2026年3月17日火曜日

窓ガラスの復活

 窓の結露防止対策として試したポリスチレン断熱材の位置不良により、2/10にヒビが入った2階寝室窓ガラスをようやく交換修理した。

 サッシ会社から紹介された窓ガラス店に見積りを依頼すると、外足場を組んでガラスを交換する前提で、価格は6万円を大きく超えた。自らの不手際とはいえ、予想を超える価格。何とかコストダウンを図ろうと、自分なりに模索した。
 室内から窓枠を取り外してガラスを交換するという手法を思いついて提案。3/2の現場調査を経て、再度の見積りを依頼すると、どうにか5万円以内に収まった。


 特注した窓ガラスがようやく完成し、午前中に業者が2台の車でやってくる。トラックには多くのガラスが積んであり、我が家だけでなく、他の現場もまとめて回るらしかった。

 作業員は2名で、現場調査とは別の方々。手作業で窓枠を取り込むには、一人では無理とのことである。
 ところが現場を一目見るなり、「室内からではなく、外からハシゴを使ってやります」と宣言。内側から窓枠固定のヒンジを外すと、取付ネジが緩んで復活しない可能性があるという。ハシゴで充分やれるというので、お任せした。


 一人がハシゴに上り、転落防止のため、もう一人が下でおさえる。
 ガラスの外側に強力な作業吸盤をくっつけたのち、窓枠のガラス周囲をおさえてある押し縁をドライバーで外すと、ガラスはあっさり外れた。
 ガラス単独なので、重さはおそらく数キロ。片手でガラスを持ち、もう一方の手はハシゴをつかんで、そのまま器用に下まで降りてきた。


 新しいガラスを作業吸盤でホールドし、再びハシゴを登って窓枠にセット。押し縁を四方にはめ込んでビス止めし、交換は短時間であっけなく終了した。
 ガラスは3/2の現場調査時に厳密に採寸していて、ピタリ収まった。(多少のアジャストは可能とのこと)

交換を終えた窓ガラス

 明け方に雪が降って影響を案じていたが、作業時にはピタリ止んだ。窓下に充分な作業スペースがあり、雪が50センチ近く残っていたのが、逆にハシゴの安定にはプラスだった。
 結果として、室内からの作業用に準備した木製の補助材やロープ等は使わずじまい。

 自らの判断ミスが招いた災いで一時はかなり落ち込んだが、ようやく修復が叶って気持ちが晴れた。新しいことを試すにあって、いい勉強になった。

2026年3月16日月曜日

年度末の本修繕

 今年度最後となる地区図書館〜本修繕ボランティア活動日、9時半に到着して作業を始めた。最後とあって集まったメンバーは係員を含めて8名。最近では珍しく多い。

 前回修理した本2冊はどちらも問題なく、持ち越し作業もないため、新たな作業を手掛けようとしたが、なぜか修理対象棚に並んだ本はごくわずか。目についた大江健三郎作品集を手に取る。
 修理箇所は表紙の部分的な欠損。接着ボンドの原液を使って素早く硬化させようと試みたが、場所がデリケートな角の部分で、時間をかけたほうがよいと判断。捨て紙とゴムバンドで覆って、次回まで硬化を待つことにした。


 人数が多いせいで修理対象本がなくなり、はやくも作業終了か?と思いきや、係員が奥から小口の汚れた文庫本を抱えてきた。緊急性はないが、作業に余裕ができたときのための保留案件だったらしい。
 かなりの数があり、一人4〜5冊を受け持って作業する。多くは手垢による汚れで、紙ヤスリをかけて落としたが、
「紙ヤスリは往復させずに、片方向だけにゆっくりと」と係員から注意を受けてしまう。
 つい木材のヤスリ掛けと同じ要領でやったが、本の場合は小口の毛羽立ちの原因になってしまうそう。言われてみれば確かに。

 実はこの日は、長く担当した係員のAさんからBさんへの引き継ぎ日でもあった。Aさんが退職して来年度から単なるボランティアに変わることへの対応で、Bさんは4年前の活動開始当初に、時折Aさんの代行として参加した経緯がある。
 細かい作業指針の変更なども今後あり得るが、新リーダーの意向に沿うのがメンバーの基本だった。


 作業完了後、延べ19回に及んだ今年度の活動のうち、皆勤者3名の発表があって、私もその中に含まれていた。
 都合で参加が遅くなったり、活動が正味1時間だけになったりしたが、ともかくもやり遂げた。自分なりに工夫した新しい修復法や、新たに作った補修道具などもあり、内容にはまずまず満足している。

 イメージ通りの声が出にくくなり、依頼型の音楽ボランティアは今後難しそうだが、得意な手作業を活かせる本修繕ボラなら、もう少しやれそうな気がする。

2026年3月13日金曜日

自転車を試運転

 雪解けが順調に進み、自宅周辺の道路もすっかり乾いている。例年よりも少し早いが、車庫北側で冬眠させてあった妻の自転車を掘り出した。
 分解してあるハンドルを組み立て、カゴの外れを補強し、ネジの緩みを数本修正。サビ防止のスプレーを要所に吹いた。なぜか空気圧は問題なし。


 天気が良く、昼食前に町内会を軽く一周して試運転。そのまま近隣のスーパーまで走ってみた。歩道の一部に雪は残っていたが、何とかスーパーに到着。途中の河畔公園にはまだ厚く雪が積もっていて、散歩は当分難しい。
 少なくとも気温がプラスの昼間であれば、自転車に乗るのに支障はなさそう。妻の行動範囲が広がる。

2026年3月12日木曜日

まだ履ける防寒長靴

 8年前にワークマンで1,580円で買った防寒長靴を延々と履き続けている。
 5年目に4ヶ所の穴(亀裂)が開いて自転車用パンク修理具で補修。6年目に穴が7ヶ所に増え、再度の補修を施した。

 8年目の今年、2ヶ所の補修部分が剥がれ始め、いよいよ買い替えを覚悟したが、不思議なことに底はそれほどすり減ってなく、寒さが厳しかった今冬でも一度も転んでいない。
 過酷な円安不況に令和のオイルショックが重なり、先行きが全く見通せない混沌とした世情。使えるものは極力修理して延命させるのが、実は究極の節約対策なのだった。修理用の材料と工具は整っており、都合3度目の補修を決意した。

補修前
補修後

 具体的な手法は2年前のブログ記事に詳しいので割愛。(関心のある方はこちらをクリック
 作業には慣れていて、問題なく終えたが、最後の点検で左足踵部分にも新たな縦の亀裂を発見。外側からのゴム補修と同時に、内側からも厚いデニム地をあてがい、ホワイトボンドで接着した。
 これにより、補修部分は計8ヶ所に増えた。左足が5ヶ所で右足が3ヶ所。ここでも利き足の反対側でふんばりを受け持つ左足の負担がうかがえる。

 これほど長期間に及ぶ補修に耐えられるのは、何より底が丈夫だから。以前に買った防寒長靴は本体よりも先に底がダメになった。もしかするとあと2年、つまりは10年履けるかも。ワークマン、恐るべし。

2026年3月8日日曜日

ダーニング修復

 12〜3月の寒い時期限定で着ているウール100%の厚手セーターが2枚ある。
 2016年に買ったセーターの左肘が擦り切れ、穴が空いていることに気づいたのが正月過ぎ。冬物バーゲンが始まる時期で、10年着たのでいよいよ廃棄かと考えていたら、「直してあげる」と妻からのオファー。

 実は過去にも別のセーターの左肘が擦り切れ、何度か補修を重ねたのちに廃棄した経緯がある。右利きと関係があるのか、いつも擦り切れるのは左肘だ。


 補修は毛糸を専用針に通し、網目状に縦横にかがってやる。10代のころから自分で毛糸靴下を修復していて、技術は会得していた。
 欧米では「ダーニング」と呼ばれる伝統技術らしく、あえてカラフルな毛糸を使って補修し、パッチワークのようなデザイン的面白さを追求するらしい。

 今回は実用本位で同色の毛糸を探し出し、作業は妻にまかせた。仕上がりは上々で、よく見ないとわからないほど。買い替えは回避して数シーズンは着られそう。
 以前には薄手のセーターに穴が空き、ダーニングが不可能でキャンバス生地を丸く切ってパッチをあて、2年延命させたこともある。


 ダーニングではないが、数年前に買った雪かき専用の手袋に昨年穴が空き、捨てずに木工用ホワイトボンドで補修を試みた。

 今年になって穴の数が増え、両手に広がってさらなる補修を施す。穴にホワイトボンドを薄く流し込み、1日乾燥させるだけだが、昨年補修した分は問題なく使えている。
 こちらもなぜか左手の破損が多く、不思議に思ってGoogle AIで調べたら、「右利きの人において、左手がグリップ力と摩擦の大部分を引き受けているから」ということらしい。セーターの左肘欠損も似たような理由かも。

2026年3月7日土曜日

メルカリで炊飯器

 13年前に買い、ずっと使い続けてきたパナソニックの炊飯器(SR-MZ051)、本体はまだまだ使えそうだったが、あまりの酷使に内釜の目盛りが擦り切れ、水の量がよくわからない、という問題が発生した。
 内釜の買い替えを考えてネットであちこち探したが、型が古いせいか見当たらない。あきらめて同じ型式の中古品かジャンク品を買い、内釜のみを使う方向に切り替えた。

右が新しい炊飯器

 そうするうち、同時期の製品で同じ3合炊きのパナソニック製炊飯器(SR-MY051)をメルカリで発見。
 現状の製品より1年だけ新しく、あまり使っていないのか、内外とも非常にきれいだった。価格が送料込みで2,800円と手頃。

 内釜が現状の「銅コート厚釜」より上位モデルの「旨火ダイヤモンド釜」なるもので、耐久性と炊き上がりのモチモチ感に優れているという。妻とも相談し、内釜が決め手となって買うことにした。
 いつも巡回閲覧するブログで同年代の方が、「炊飯器を替えたら、ご飯の味が劇的に改善」とあり、そんな情報も後押しした。

新しい炊飯器の内釜
古い炊飯器の内釜

 商品が昨日届き、2日間に渡ってテスト。たまたま5kg〜3,500円の廉価米を買ったばかりで、新炊飯器に期待して基準通りの水量で炊いてみたが、やや硬めの炊き上がり。
 今日は水を多めにして炊き、味は改善したが「劇的に改善」とまでは言い難い。それでも米の値段にしては上々の炊き上がりではあるが。

 この炊飯器、消費電力が280Wと少ない。消費電力460Wだったこれまでの60%に過ぎず、毎日のことなので電気代の節減が期待できるかもしれない。


 ところで、送られてきた商品の梱包は廃棄段ボール箱を2つに割いて組合せ、隙間に古新聞を詰めて周囲を多くのガムテープで巻くというユニークなもの。面倒な加工をなぜ?と考えたら、配送サイズを小さく収めるため、と思い当たった。

 3辺合計を測ると72cmで、80サイズに収まっている。もし加工なしで大きめの段ボール箱を使えば110サイズとなり、料金が200円高くなる。送料込みの出品が多いメルカリで、200円の差は大きい。
 メルカリの上級者は概して送料の節約が上手。今後の参考にしたい。

2026年3月2日月曜日

修繕のやり繰り

 午前中、2つの用事がバッティング(重複)した。
 ひとつは先日不注意でヒビを入れてしまった自宅2階窓ガラスの補修に関する業者の現場調査立ち会い。
 もうひとつは月に2回ある地区図書館〜本修繕ボランティアである。偶然だが、どちらも「修繕」に関わる予定だった。

 現場調査立ち会いは豪雪で来客駐車場が確保できず、長く待ってもらった経緯があり、先方の都合に合わせたかった。参加が強制ではない本修繕ボランティアは前日に事情をメールし、可能であれば遅れて参加する旨を伝えた。
 早めに起きてじっと待機し、10時に業者がやってきた。調査のための準備は整えてあり、ヒビの状況調査から始まって、ガラス寸法の計測、ガラスの色、取付ヒンジの強度などを順に調べてもらう。

窓枠を取り外すための補強対策を提案。

 最大の問題は「足場なしでガラス交換が可能か?」という点。最初の見積りでは足場を使って外側からガラスを交換することになっていて、外足場代が想定外。
 事前のネット調査によると、割れている辷り出し窓を取付ヒンジ部分から外し、室内に取り込んで作業すれば、足場なしでもガラス交換が可能と思われた。
 交換時に窓が落下しないよう木材で補助材を作り、さらにロープでも補強する対策を考えてあった。

 担当者はその場ではっきり結論を出さなかったが、ヒンジの劣化損傷はなく、うまくやれば外して室内に取り込むことは不可能ではないような口ぶりだった。

窓枠部の取付ヒンジに劣化はない。

 30分で調査は終了。仕様がLow-Eペアガラスのため、注文して完成するまで時間がかかる。施工法は別にし、ひとまずガラスの発注は先行して頼んでおいた。
 メールでずっと打合せていた担当者と来訪した現場担当者が異なり、検討して施工法を煮詰め、必要なときは新たな見積りが出る手筈になっている。
 始まりは自分の判断ミスからだったが、なるべく安くあがるよう祈るのみだ。


 終了後、ただちに地区図書館へと向かう。到着は10時40分で、参加人数は6名。修理対象本の棚はすでに8割方片づいていた。
 前回手掛けた修理本4冊を順にチェックする。問題箇所はすべて直っていて、今回は珍しく持ち越し修理ゼロだった。

 残り少ない修理対象本から新たな修理を3冊続けてやる。2冊がページ喉部分の剥離で、1冊が透明ブックカバーの貼り直しだった。まさか2週続けて苦手な透明ブックカバー貼りをやるとは。
 持参したハサミの切れ味が鈍く、透明カバーを切るのに苦心したが、一部カッターを併用してどうにか収めた。切れるハサミの準備を常に怠ってはいけないと悟った。