しておいた。既設よりも水勾配をやや急にし、水下端部を既設雨樋の下に差し込むようにする。継ぎ目長さは140弱、コーキング剤を充填したうえでビス固定した。


 雨樋を地面へと導く斜め樋は、カーテンレールを再利用した既存品をそのまま転用。取付け位置の変更だけで済ませた。

 16時過ぎには作業終了し、実地テストは先になると思っていたら、19時近くに突然の雨。さっそく様子をみたが、問題なく機能している。
 一昨日処置した屋根と外壁隙間からの雨水漏れもいまのところない。併せてしばらく追跡調査したい。

2020年9月20日日曜日

孫娘と公園遊び

 長男夫婦から孫娘の子守りを依頼された日だった。
 息子は早朝から所属する社会人サッカーチームの試合と運営。コロナ禍でリーグ戦は中止になったが、やや下火になったこの時期に、一発勝負のトーナメント戦が実施されることになったとか。
 お嫁さんは午後シフトの仕事があり、11時には家を出る。息子の帰宅は13時半ころで、その間の子守りを頼まれた。親のいない完全子守りは、たぶん今年初めてのこと。

 長男夫婦のマンションで時間を過ごす案も当初はあったが、コロナ禍でしばらく行ってない近くの百合が原公園でのピクニックを提案。好天という条件だったが、幸いに朝から晴れた。
 妻は朝からお弁当作り。10時半過ぎに車で迎えに行くと、待ちかねていた孫娘が喜々として乗り込んできた。


 公園に向かう途中、大粒の雨が降り出す。11時に着いたが連休中にも関わらず、駐車場には充分な余裕があった。コロナ禍のほか、予報になかった急な雨に出鼻をくじかれたのかもしれない。
 雨はいったんやんだが、用心して車に積んである傘とタオルを持って散策に出た。

 いつもなら真っ先に遊具広場に向かう孫娘が、今日に限ってまずは散歩だという。広い公園をブラブラしていたら、「お腹が空いた」と孫娘。まだ11時半だが、いったん空腹を訴えると、食べないと気がすまない性格だ。「まだ早いでしょ」という妻をなだめ、雨が降っても濡れない東屋に座り、早めの弁当を広げた。


 お腹いっぱいになって満足した孫娘、ようやく遊具広場に行く気になった。あとで聞いたが、公園遊びを前日から楽しみにしていて、普段より朝が早かったらしい。

 12時くらいから遊具広場で本格的に遊びだす。この公園は遊具が豊富で、順に遊ぶとかなりの時間を費やす。雨がときどき降ってきたが、本降りになる気配はない。
 遊具広場は引率の大人も含め、さすがに混雑していた。マスク着用率は大人が90%以上。子供が50%程度といったところ。テレビで見る東京都民より、着用率はずっと高い印象がする。


 一通り遊んだあと、「オヤツは?」と孫娘が問うので、以前から買い置きしてあるグミを1袋与えたが、まだ物足りない様子。
 雨が再び落ちてきたため、東屋に妻と孫娘を残し、傘をさしていつも利用する自動販売機まで苺アイスクリームを買いに行った。

 途中でリリートレインの時刻表を調べると、13時半の便がある。3人とも無料対象年齢ということで、最後に全員で乗ることにした。
 列車が動き出すと、急に青空が広がった。全く忙しい天気だが、おかげで線路沿いに満開のダリアの花が、ひときわ美しく見えた。


 14時くらいに車に戻り、マンションへと向かう。息子からはすでに帰宅したとのショートメールが届いていた。
 14時半に無事に送り届け、この日のお役目終了。歩数計は7千歩に迫っていて、雨にも振り回され、ちょっと疲れたが事故なく終えて万事よし。

2020年9月19日土曜日

隙間に万能防水シート

「毎日が日曜日」の我が身にはあまり関係ないが、世間は4連休とかで、趣味や仕事がらみで忙しい長男夫婦から、孫娘の子守を2日間頼まれた。こんなとき、多少なりとも世の中との関わりを感じる。
 雪が降る前に終わらせたいDIY系の外作業がいくつかあり、子守がなくて天気が良い今日は絶好の条件だった。

現状の隙間部分

 先日済ませた母屋外壁と車庫屋根の隙間ふさぎだったが、結果はあまりかんばしくない。降雨量が増えると雨水が漏れてくる。コーキング剤充填を一部やり直したが、まだ水下部分に漏れがある。

 新たな修正として、上層にゴム系素材、中間に補強のアルミメッシュ、下層にブチル粘着材の3層で構成された本格的な万能防水シートを購入した。商品名「タイセイ・ファストフラッシュ」。
 オーストラリア製でユーザー評価が高い。やや高価だが、決定打になりそうな予感がした。ネットショップをあちこち調べ、280×1000の商品を送料込4,840円で買った。


 珍しく早く起きて、朝食前に車庫屋根に上る。前日までの雨でコーキング剤上に溜まっている雨水を早く乾燥させようと、タオルで全て拭き取った。
 同時に凸凹状態のコーキング剤表面をできるだけ平らに均す。外壁や屋根に残っている汚れもとった。

 朝食後、防水シートをハサミで横に4分割する。これにより、70×1000のシートが4枚取り出せ、重ね張りすれば隙間の長さを完全に覆える。



 午後から再度屋根に上ると、陽射しで隙間部分はすっかり乾いていた。水下から順に貼ってゆく。
 シートの裏にある白い紙をはがし、端部を屋根の部分に置いて位置決めをする。外壁の波板に斜めに立て掛け、谷部分に押しつけるようにして貼る。

 取説によれば、「横方向に60%、縦方向に20%伸長する」とある。かなり複雑な形状にも自在にフィットする。今回のような隙間処理にはうってつけだった。


 一番下の層はブチル粘着材になっていて、樹脂や金属、瓦などの各種素材に使えるらしい。今回は外壁が鋼板で屋根がアスファルト系素材だったが、問題なく接着できた。
 圧着作業は丸い木の棒でやり、何度か繰り返した。重ねを30にして貼ると490余ったため、下の物置屋根と外壁の隙間に使った。

 作業は特に難しくないが、下層のブチルゴムが固まるには24時間必要だという。貼り終えて家に入ったとたん、ポツポツと雨が…。全く予報になく、あわててシートを抱えてまた屋根に上る。固まるまでは雨に当てたくない。


 シートをロール状にして角に押しつけ、レンガを載せて養生。降雨レーダーをにらみながら外をうかがったが、幸いに本降りにはならずに済んだ。
 明日の午後にはシートを外し、その後の雨で効果を確かめたい。

《2020.10.3 追記》
 防水シート設置後、数時間で12.5ミリというまとまった雨が降った。その結果、3ヶ所からわずかな雨漏りを確認。これまでと比べてはるかに程度は軽いが、この複雑な形状での完璧な防水は難しいようである。

《2020.10.6 追記》
 外壁部数カ所にわずかな隙間を発見。自己判断でドライヤーを軽く当ててブチルゴムを柔らかくし、再度接着させた結果、雨漏りは完全に止まった。

2020年9月17日木曜日

災害時飲料水の確保

 昨日実家から回収してきたバケツや工具類、箒やタオル等を順に整理。多くはゴミとして廃棄処分となるが、物置の奥から出てきた18Lポリタンクは使った形跡がなく、捨てるには惜しい。そこで災害用の水保存容器として使うことにする。

 これまでも同様の主旨で12Lのポリタンクに水を満たし、床下の取り出しやすい位置に置いてあった。タンクに水を入れた日時と「飲料水12L」と記したラベルを貼り、1年が経過すると水を入れ替えて更新する仕組み。
 同じ床下空間に18L分を追加。他に500mlペットボトル飲料水5本を箱に入れて保存してある。


 災害時飲料水の推奨値は1人1日3L×3日分。合計で32.5Lあるので、2人分でも6日は持つ計算。
 札幌市の水道は水圧利用の直結直圧方式を採用しているため、戸建住宅は停電時でも断水しないという。事実、2年前のブラックアウト時に断水は一切なかったが、まずは安心できる備えだ。


 明日はまた雨になるらしく、急きょ家庭菜園に山東白菜の種を蒔くことにした。春から秋にかけて食卓を賑わしてくれた山東菜が、そろそろ終わる。代わりになる秋蒔きの葉物野菜を探していたら、同じアブラナ科の山東白菜をトライアルで見つけた。
 129円と安く、時期的に蒔くにはギリギリだが、秋から冬にかけて収穫できるとうれしい。コロナ対策としてのアブラナ科野菜にも期待したい。


 2日前の話になるが、思いがけない残暑到来で遅れていた西側ウッドデッキ上の遮光ネットを、ようやく外した。
 降り続く秋雨の合間を見ながらの作業になり、タイミングが難しい。汚れは鳥の糞くらいで、ネットの破れやヒモの脱落はなかった。もうしばらくは使える。

 ウッドデッキ横の裏庭に最後のグラジオラスが2本咲いた。どちらも赤と白のグラデーションで、夏の終わりを告げるに相応しい鮮やかさだ。

2020年9月16日水曜日

最後の大掃除

 大腸ポリープ切除手術の療養終了間際に手配した実家の大型家具処分から1ヶ月が経過。その後溜まっていたDIY関連の作業に追われ、残存物が何もなくなった実家の最後の掃除が遅れに遅れた。
 雑務もようやく一段落し、このところ続く秋の長雨の切れ間を見計らい、満を持して出かけた。

 13時50分から作業開始。まず最初に1階和室中央にある床下点検口の断熱材を詰め直し、内側に防湿シートを貼る。詳しい経緯は省くが、業者の施工ミスである。
 故あって実家の設計施工一切に私は関わってなく、「寝ていると寒い」という生前の母の訴えでミスに気づき、ただちに応急処理を施したが、のちに誰かが元に戻したらしい。その後母は施設に移ったため、ずっと放置状態だった。


 続けて同じ和室のカーテンレールを修理する。取付金具の一部が破損していたが、外してみたら補修は困難だった。4ヶ所ある金具を3ヶ所に減らし、取付ネジを頑強に締め直すことで対処。

 最後に長く壁に立てかけてあった畳を元の位置に戻す。母が施設に移った直後、水道栓の水抜きを一部忘れて凍結破損し、床が短時間冠水したことがあった。畳の冠水はほとんどなかったが、以降10年間、念のため畳は上げて乾燥状態にあった。
 畳の裏に配置が暗号のように記してあり、ジグゾーパズルの要領で順に畳を置いてゆく。想像力を駆使しつつ、かなりの時間をかけて正常位置に戻した。
 持参した珈琲で休憩したのち、こちらもポリタンクで持参した水をバケツに移し、床の拭き掃除をする。遺品や家具を片づけながらコマメに掃除機はかけていたので、大きなゴミはない。しかし、床はかなり汚れていた。
 ほぼ同時進行で台所シンクや浴室タブの汚れも落とす。持参したクレンザーとハードスポンジが大活躍し、壁クロスの汚れも大半がこれで消えた。

 その後、脚立に上って居間の照明カバー2つを外して清掃、2階の床清掃と続いた。ハタキで目立つ天井の埃も随時落とす。
 最後に玄関ホール床と壁を清掃し、伸び始めた周囲の雑草を鎌でざっと刈る。


 作業範囲が広く雑多で、家一軒を丸ごと大掃除するようなものだったため、1日で終わらせるのは無理かも…と思っていたが、あたりが暗くなり始める17時半までに全作業を終えた。

 掃除用に残してあった箒やタオル、バケツや洗剤、各種工具、ペットボトルの水などをまとめて回収。残っているのは日焼け防止のレースカーテン一式と小型脚立、丸椅子、バケツと雑巾、サンダルに靴べら、外用玄関マットと掃除機といったところ。
 いずれも一度で回収可能で、長く続いた実家の片づけにようやくケリがついてホッとした。