12〜3月の寒い時期限定で着ているウール100%の厚手セーターが2枚ある。
2016年に買ったセーターの左肘が擦り切れ、穴が空いていることに気づいたのが正月過ぎ。冬物バーゲンが始まる時期で、10年着たのでいよいよ廃棄かと考えていたら、「直してあげる」と妻からのオファー。
実は過去にも別のセーターの左肘が擦り切れ、何度か補修を重ねたのちに廃棄した経緯がある。右利きと関係があるのか、いつも擦り切れるのは左肘だ。
補修は毛糸を専用針に通し、網目状に縦横にかがってやる。10代のころから自分で毛糸靴下を修復していて、技術は会得していた。
欧米では「ダーニング」と呼ばれる伝統技術らしく、同色ではなくあえてカラフルな毛糸を使って補修し、パッチワークのようなデザイン的面白さを追求するらしい。
今回は実用本位で同色の毛糸を探し出し、作業は妻にまかせた。仕上がりは上々で、よく見ないとわからないほど。買い替えは回避して数シーズンは着られそう。
以前には薄手のセーターに穴が空き、ダーニングが不可能でキャンバス生地を丸く切ってパッチをあて、2年延命させたこともある。
ダーニングではないが、数年前に買った雪かき専用の手袋に昨年穴が空き、捨てずに木工用ホワイトボンドで補修を試みた。
今年になって穴の数が増え、両手に広がってさらなる補修を施す。穴にホワイトボンドを薄く流し込み、1日乾燥させるだけだが、昨年補修した分は問題なく使えている。
こちらもなぜか左手の破損が多く、不思議に思ってGoogle AIで調べたら、「右利きの人において、左手がグリップ力と摩擦の大部分を引き受けているから」ということらしい。セーターの左肘欠損も似たような理由かも。