2024年3月29日金曜日

冬眠からの目覚め

 気温がぐんぐん上がり、札幌アメダスでは最高気温11.8度を記録。最低気温も5.7度で、ついに冬日を脱した。
 明け方からは雨も混じって、雪解けが一気に進んだ。記録では1日で10センチの減。庭木の周りには早くも緑が見える。春の到来を告げる「根開き」という現象だった。


 屋根の雪もほぼなくなり、建物周囲の雪も激減。物置北側にシートで覆って冬眠させておいた自転車を、ようやく掘り起こす時期到来である。

 数日前から剣先スコップで周囲の雪を割っておいたこともあり、簡単に取り出せた。シート養生が効いてサビの発生はない。空気圧も正常。道路の雪はほとんど消えている。すぐにでも乗れそうだ。
 しつこい冬で例年よりかなり遅れたが、これで妻の行動範囲が広がるだろう。

2024年3月28日木曜日

まだ5歳児程のスキル

 近隣地区センターのピアノロビーコンサートに行ってきた。以前から年1回実施されていたが、コロナ禍の3年間は中止。昨年からようやく再開となった。
 同じロビーでは私も過去にいろいろな形で歌っている。今回は電子ピアノを独学中の身であり、初めて聴く気になった。

 開始は13:30からで、徒歩で5分前に到着。50席ほど用意された席は6〜7割埋まっている。
 出演は地域ピアノ教室の生徒7人。定刻に始まり、前半は先生との連弾で後半がソロ。5歳から60歳まで生徒の年齢層は広い。
 童謡からジプリ、YOASOBIに嵐、そしてユーミンと選曲は多種多彩。ピアノのスキルも様々だったが、初心者から順に演奏している感じがした。


 男女比は女性4人に男性3人。成人男性が2人いて、大半が子供か女性と思い込んでいた私の予想を見事に裏切った。
 初心者のリズム感やミスタッチに多少の難点はあったが、中級者以降の演奏は、なかなか聴き応えがあった。上級者のスキルは後半のラストで演奏した指導者に近いものもあって驚いた。

 初心者の左手伴奏のやり方など、大いに参考になった。あくまで独学だが、自分の方向性は間違っていない気がする。
 冷静に判断し、自分の腕はまだ5歳児程度と認識。今後の練習にむけ、よい刺激になった。


 定刻に終了。進行もしっかりしている。帰り際に後方の男性から声をかけられた。本修繕ボランティアを一緒にやっている同年代の男性で、電子ピアノを始めるきっかけになったHさんだ。私より1年半早くピアノを始めた方だが、やはり好奇心で初めて聴きにきたという。
 おおむね私と同じ感想を持ったようで、単調な練習曲ばかりでなく、下手でもみんながよく知っている曲を早く会得したいですね、と意見が一致した。

2024年3月26日火曜日

腰痛からの解放

 長引く冬による除雪やツララ落とし作業で持病の腰痛がぶり返し、なかなか回復しない。特に起床後の状態が悪く、腰にじっとりと染みつくような不快感がある。
 湿布薬や毎朝のストレッチなどを続けても効果はいまひとつ。寝起き後の状態から考え、寝具に問題がありそうな気がした。

 次男の手術立ち会いで昨年ビジネスホテルに一泊した際、ベットの寝心地がよく、朝まで快眠できた。ベットは硬めのスプリング式マットレス。ずっとウレタンマットレスと綿布団で寝ていたが、これが自分に合っているのでは?と考えた。
 ネット情報を集めると、スプリング式マットレスには、硬めのボンネルコイル柔らかめのポケットコイルの2種類があるという。「腰痛に悩む方にはボンネルコイルがお勧め」とあり、昨年の経験と一致する。


 ボンネルコイル一点に絞って情報収集し、最終的にユーザー評価の高い以下の商品をアマゾン経由で買った。

タンスのゲン・ボンネルコイルマットレス」6,999円
 ・97cm✕195cm、14cm厚、シングル
 ・コイル数320個
 ・抗菌仕様、色はブラック
 ・寿命は8〜10年程度
 梱包は圧縮されてロール状(305✕305✕980)になって届く。解梱作業は広い場所でやる必要がある。
 止めてあるテープをハサミで切ると、いきなりロールがほどけて勝手に広がる。続けてビニール包装材の端部をハサミで切ると、こちらも自動的に空気が入ってどんどん膨らみ、30分もすると通常のマットレス形状になった。


 今冬から冬の間は最も暖かい予備室で寝ていて、さっそく自作ベットの上にマットレスをセット。幅も長さもピタリ収まった。
 ユーザー情報から、ニトリで買った薄めのウレタン敷布団を上に敷き、さらに敷きパッドを重ねた。敷きパッドの下には電気敷き毛布もセット。


 この状態で5晩寝てみたが、翌日から起床直後の不快な腰痛がピタリ収まった。ストレッチは続けているが、湿布薬はやめた。硬い寝床に変えたことで、寝返りによる腰の負担が大幅軽減されたのではないか。
 睡眠が深くなったせいか、一晩に2度は起きていた夜のトイレも、明け方の一度で済むようになった。現時点では、いいことづくめ。

 まだ寒いので寝汗やそれに伴う通気の様子はわからない。暑い時期はマットレスの上に敷きパッドだけで寝るべきか。
 ともあれ、長く悩んでいた腰痛から解放されるかもしれない。

2024年3月25日月曜日

折れた物干し竿を修復

 先日のツララ落とし作業の際、軒先の大きな氷塊がまとめて落ちてきて、一瞬の判断で使っていた物干し竿を投げ出して逃げた。
 直下ではなく、斜め下で作業していたので直撃は免れたが、多少のツララなら解けるに任せるのが身のためのようだ。

 犠牲になったのは人間ではなく、作業に使った物干し竿。氷塊がまともにぶつかり、真ん中からポッキリ折れた。外形32ミリの薄肉鋼管にステンレス被覆したもので、強度面での期待はできない。買い替えを覚悟した。
 問題は長さで、現状品は3.6Mの1本ものを車の屋根に積んで運んだ。だが、その後買い替えた車にルーフキャリアはない。調べると、2.16〜4Mの伸縮式物干し竿が800〜900円ほど。これなら車内に入る。


 除雪を最優先し、ウッドデッキが完全に乾いて外作業が可能になった。買い替える前に、折れた物干し竿を補修してみようかと思った。

 まず損壊部分を電動グラインダーで12センチほどカットする。氷塊を突いて割れた先端部も4センチほどカット。
 切断後の物干し竿は計359センチ長となり、両端にキャップをかぶせると、現状のウッドデッキ柱間にギリギリ使えるとわかった。


 2本に分かれた物干し竿を内側でつなぐのは木製の丸棒。捨てずに保存しておいたスコップの柄などを見繕う。
 25センチ長の丸棒が使えそうだったが、直径がわずかに細い。布ガムテープを何枚か重ね貼りして調整する。

 防水と接着をかねて丸棒の周囲に防水コーキング剤を塗り、接続部の中央に入れる。その状態で一晩おいたが、微妙な緩みが発生した。
 そこでさらなる補強として木用ビスの頭にワッシャーをかまし、4ヶ所で止めた。下地が木材なので、固定はしっかりしている。


 両端にキャップをかぶせ、ウッドデッキ柱に装着してみると、大きなたわみはない。
 干すのは主にシーツやバスタオルなどの軽いものが中心で、まずまず使えそう。買い替えはひとまず回避した。

2024年3月23日土曜日

外から窓ガラス清掃

 例年よりかなり遅れたが、この時期の定番作業である窓ガラス清掃をやった。建物周囲の積雪深は50〜60センチほど。朝晩の寒暖差で程よく締まっていて、足場としては絶好だ。
 道具は窓ガラス用のスクレイパーと延長用の洗濯ポール、融雪水を溜めたポリバケツに、スクレイパーを水に浸す角形のプラ容器だ。


 屋根の雪や氷塊はすっかり解けていて、ヘルメット装着の必要はない。最初に1階の窓9ヶ所を順に片づける。低いのでスクレイパー単体で簡単に終わる。
 続けて2階の窓8ヶ所に着手。高さがあるため、スクレイパーを2.6Mの洗濯ポールに差し込んで作業。1ヶ月ほど前にツララ落としで同様の作業をやり、腰を傷めた苦い経験がある。ぶり返さないよう、慎重に作業を終えた。



 ヤレヤレと家に戻り、珈琲を飲みながら窓ガラスをチェックしてみると、何としたことか、一部の窓に汚れが残っている。大半が2階で、下からでは汚れがよく見えなかったのが原因。
 強い雨でも降れば落ちてくれそうだったが、やはり気になって再度外に出てやり直した。


 2度目は車用のスポンジ製汚れ落としを洗濯ポールに差し込んで作業。幅は狭くてもバケツに直接浸せる利点がある。拭う回数も増えるが、作業性はまずまず。2階の窓はすべてこれを使うべきだったか。
 スノーブラシと同じで、こちらも自作したほうが使いやすそうだ。車洗浄と兼用可能なものを、次の冬が来る前に作っておこう。

2024年3月22日金曜日

寿司で肩すかし

 テレビのクイズで当たったすし券を有効に使うため、車で20分ほどの店を新たに見つけて出かけた。
 当たったのが2022年夏で計2万円分もあるが、使ったのはこれまで4回。使える店が少なく、回転寿司系がすべて不可なのが痛い。
 まだ1万2千円分が残っていて、有効期限が来年末。相当がんばらないと、無駄にしてしまう。

 11〜14時のランチタイムがお目当てで、前日に電話してランチでも使えることを確かめた。
 13時過ぎに到着してドアを開けよとうとしたが、固く閉ざされている。ガラス越しに案内を見ると、「本日のランチ営業は貸し切りとさせていただきます」とある。やられた。
 以前にもお気に入りのカフェに車で出かけ、同じ目にあったことがある。その際も前日に確かめていたが、突然の臨時休業だった。まさか2度目があるとは…。


 世は卒業シーズンで、慰労会等の会場に寿司店はよく使われる。過去に自分がサッカー少年団指導に関わっていた頃にも、慰労会で寿司店をよく利用した。
 時期が悪かったと諦めるしかないが、ランチ利用したい旨は前日に伝えてあり、一言教えて欲しかったと、ついうらみがましく思った。
 やむなく着た道を戻る。昼食をどこでとるか迷ったすえ、寿司を食べに来たのだから、やはり寿司店にすべきでは?と妻に提案。すし券は使えないが、普段テイクアウトで利用する「はま寿司」が帰路にあり、そこに寄った。
 直接店に来て食べるのはコロナ前以来だから、実に4年以上も前のこと。テイクアウトで顔見知りの店員さんから笑顔で席に案内される。

 店のシステムに大きな変更はなく、注文用のタブレットが固定式から移動式に変わったことくらい。普段と変わらない寿司を注文し、テクアウト不可のあおさ味噌汁も久しぶりに頼む。
「作りたてはご飯が美味しいわね」と、寿司ならなんでもOKの妻は喜んでいた。

 いろいろ食べて、計12皿と1椀。いつもと変わらぬ量だが、昼食にしては少し多かったかも。
 普段はWi-Fi接続限定のスマホを急きょモバイル接続し、毎週メールで届くクーポン券を提示して、味噌汁は100円引きにしてもらった。

2024年3月21日木曜日

春まだ遅し

 彼岸の中日を過ぎても、春の歩みは遅い。近隣の石狩アメダスで、昨日の最低気温がマイナス9.4度を記録。直近の土木センターでの積雪深は64センチで、平年値の38センチを大きく上回る。
 過去のブログ記事を調べると、昨年は3/11に妻が自転車を乗り始めている。今年は路面上の雪がまだ解けてなく、あと1週間は無理そうな気配だ。


 昨年は3/9にやったと記録にあるウッドデッキの氷割り作業、雪はまだ厚く残っているが、数日前から少しずつスコップでどかし始めた。
 今日は剣先スコップも動員し、残っていた氷塊をすべて砕いた。晴れが数日続けば床面は乾き、外でのDIY作業もなんとかやれそう。


 大雪の続く冬だった割には、点検した限りウッドデッキの損傷は見られない。要所に金物を使った2年前の補強対策に間違いはなかったと自信を持った。