2013年5月30日木曜日

パキラな一日

 一昨日から妻が東京在住の姉妹と連れ立って、琵琶湖方面に小旅行中。今夜には戻るが、あれこれするうち、あっという間に過ぎ去った不可思議な一日だった。

 月末なので郵便局に行って来月分の生活費を下ろし、帰りにスーパーで夕食の買物。献立は特に決めてなかったが、美味そうな8匹100円のメザシを発見して即決。19円のモヤシも買い、ほうれん草の残りとあわせて、お浸しを作ることにする。
 妻の帰りは夜遅いので、他の雑事を片づけながら夕食の準備。1合だけ米もといだ。
 南側外壁の1階部分に張った木製パネルの一部に傷みがあり、全面張り替えすべきか、いっそメンテナンスの楽なガルバリウム鋼板に替えてしまうか、先日から検討している。

 14年前の新築時には大工さんに松パネルを張ってもらい、塗装だけは自分でやった。安くあげるなら、自分で全てやってしまうに限るが、その場合でも材料だけは買わねばならない。
 寸法を実測し、どの材料がどのれくらいあればやれるのか、見積り作業をやってみた。すると地元産のトドマツ貫板を縦に2重に貼る「大和張」という手法でやれば、塗装やビス代こみでも3万円強でやれることが判明。


 問題は南壁をつたうナツヅタのことで、いったん全部はがしてしまう必要がある。時期は葉の出る前か落葉したあと。塗装のことを考えると、最適なのはちょうど今の時期である。
 今年は屋根の塗り替えもやらねばならず、外壁鋼板の塗り替え時期のからみもあって、やる時期の見極めが難しい。木製パネルはもう少し持ちそうな感じで、まずは緊急度の高い屋根補修からとなるだろうか。

 先日一回り大きな鉢に入れ換えしたパキラ、瀕死状態から見事に蘇り、3つの芽が次々に育ち始めた。今日はもうひとつのパキラも鉢から取り出し、根詰まり部分をハサミでとって、一部の土を入れ替えた。

2013年5月28日火曜日

ウォーキング・シンガー

 平日だが、ネット経由で依頼された近隣の介護施設に歌いに行った。事前に担当の方から電話であれこれと情報収集したが、どのような反応があるのかは、実際に歌ってみるまでは分からない。初めての場とは得てしてそんなものである。
 これまで弾き語り系のボランティアを頼んだことは一度もないそうで、施設側も完全な手探り状態。どのような状況にも対応出来るよう、ニギヤカ系としっとり系2パターンの曲をバランスよく混ぜてプログラムを準備した。


 いつも行く地域カフェに行く途中に施設はあり、迷うことなく20分で到着。開始5分前には準備万端整った。
 予定より2分早く、13時58分からライブ開始。アンコールなどいただいた関係で予定を少しオーバーし、結果として45分で以下の15曲を歌った。

「北国の春」「バラが咲いた」「ソーラン節」「知床旅情」「お富さん」「浜辺の歌」「夜霧よ今夜も有難う」「二人は若い」「みかんの花咲く丘」「さんぽ(となりのトトロ)」「高校三年生」「ここに幸あり」「丘を越えて」「青い山脈」
~アンコール「宗谷岬」
 聴き手はおよそ40人。場の反応を探りつつ、慎重に歌い進めたが、叙情的な歌には一緒に歌ってくれる方が多数おり、ニギヤカ系の歌には職員さんがうまくリードして手拍子が飛び出すなどし、ライブは順調に進んだ。


 大きな分岐点は、6曲目にマイクなしで歩きながら歌った「浜辺の歌」。状況次第では飛ばすつもりでいたが、歩き回るのに充分な空きスペースが会場にあり、場の反応も悪くないので、思い切ってやってみた。
 先日の地域カフェ・オープンステージで初めて試して好感触を得ていた手法だが、介護施設系でやるのはこの日が初めて。失敗が許されないシチュエーションなので暗譜に自信があり、無難な唱歌を選択。
 事前に充分にイメージ練習を重ねていたこともあり、うまく場に収まった。聴き手との物理的な距離がこれ以上ないくらい縮まるので、互いに強く通じ合うものを感じる。思い切ってやって正解だった。

 以降、トントンとライブは進む。ラストにはこの日の朝、担当のEさんから連絡があった「何かみなさんで歌えるものを…」との要望から、急きょ予定変更して「青い山脈」を全員で歌う。
 終了時点で開始後40分が経過していたが、盛り上がった場はすぐには冷めず、「アンコール!」の声。ありがたく「宗谷岬」を歌わせていただいた。
 終了後、利用者の方々や職員さんと共に手作りのおやつを美味しくいただく。PAなしの生歌を始め、多くの歌を喜んでいただき、苦心した構成が報われた気がした。

 自分としてのこの日最大の収穫は、やはり「歩きながらの弾き語り」ということに落ち着く。元々の発想は、敬愛するフォーク歌手、及川恒平さんがコンサートでやっているのを観てからのこと。
 決してオリジナルな手法ではないが、「完全なる暗譜」のほかに、歩きながらブレずに歌う難しさと、聴き手に目で語りかける難しさとが加わる。アカペラか抱えて弾くことが可能なアンプラグドな弦楽器か鍵盤楽器でしかやれない技であろう。名づけるなら「ウォーキング・シンガー」といったところか。
 今回でどのような場でもこなせる自信がついたので、気分を大きく転換させる決め技として、今後要所で使っていきたい。

2013年5月27日月曜日

苗植えた、種蒔いた

 春を飛び越して夏がやってきたかのような陽気。東側外壁に残った枯れたツタの撤去作業をやったが、暑くて途中からジャンパーを脱いだ。
 車庫屋根上に延長した特製脚立を設置し、母屋の一番高い部分まで手を伸ばして作業。一歩間違うと転落死する高さだが、幸いに無風なのでどうにかやり終えた。

 建築後14年目に突入し、外壁ガルファン鋼板に大きな劣化はないが、念のため脚立の最上部に昇って母屋の屋根を点検したら、直径1センチほどのサビを数ケ所に発見した。まだ表面部分だけだが、どうやら塗り替えの時期到来らしい。ある程度覚悟はしていたが、いざ現実になるとちょっとショック。
 DIYは得意だが、さすがに8.5メートルの高所作業は命に関わる。大人しくプロに任せるとしよう。

 手持ちの資料で調べてみたら、下地処理を含めて10万強は最低かかりそうだ。どのような住宅でもメンテナンスは必須。早めに気づいてよかったと、前向きに考えよう。


 撤去し終えた枯れたツタを小さくまとめ、その後昨日買っておいた野菜の苗を植える。去年はトマトが全くの不作だったが、調べてみたら2年続けてほぼ同じ場所に植えていた。トマトとジャガイモの連作は3年は避けるのが常識。ちゃんと調べなかったツケだ。
 今年は大きく外れた東端にトマトを植えた。その横には定番の青シソ。竹支柱とビニールで風防を作ってガードし、ジョウロで水をまいておしまい。

 さらにその西側に、枝豆の種第一弾を16ヶ所に蒔いた。枝豆も去年は不作だったが、こちらも調べてみると、深植えし過ぎ、そして水のやり過ぎだったかもしれない。袋に書いてある指示通りに慎重に埋める。
 遅れた遅れたと言いつつも、例年通り5月末に植え付けが終わった。寒さがぶり返さないことを祈ろう。

2013年5月26日日曜日

青空コンサート

 気温がぐんぐん上がり、都心では今年最高の23度を突破。午後から近くの百合が原公園で実施の道警音楽隊による青空コンサートを観に出かけた。
 3つある駐車場はどこも長蛇の列。今季最高ともいえるうららかな陽気なので、さもありなん。こんなこともあろうかと事前に考えていた、少し離れたスーパーの駐車場に停める。

 そこからかなり歩いて、10分遅れで中央の芝生広場に到着。すでにコンサートは始まっていて、あたりは千人を軽く越す人々で埋まっていた。好天に恵まれたタイムリーな企画である。
 公園内はムスカリやチューリップが満開。いつもより2週間以上も遅いが、とにかく咲いてくれた。


 道警音楽隊は57年の歴史を持つブラスバンドで、過去に何度か室内演奏を観ているが、屋外での演奏は初めて。普通の演奏が続いたあと、途中から「カラーガード隊」と呼ばれる女性隊員のフラッグ演技が加わる。
 さらにはトロンボーンやシンバルのグループが歩きながら演奏し、いわゆる楽器を使ったマーチング演奏を順に繰り広げる。聴き手を飽きさせない構成だ。


 最後には演奏をバックに数人の仮装した隊員が交通安全をネタにした寸劇を繰り広げるという趣向。大喝采を浴びていた。
「歩きながら演奏」は一昨日のカフエ・オープンステージで試みたばかりだが、たまたまその時に寸劇をやった方と、「歌に合わせて小芝居をやるパフォーマンスって、面白いですよね」という話をしたばかり。

以前にある介護施設でヘルパーさんが歌に合わせた寸劇をアドリブ的にやり、大受けしたことがあったが、そんなことを思い出した。様々な経験値を重ねたいま、またやってみる価値は大いにありそうだ。

2013年5月24日金曜日

パトス・オープンステージ

 地域カフェで実施されたオープンマイク形式のイベントに参加した。過去3回参加しているカフェコンサートと同じ場、同じスタッフによるもので、「オープンステージ」と称し、スケジュールのない時期にカフェロビーを広く開放し、自由に歌ったり演奏したり、はたまた演じたりするという新企画。
 先週に第1回が実施されたが、別のライブを終えた直後ということもあって、参加は断念。ツイッターやブログ情報で盛況だったことを知り、2回目の今回のぞいてみる気になった。
 開催時間は17~21時だが、途中参加や退出は自由。観るだけなら無料で、何らかのパフォーマンスをする場合、ワンドリンク(100~150円)プラス参加料100円という安価なシステムだ。

 予約、プログラム、出演順もなく、食べ物持込み自由という文字通りフリーな場だが、完全禁煙でPAの類いは一切ない。今月参加した2つのカフェ・フリーライブによく似ている。オープン形式の場は、最近のトレンドになりつつあるのかもしれない。


 17時50分頃に会場に着くと、すでに7~8人の方が座って談笑している。過去のコンサートで顔見知りのスタッフやパフォーマーが大半で、自然に話に花が咲く。
 1組の持ち時間は10分2曲以内で、無用なMCはせずに曲紹介程度で簡潔に進める、という取り決めだった。すでにクラシックギターの方が演奏したそうで、他に始める気配がなく、どんな場でも早く始めるのが好きなので、「では私が演ります」と宣言。ギターを取り出して18時20分くらいから歌い始めた。
 この日の課題は、先日から取り組んでいる「譜面ナシで歩きながら歌う」という難しいもの。PAがなく、会場が比較的広いので、試すにはもってこいの機会だった。

 歌ったのは、暗譜に自信のある「さらば青春」「僕の胸でおやすみ」の2曲。席の間をゆっくりと歩きながら歌い、時には聴き手に直接語りかけるように歌ったが、目でそっと応えてくれる方もいて、初の試みとしてはうまくいったと思う。


 その後、次々と歌ったり演ずる方が登場し、場は切れ目なく続いた。演じている間に小声で会話が続くこともあったが、大きく場の気分を損ねるものではなく、「どうぞご歓談を続けながらお楽しみください」と、宣言するパフォーマーもいたりして、「ゆるくて自由な場」という芯は通っていたように思う。

 用事があって途中で帰る方、遅れて到着する方などいて、場の人数はたえず動いたが、ピーク時には10人を超えた。
 クラシックギター、ギター弾き語り2組、アカペラ、寸劇、三線弾き語りなど、パフォーマーは合計で6組。実にバラエティに富んだ構成である。
 一巡したあと、19時50分くらいから2回目を歌う。ロビー奥に椅子と譜面台を置いた場所は用意されていたが、この日は自分のスタイルを貫くつもりでいたので、1回目同様ゆっくり歩きながら、ロビーの中程をステージ代りにして歌った。
 ギターネックに装着する譜面クリップも準備していたが、結局使わずにオリジナルの「野の花や」「サクラ咲く」を歌う。どちらも譜面ナシで歌うのは初めてで、かなりの緊張を強いられたが、心配していた歌詞のミスはなかった。
 ただ、「サクラ咲く」でG7で弾くべきコードを、E7で弾いてしまった。オリジナルなので、聴き手にはミスと気づかれにくいが、ミスはミス。暗譜での歌い込み不足を露呈した。

 歌い手として多少の課題は残ったが、歌い手(演じ手)と聴き手がほぼ一致していて、通常のステージ形式とは異なる井戸端的な面白さを感じた。異ジャンル間雑談も思いのほか楽しい。これぞオープンステージの真骨頂なり。

2013年5月22日水曜日

ギター装着譜面クリップ

 先日のカフェ・オープンマイクで歌い手が譜面から目を離さず、聴き手に全く目配りしないと興をそがれる、との意見がオーディエンスからあり、ちょっとした話題になった。
 決まったステージもなく、歌い手と聴き手とが交じり合って好きな場所で歌い進むので、自由に語り合う雰囲気がこの種の場にはある。
 もっともな考えだが、無理に譜面を見ずに歌い、歌詞やコードを見失って狼狽えるよりはマシではないか、と私は考えている。
 誰もが知っているギター弾き語りのプロでも、足元に大型の電子譜面台を置き、歌詞とコードを見て歌っている例を多く知っている。歌の進行にあわせて画面が切り替わっているので、専門のオペレーターがいるものと思われる。
 ちょっとシャクだったので、その時はあえて譜面台を使わず、カウンターテーブルに譜面を置いて時折眺めながら歌う、というスタイルでやった。
(写真で見ると、暗譜して歌っているように見える)


 その後暗譜についていろいろ考えた。何度も歌っている定番曲なら、もしかすると譜面を見ずに歌えるのでは?と。

 750曲ほどのレパートリーのうち、暗譜して歌える曲はわずか10曲程度に過ぎないが、試しに手慣れた曲を譜面なしで歌ってみた。するとどうにか歌えるが、あとで確かめると歌詞やコードの一部がやはり怪しい。
 譜面台を使わずに歌うことができれば、PAを一切使わない生歌形式の場なら、好きな場所で歩きながらでも自在に歌える。これは大きな武器だ。どうにかしたい。
 若い頃にB6のカードに譜面を書き、洗濯バサミでギターネックに挟んで歌ったことを思い出す。文房具の目玉クリップを使って似たような譜面クリップを作ろうと思った。

 スピンドルケース入りCDの上下に入っている透明のドーナッツ型円盤2枚を重ね、端部にドリルで穴を開け、手持ちのプラスチック製目玉クリップにM4ボルト・ナットで止める。
 ギターネック部上端の3~4弦に挟みつけ、譜面は手持ちのデータベースからB6サイズの紙に縮小印刷。円盤を前後に少しずらしてやると着脱も容易で、風でも飛ばない。
 端材を利用してほんの閃きで作ってみたが、一発でうまくいった。


 試しに数曲歌ってみたが、歩きながらでも充分に歌える。時折譜面に目をやって確かめるが、セーハするコードなどでは随時左手に目をやって歌い進める癖があるので、あまり不自然にはならない。
 少なくとも猫背で屈みこんで譜面台を覗きこみつつ歌い進めるより、ずっと見映えはよいはずだ。

 何も伝えずに妻に歌う姿を見てもらったら、そんな仕掛けがあったことに全く気づかれなかった。明るい場所なら譜面は充分に見えるが、ほの暗い場所でも同じようにやれるのか、近いうちに実戦で確かめたい。

2013年5月21日火曜日

サクラ咲く

 快晴ではないが風もなく、穏やかな日和。気温も20度を超えた。ネットで調べると近くのモエレ沼公園の桜が満開状態、とある。この機を逃してはならじと、妻の勤めからの帰宅を待って、ただちに花見へと出かける。

 毎年欠かさず訪れるサクラの森で、昨年はここでオリジナル曲の「サクラ咲く」も生まれた。60歳の折にはガラスのピラミッドで還暦コンサートもやった。8年前に最初のストリートライブを仕掛けたのもここ。いろいろな家族の思い出が詰まった大切な場所である。


 例年よりも10日以上も開花が遅く、そのせいかいつもより赤茶色の葉の数が目立つが、まだ散る花びらはなく、見事な満開状態である。

 サクラをみたよ 今年もみたよ
 あなたとみたよ 二人でみたよ…

 昨年できた歌を、知らず知らず口ずさんでいた。ふと気づくと、妻も一緒に歌っている。ともかくも、今年も咲いてくれた。


 サクラの森の奥にあるピラミッドトイレに立ち寄ったら、周囲を丸く囲むコンクリートベンチに座り、ギターを爪弾いている人がいる。歌声はないが、譜面を見ながら熱心にコードを進めている。
 50歳前後と思しき男性、一瞬話しかけようかと迷ったが、そっと眺めるだけにとどめた。遠くから聞き耳を立てている人がけっこういたので、次回はぜひ私もギターを背負って訪れたい。
 1時間近く散策したあと、車で15分ほどの距離にあるレトロなカフェに向かう。最近の地域新聞で紹介されていた店で、焙煎を2度かけたコクのある珈琲が特徴らしい。
 店のお勧め珈琲とホットミックスサンドを頼んだが、評判通り、初めて飲む深くて濃い味だった。

 帰り際のレジで970円だという。一瞬間違いではないかと耳を疑った。珈琲が330円×2杯、サンドイッチがセット価格で310円。確かに間違いはない。
 珈琲豆の高騰で最近は1杯500円前後の店が普通だが、信じがたい破格。ガソリン代をかけてでも来る価値があるかもしれない。いい店を見つけた。

2013年5月20日月曜日

アリメツで蟻壊滅?

 雪が完全に消えた5月上旬あたりから、台所を徘徊するアリに悩まされていた。例年この時期は家の中にアリが出没するが、今年は冬が長かったせいか、その数が異常に多い。引出しに何気なくしまってあった菓子類に無数のアリが群がっていたり、ゴミ箱の中は常にアリだらけ、といった状況が1週間も続いた。
 周囲に全く家がなく、完全なる「野中の一軒家」状態で、周辺空地は雑草が伸び放題。アリが暮らすには絶好の条件なので、ある程度はガマンしてきたが、さすがに今年はひどすぎた。

 これまで市販のアリ退治薬を対症療法的に使ってきたが、そう大きな効果もなく、様子を見るうちに1ヶ月ほどでアリの姿が家から消える、というパターンを繰り返してきたが、今年は居間のテーブルに座っていると、顔までアリが這い上がってくるほど。対策は急を要した。


 ネットで情報を収集すると、「アリメツ」という薬の評判が非常によい。なかなか手に入りにくいという話だったが、ツルハにはだいたい置いてあるらしい。
 行ってみると確かにあったが、400円代半ば。念のため近くのスーパー薬コーナーも調べてみたら、こちらでは417円で売っていた。迷わず買ったが、これが5月8日のハナシ。
 さっそく一番数の多い台所ゴミ箱近くに置いて試してみると、1時間ほどで数えきれないほどのアリが群がってきた。事前情報にもあったが、見ていて気分が悪くなるほど。
 じっと耐えて皿が空になるたび、薬を注ぎ足す。2日ほど経つとアリの数がめっきり減り、そのうち全く姿が見えなくなった。1週間後に再び巣の卵が孵化することがあると取説にあったので、用心して見守ってきたが、12日が過ぎた今日も姿は見えない。
 まだ油断はできないが、もしかすると取説通り、巣全体の壊滅に成功したかもしれない。

 抜群の効果に気をよくし、今度は車庫前の縁石に巣を作っているアリにも試してみた。付属の皿が風で飛びそうだったので、布製ガムテープの端部を少し折って使用。こちらにも見る間にアリが集まってきた。
 この調子で自宅周辺に根気よく薬を散布し続ければ、長年の悩みだったアリの完全撲滅化が叶うかもしれない。

2013年5月19日日曜日

生歌ライブ

 2月に参加したカフェライブが、その後毎月ペースで定例化されたというので、3ヶ月ぶりに参加した。事前にメールでエントリーしておいたが、あとで確かめたら特に事前予約は必要なく、最近流行りの「オープンマイク形式」らしい。
 前回の参加者が12名で、ほぼ満席状態だったが、4回目の今回は6名と半減した。内訳は男性4名、女性2名。男性4名は歌い手もかねている。

 この種のイベントは2回目以降が勝負で、定着するまでには時間がかかるもの。それまで客とオーナーが辛抱できるか否かが分かれ目だ。


 参加者が少ないので、15時開始の予定を30分ほど遅らせる。最初は4名しかいなかったが、2名増えて15時40分から開始。前回はジャンケンで決めた歌う順番も、今回は到着順に歌い始めることになる。
 システムは初回と同じで参加費は特に必要なく、ワンオーダーのみ。オーナーいわく「ゆるくて気ままなライブ」といった感だ。

 音楽ジャンルも初回同様、ジャズ、ポップス、オリジナル、フォークと雑多。PAは一切ない生歌形式も不動だ。
 16時20分くらいから私の出番。初回は壁際のベンチ前をステージにしつらえて歌ったが、今回は自ら提案し、入口付近のカウンター横に立って歌わせてもらった。PAがないので、こんな気ままも可能。
 譜面台もあえて使わず、譜面はカウンターの上に並べて時折チラリと眺めつつ歌うスタイルにした。持ち時間の15分で以下の3曲を歌う。

「Without You(洋楽POPS・オリジナル訳詞)」
「サクラ咲く(フォーク系オリジナル)」
「聖母たちのララバイ(昭和歌謡)」

 前回も感じたが、ノーマイクの生歌には独特の雰囲気がある。歌もギターも一切ごまかしが効かない感じで、非常に厳しい反面、ある種の清々しさもある。PAなしで歌う青空ライブにもどこか通じる。
 3曲ともボーカルに部分的な強弱をつける必要があり、マイクがあれば簡単にやれるが、生歌ではそれが出来ない。「サクラ咲く」と「聖母たち…」では、ギターをほとんど弾かないフレーズがあり、こちらもPAなしだとメリハリがつけにくい。
 いろいろ苦心させられたが、オーディエンスの評判は悪くなかった。これぞ弾き語りの原点である。

2013年5月17日金曜日

家庭菜園準備完了

 カラリと五月晴れ。気温もぐんぐん上がって、都心では21度を記録した。朝一番の業務連絡電話で起こされ、つい二度寝して出遅れたが、午後から家庭菜園の掘り起こしの続きをやる。

 まだ腰痛再発が怖いので、腰にはコルセットを装着。掘り起こし→雑草抜き→石灰まき→肥料の鶏フンまきと連続作業。途中、暑くてシャツを1枚減らしつつ継続。
 終わってみたら2時間以上が経過していた。あとは少し時間をおいてから種をまき、そして野菜の苗を植えこむだけだ。

 庭の水仙が花を咲かせ、レンギョウの黄色も青空に染みる。ようやく春らしくなってきたが、まだカッコウの鳴く声を聞いていないので、種まきはしばらく先になりそうだ。


 来月の札幌市主催、大規模イベントにむけて、候補曲の絞り込み作業を始めた。2月の雪まつりイベントにやや形態が似ているが、明確な国際交流イベントであるのが大きな特徴。
 選曲は雪まつりとなるべく重ならず、なおかつ国際イベントに相応しいものとするつもり。札幌市が今年から始めた「サッポロスマイル」という啓発運動に協賛したオリジナル「Smile with you」は雪まつりで初めて歌って好評だった。今回もぜひ歌いたい。
 短めの曲を8曲歌う予定だが、洋楽を中心にしつつも、外国人にも受け入れやすい日本の曲もある程度入れる。
 MCは日本語と英語を交互にやりつつ進める「一人同時通訳方式」がやれないか、試行錯誤中。曲ごとにポイントとなる語句を、譜面の隅に簡単に英語表記しておけば、やれそうな気がしないでもない。
 30年近くも前に興味半分でやった英会話の独学が、妙なところで役立つかもしれない。

 こうしてあれこれイメージを膨らませつつ進める準備作業が、ライブの大きな楽しみ。苦心した構成が思惑通りにハマると、楽しみは倍増する。だからライブはやめられない。

2013年5月16日木曜日

頭を冷やす

 眠っていたiMac-G5を設置してから3日、けっこう1階でもPCを利用するようになった。いまのところネット閲覧だけで、使うのはマウスのみ。キーボードがないので、テキストはソフトウェアキーボードで打ち込む。
 必要に迫られ、しばらく使ってなかったマウスパッドを再び使い始めたが、実はこの品、インターネットを始めた当初の1996年にASAHIネット主催のHPコンテストで賞品としていただいたもの。
(HPは17年前のインターネット黎明期から継続中)
 正体不明の黒ニャンコを模したもので、経年変化で目玉が薄く変色してしまった。しかし、マウス→ネコという洒落心と、円形の愛らしいデザインが気に入っている。

 中華Padでもネットは可能だが、電子譜面として2階スタジオに常備してあるので、外して持ち歩くのが意外に面倒。起動時間が45秒と速く、画面も大きいiMacにいまのところ分がある。


 そのiMac、OSが古いので、対応するブラウザに何かと支障が出ている。ブックマークを同期してくれるOperaを常用しているが、Gmail内文章のコピーがなぜか出来ない。
 ヤフーメールに至っては、本文が全く表示されないという不都合。メールを操作する際はSafariを使わざるを得ないが、これがいまいち使いづらい。

 OSを10.5に上げれば改善されるかも?と一瞬思い、ヤフオクで調べてみたら、2,300円即決価格で売っていた。一瞬買いそうになったが、まずはひと風呂浴びてよく考えてみたら、それほどの必要性がないことに思い当たる。
 先日のマック中古ノーパソをあやうく買いそうになった経緯と酷似している。「どうしても必要なもの」などそうは存在せず、たいてはなくても事足りるものばかり。欲望にかられたとき、とにかく少し時間を置いて頭を冷やすことだ。

2013年5月15日水曜日

フキの佃煮

 自宅前の空地に美味そうなフキが葉を広げ始めた。例年よりもかなり遅いが、他の空地や土手のフキはさらに生育が遅い。
 毎年この時期の定番品であるフキの佃煮を作るべく、とりあえず10枚近くを採取。(隣地の地主の了解はもらってます)茹でて水にさらし、アク抜きをした。これが一昨日の話。

 昨日はライブその他に一日忙殺され、茹でたフキは手つかず。鍋が邪魔なので取り出してボウルに移しておいたら、妻がパッキングして冷蔵庫にしまってくれた。
 今日はそれを佃煮に加工。といっても、スジを除いてミジン切りにし、酒と日本酒を加え、微量の砂糖と共に煮詰めるだけ。強火のままだと鍋が焦げついてしまうので、火加減を調節しつつ、ていねいに処理。いつもより仕上がりはよい。


 電話とメールで続けざまに連絡があり、5月中の新たな介護施設系ライブと、6月に仮決定していたイベントライブの詳細が決まった。
 6月のイベントは札幌市主催の大規模なイベント。持ち時間が30分もあり、会場でオリジナルCDも販売してよいという、願ってもない条件。スポーツと文化を融合させた国際イベントなので、洋楽系の歌を中心とし、オリジナルも数曲歌いたい。

 今日はさっそくそれに向けての準備を始めた。手始めに曲の候補をリストアップ。雪まつりイベントのように、一部に唱歌系の曲も入れたい。
 著作権のからみで、実施2週間前までに予定楽曲と作詞作曲者をリストアップし、市に提出する必要がある。公的イベントの難しさがこのあたりにあるが、まあ好きで得意な分野の作業である。

2013年5月14日火曜日

古書&画廊カフェライブ

 午後から隣区のカフェで地域中高年対象の集いがある。歌い手として参加することが以前から決まっていたので、午前中から準備していたら、しばし沙汰のなかったデザイン系の取引先から突然の電話。参考図を添付したメールを送ったので、その仕様に従って見積りが欲しいとのこと。
 あわててパソコンを起動させると、確かにメールは届いていたが、肝心の参考図が見当たらない。再度連絡すると、単純に添付を忘れただけのことらしい。見積りの送信は夕方でも構わないとのことで、再送信の画像にざっと目を通して、まずはリハを兼ねた発声練習をする。

 体力が衰えているせいか、最近は事前の練習をやり過ぎると本番での失敗につながりかねず、適当なところで切り上げる。
 12時40分に家を出て、会場到着が13時半。地下鉄駅近くの繁華街なので、安い駐車場に停めたが、そこから機材を転がして歩くのに20分近くも要した。


 主催のTさんと簡単な打ち合わせ。Tさんとは知人の紹介でチカチカパフォーマンスで知り合った。私よりも少し世代は上だが、紙芝居や朗読の各種ボランティアをあちこちで精力的に続けている。
 昨年12月にも地域カフェでの同様の集いに協力したが、今回は会場を古書と画廊を兼ねたカフェに移してやることになった。

 予定より2分早く、13時58分にイベント開始。Tさんの挨拶と出演者の紹介があり、ただちに最初の出し物である紙芝居「恩讐の彼方に」(菊池寛原作)が始まる。
 古書と絵とカフェが同居するかなり不思議な雰囲気の店で、昨年12月と同じ出し物だが、場が変わると気分も変わる。
 予定ぴったりの14時35分に終了。ここで休憩&カフェタイムをとり、その間に私の機材をセット。面倒な部分は事前に組んであったので、5分後の14時40分から始めることができた。
 前回は22分で7曲を歌ったが、この日は持ち時間が35~40分に増えた。聴き手が前回と重なる可能性があるというので、曲目はすべて入れ替えた。
 およそ38分で以下の12曲を歌う。

「サン・トワ・マミー」「花の首飾り」「空に星があるように」「エーデルワイス」「北の旅人」「男と女のお話」「時の過ぎゆくままに」「バス・ストップ」「ウナ・セラ・ディ東京」「圭子の夢は夜ひらく」「かなりや」「グッドナイト・ベイビー」


 前半5曲目の「北の旅人」までは比較的叙情的な曲でつなぎ、「男と女のお話」から気分をガラリ変えて、ややマニアックな昭和歌謡系の曲を並べた。
 ラスト前の「かなりや」で再び叙情歌に戻す。アクの強い曲を連発した後なので、いわば「口直しデザート」の位置づけである。そしてラストになだれこむ。
 いろいろ細かい計算して曲を構成したが、だいたい思惑通りに運んだ。MCはいつものように短めにしたが、要所にチカチカパフォーマンスでのエピソードを披露し、単調にならないよう工夫をこらした。

 聴き手は17人ほどだったが、イベント専用の部屋が思っていたよりも狭く、持参した小型の電池式PAでも大きすぎるほど。途中でボリュームを絞りつつ進行したが、もしかするとPAそのものが不要な空間であったかもしれない。
 いわゆる「用意された場」だったので、みなさん大変熱心に聴いてくださった。ライブ中は水を打ったような静けさだったが、1曲終わるたびに熱い拍手をいただき、その点では非常に歌いやすかった。
 15時18分に私の歌が終わり、20分から再びTさんの紙芝居「黄金バット」が始まる。こちらは20分ほどで終わり、予定より少し早めの15時40分でお開き。いつも感じるが、Tさんの時間進行は非常に厳格である。
 ライブ中にも会場に現れ、数曲を聴いてくださったお店の女性に写真撮影をお願いする。写真のようにステージの背が全面ガラス窓で、通路から中の様子がうかがえるという、珍しい場である。

 受付の方を含めた3人で珈琲をいただきつつ、あれこれ反省をかねた雑談。「よかったです」「楽しかったです」と、参加された方にも喜んでいただけた。
 帰路に再び取引先から電話があり、慌ただしく応対。仕事の間隙を縫うような活動となって少し疲れたが、こんな日もあるということだ。

2013年5月12日日曜日

ともかくも咲いた

 私にしては珍しく8時に起き、春の町内会清掃奉仕作業に励む。1時間ほどで終わったが睡魔に襲われ、また30分ほどうたた寝してしまう。
 気温は平年なみに戻り、例年よりも10日ほど遅れて庭のムスカリとレンギョウの花が咲いた。花も小振りではあるが、ともかくも咲いてくれた。

 午後から車庫屋根に昇り、昨日の雨で少し問題のあった箇所の修正と、全体の清掃をやる。
 壁際の大梁中央に補強柱を立てて水平を補正し、ポリカ波板の継ぎ目に麻ヒモを入れたのが効いて、屋根の雨漏りはかなり改善されたが、水下部分の傾斜に一部問題があり、多少の雨漏りがする。そこを修正した。


 15時くらいに終わって家に戻ったら、九州在住の息子から母の日プレゼントが宅配便で届く。妻の帰宅を待って開けてみると、「ドライフラワー入りのジャスミンティー」という不思議なもの。
 専用のガラスポットまでついていて、さっそく妻と二人で美味しくいただいた。お湯を注いで蒸すと、ポットの中から赤いカーネーションがじわじわ出現するという演出。

 さっそくお礼の電話をしたが、お嫁さんの見立てで、ネット通販だそう。一昨日に末の息子から届いたカーネーションもネットで手配したそうで、いまやそういう時代なのだ。
 ともかくも、よき母の日である。

2013年5月10日金曜日

晴れの続くうちに

 風は強いが、連休明けからの好天は続いている。予報によれば週末には再び天気が崩れるので、いまのうちにと、細かい外仕事を順に片づける。

・使わなくなった残材の処分
・車庫屋根のポリカ波板継ぎ目に麻ヒモを入れる。
・灯油タンクの塗装補修


 キリのいいところでコーヒーブレイクとしたが、ちょうどその時にインタホンが鳴り、宅配便で荷物が届く。縦に長い奇妙な梱包で、何事かと差出人を見ると、GW帰省したばかりの末の息子。
 開けてみると、母の日にむけた10本の赤いカーネションではないか。バウムクーヘンの小箱も同梱されていて、何とも気の利いたことである。
 自立して家を出て8年になるが、初めてのこと。妻は大喜びしていたが、いったいどんな風が吹いた?

 まだ陽は暮れないので、背の高いパキラの鉢替えも続けて実行。いろいろとはかどったが、家庭菜園関連と自動車の凹み修理は手つかず。こちらの作業は空模様と相談になりそう。

2013年5月9日木曜日

車庫補強柱完成

 今季最高の18度に迫る陽気。実はこの時期はこれくらいが平年値なのだが、こうもフツーでない天気が続くと、フツーであることが奇妙にありがたく感じてしまう。
 予報ではこの天気も週末には崩れるとか。溜まっている外仕事を片づけるのはいまのうちだ。まずは昨日確認してきた実家の屋根補修費を振り込みに郵便局に行く。

 春先特有の解ける氷塊による漏水事故だが、1階屋根全体のハゼ部分を中心に補強、そしてコーキング補修をしたので、費用はおよそ10万。5年の保証つきで、まあ、妥当なところである。
 介護施設の費用支払を含め、実家関連の支払いは全て長男である私の担当だが、墓の管理と同じで、生きているうちの子の務めであろう。


 帰宅後、近所のスーパーで買ってきたソウメンで昼食。薬味には家庭菜園で芽を出した細ネギを使った。今年初めてのソウメンで、なかなかの美味。気温の上昇と共に、食事も柔軟に変わる。

 午後から懸案事項のひとつである車庫補強柱の工事に取りかかる。雪による負荷が大きい車庫の壁際の大梁中間に補強柱を追加しようというもの。基礎と柱本体はすでに仕上がっているので、今日はいよいよ柱の立ち上げと最終固定処理だ。
 基礎の穴に合わせて木片を加工し、柱の下端にビス止めする。柱の位置を正確に出し、横揺れ時にも外れにくくするための下処理だ。
 次に上端部の加工。長さを測ったら、現状ではぴったりだったが、大梁が経年の雪の重みで中間部が10ミリほど下がっている。これを補正するため、9ミリ厚のOSB合板を端部にビス止めした。
 両端に塗装して全ての下処理終了。いよいよ最難関の大梁ジャッキ上げ作業である。下に垂れた大梁を何らかの手段でジャッキアップし、柱をこじ入れようというのだ。
 使ってない端材を調べたら、1820長の2×6材が見つかった。これでは900ほど足りないので、どうすべきか考えるうち、手元にあるアルミ脚立を架台として使うことを思いつく。
 最上段の位置では高すぎるので、2段目に幅広の木材を2枚置き、車用のジャッキをあてがったら、どうにかやれそうだった。

 脚立の形状の都合で、縦材がやや斜めになってしまったが、少しずつ上げてどうにかうまく収まった。こじ入れた柱の鉛直を慎重に出し、ジャッキを緩める。柱の上端は構造用の専用金物で固くビス止めした。
 建築関連作業に車用のジャッキは普通使わないが、外注に出さずにDIYレベルでやろうとすると、このアイデアは必須。最低限の投資でやり遂げた。

 作業後、補強柱を入れた部分を確認したら、完全に水平が戻っていた。大雪時の負荷軽減はもちろん、雨による水はけが今後は改善されるかもしれない。ちょっと期待。
 今回のDIY難度、5段階中最高の5。車用ジャッキと脚立による作業はリスクが大きく、お勧めしません。やる場合は各自の責任でお願いします。

2013年5月8日水曜日

目先を変える工夫

 5月2度目のチカチカパフォーマンスを実施。この1週間で3度目のライブとなり、かなりのハイペースだが、仕事は昨年同様開店休業状態で、やるべきことは家事雑事のみ。それとて緊急性は薄い。まあ、歌えるうちが華である。
 10日間にも及ぶ冷たいGWが嘘のように、前日からカラリとした晴れ続き。この日も気温こそ12度程度だが、ビルの谷間は風もなく、歩道は太陽を待ちわびた人々で溢れていた。
 相対的に節電で薄暗い地下通りは、人通りが前回に比べてはるかに少ない。苦戦の予感がする。
 この日も会場は北4条広場。展示系を含めて4組の共演となるはずが、直前に体調不良によるキャンセルが2組出てしまう。チカチカパフォーマンスはあくまで自主的な活動なので、無理をしてまでやる必要はなく、キャンセルはしばしば発生するが、私に限れば過去34回でキャンセルはゼロ。ちょっした誇りである。
 もう1組のパフォーマーも会場入りが遅れている。前回と同じ南端の位置で通りにまっすぐ向かって陣取り、14時ちょうどから開始。およそ35分で以下の9曲を歌った。(◎はオリジナル)

「ハナミズキ」「バラが咲いた」「サクラ咲く◎」「花の首飾り」「赤いスイートピー」「あなた」「花(喜納昌吉)」「野の花や◎」「サクラ咲く◎」


 第1ステージのテーマは前回と同じく花の歌だが、構成を少し変えて、全曲を花関連でまとめた。(ちなみに「あなた」にはバラとパンジーが登場する)
 人通りが少ない割に、1曲目から数人の中年女性が集まってきて、熱心に聴いてくれた。1曲終わるとすぐにCDを手に取り、「サクラ咲く」の歌詞を指さして、「この曲が聴きたい」と請う。
(紙ジャケのCDは裏面に3曲の歌詞が印刷してあり、その場で確認可能)
 2曲目はスローな曲を歌いたかったので、3曲目でもいいですか?と確認すると、いいと言う。本当は5曲目に予定していたが、歌えばCDを買ってくれる気配濃厚だったので、急きょ順番を変えた。

 実はあなたのことは以前から知っていた。一度ゆっくり聴きたいと思っていたが、今日は連れがいないので、聴かせてもらった。とてもいい曲ですね。
 終わると、そう言ってCDを買ってくれた。そばで聴いていた別の2人も買ってくれて、わずか10分ほどの間にパタパタと3枚が売れてしまう。

 予想外の出だしに気をよくし、トントンと歌い進んだが、その後はパタリと集客が止まった。ピークは「花の首飾り」の10人ほどで、ラスト3曲は久しぶりの「ほぼゼロ」状態である。
 予定では7曲で止めるつもりでいたが、ラスト2曲はその場の気分で追加として歌ってみただけで、さほどの意味はない。
 30分過ぎにジャグリングの弥勒さんが会場に現れたので、場を交代してしばしの休憩。15時25分くらいから第2ステージの準備にかかる。気分を変えて南端の壁を背にし、久しぶりに通りと45度の角度で歌ってみようと思った。
 始めた当初はよくやっていたポジションだったが、奥の位置よりも明るく、通りに近いという長所がある。

 準備中に同年代と思しき男性から話しかけられる。30分から歌うの?と、いかにも親しげな口ぶり。その後もあれこれ話しかけられ、よく確かめたら、以前から私の歌う姿は見かけていて、名前も知っていたという。
 今日はたまたま時間があるので、ゆっくり聴かせてもらう、とのことで、何だか第1ステージとよく似た展開ではないか。
 15時30分から25分ほどで、以下の7曲を歌った。

「手紙(由紀さおり)」「つぐない」「人形の家」「抱きしめて◎」「どうぞこのまま」「池上線」「積木の部屋」
 第2ステージのテーマも前回と同じ「愛の暮らし」、つまりは5月のチカチカパフォーマンスのために準備したものだ。以前からそうではないかと思っていたが、通りを行き来する人は同じ時間帯の平日であれば、重複する人が多数いるようだ。
 歌っていると思いがけない知人によく出会うように、要は札幌の街は案外狭いのである。だからいつも同じ歌、同じ構成では、必ず飽きられてしまい、立ち止まってくれる人は減少の一途をたどるだろう。
(同じ歌で何度も感動させるのが理想かもしれないが、私には無理)
 結局のところ、季節や時間帯によって構成を変えるなど、目先を変える工夫を怠らないことだ。販売するCDにも当然ながら賞味期限があるはずだから、いずれは第2弾を考えなくてはならないだろう。

 第2ステージの集客はさらに減ったが、2曲目からチカチカパフォーマンスで知り合ったKさんも現れ、先の中年男性と共に、1曲歌い終えるごとに曲にまつわる余話をあれこれやり取りしつつ進めることに。
 結果として非常に楽しく充実した時間を過ごすことができた。

2013年5月7日火曜日

車庫補強柱の準備

 連休が終わったとたん、10日ぶりに晴れた。ともかくも晴れた。やや出遅れたが、さっそく午後から溜まっていた外作業開始。

 まずは昨年からの持ち越し課題である車庫の補強柱増設である。連休中に2本の古い柱の継手部加工だけはやってあったが、今日はその塗装とビス&カスガイ止め、さらには継手の隙間部分のコーキング処理をやった。
 コーキング処理は必須ではないが、防腐剤は塗らないので、ここから虫害が広がるのを予防するためだ。細い隙間に雨が忍びこむと、どうしても虫に食われやすい。


 水平なウッドデッキ部分で作業したので、つないだ柱は、ほぼ曲がりなく加工できた。その後、車庫側にまわって基礎部分の処理をする。
 補強柱は壁際の大梁の中間地点に立てるが、その下端部に柱を支える何らかの基礎が必要だ。母屋基礎フーチングに直接載せるコンクリート束基礎が理想だが、この部分には当初から分厚く砂利を敷き詰めてある。冬期の凍上の可能性は少ない。
 そこで単純に転圧した砂利の上にインターロッキングを1個置き、手元に合ったコンクリートブロックの一部を縦に重ね、内部にモルタルを流しこんで相互を固定する仕組みとした。
 モルタルの乾燥に最低丸一日は欲しいので、夕方16時で作業は打ち切り。それでもほぼ予定通りに進んだ。
 今後の工程は、柱下端に木片で突起を取り付けてブロック基礎の穴にはめ込み、大梁と柱の取り合い部は専用金具で固定する。

 現状では大梁が経年の重みで1センチほど下がっているので、出来ればこれを水平に修正しつつ、補強柱を入れたい。この高さ補正作業に自動車のジャッキを使う予定でいるが、これが果たしてうまくいくのかどうか?
 これから作業の大きなヤマ場がやってくる。

2013年5月6日月曜日

それなりのGW

 GW突入後、10日間も断続的に降り続く冷たい長雨のせいで、予定していた外仕事は一向にはかどらない。晴れるまで作業は当分先送りにせざるを得ない。
 それでも珍しく2人の子が帰省し、それぞれのわずかな重複日を利用して家族で外出したり食事したりと、それなりのGWは過ごせた。

 雨の影響を直接は受けないライブも2本こなし、チカチカパフォーマンスではCDも順調にさばけたので、さらなる増刷と足りなくなった材料を追加注文、そしてCD陳列棚のちょっとした改造を行った。


 今回の改造は、一体化させてある販売用の看板と収納棚の下部に、水平な陳列スペースを追加したこと。
 これまでは予備楽譜を入れたクリアフォルダをその都度キャリーカートの上に置いて対処していたが、設置と撤収にやや手間がかかり、サンプルを手にとって見る方々により、位置も乱れがち。柔らかいクリアフォルダの強度面での問題もあった。

 今回追加した水平部分は軽いダンボール板をベースに、垂直収納棚と同じ素材のクラフト厚紙で補強。端部を折り返して、垂直収納棚に硬く止めた。
 看板、垂直収納棚、水平陳列棚の3つを折りたたみ式で一体化させることにより、設置→陳列→撤収→移動が流れ作業で処理可能となるはず。
 これでもまだ位置がずれる可能性がゼロではない。歌に興味を持ち、CD陳列棚に近寄ってきて、2種類のCDを手にとって、それぞれ裏表をじっくりと確かめる。曲目や価格のチェック、さらには私の歌い姿とも見比べ、最終的に買うか買わないかを判断する。
 これが最近よくある光景で、どうしても棚は乱雑になってしまう。男性は比較的短時間で買ってくださるが、女性はおしなべて慎重。さんざ検討し、結局案内状だけを持ち帰ってCDは買わない、というシーンも案外多い。

 無名のアマチュアシンガーが、路上で通りすがりの方にCDを買っていただくことは並大抵のものではないが、それでも毎回数枚のCDがしずしずと引き取られてゆくことに感謝したい。

2013年5月4日土曜日

オープン音楽イベント

 車で30分ほどのところにある音楽系カフェで実施のイベントに参加。古民家を再生させたカフェで、広い窓から望む農場の借景がよく、自宅から都心に至る道の途中にあるので、8年前からときどき訪れていた。
 今回はオープンな場として幅広いジャンルのミュージシャンに開放するというので、初めて歌い手として訪れた。
 まずネットやポスターで参加者を募り、集まってから人数に応じて開始時間や出演時間を順に決めてゆくという、アバウトな進行。エントリーはかなり前から経歴書をFAXで送って済ませてあったが、前日に電話で確認すると、開始は13時からになったという。

 13時を数分過ぎて店に着いたが、まだライブは始まっていない。13時7分からオーナーの挨拶で開始。トップは4人のバンドで、常設のグランドピアノ、ウッドベース、ドラム、コンガ、ボーカルといったボサノバが中心の構成である。
 2番手は楽器はそのままにボーカルのみ交代し、ジャズを中心に30分ほど。遅く到着した私は14時30分から始めることになる。聴き手は当初12人ほどいたが、出入り自由のシステムなので、私が始める頃には9人に減っていた。


 プロ・アマ含めて洋楽が中心の場であることは事前に知っていたので、それに合わせてセットを構成。以下の7曲を歌った。

「恋心(シャンソン)」「ドミノ(シャンソン)」「鱒(クラシック)」「独り(オリジナル)」「少しは私に愛を下さい(フォーク)」「かなりや(日本唱歌)」「Godfather 愛のテーマ(サントラ系洋楽)」
 PAは常備されていたが、ラインジャックの様子が分からないので、生音でも対応可能なヤマハのエレアコを持参。さらにはマイク端子から変換してギターにつなげるアダプターも準備した。
 開始前にPAを調べると、ラインは普通につなげそうだった。店の方に尋ねてもよく分からないというので、(前のグループはアンプ持参)自己判断で用意してきたラインケーブルを空いているチャンネルに接続。ツマミをあれこれ調整してみたら、普通に音が出た。


 知っている顔は皆無で、歌うのは初めての場。いわゆる完全アウェイ状態で、客席はステージに近く、モニターやリハーサルの類いは一切ない。条件としてはかなり厳しい。
 ステージの上が2階まで吹抜けになっていて、ボーカルの音はよく響いたが、ギターの音がまるで聞き取れず、かなりの苦労を強いられた。

 モニターなしの場はよくあるので、いつものように勘で進めたが、場の反応はよかった。あとになって気づいたが、自宅での直前練習でエレアコがハウリング気味だったので、予めサウンドホールカバーを装着して向かったが、外して音を確かめるのを忘れていた。
(サウンドホールカバーはないほうが音は聞き取りやすい)
 冷静だと自分では思っていたが、やはり少し上がっていたのかもしれない。
 持ち時間の30分より5分短く、25分で終了。参加費や集客ノルマ等は一切なく、ワンオーダーのみ、しかも完全禁煙という願ってもない条件だったが、珈琲一杯で30分も歌わせてもらっては、いかにも申し訳ない。出番が終わって急に空腹を感じたこともあり、ケーキセットを追加で注文。美味しくいただいた。

 反省点はいろいろあるが、完全アウェイの状況でもそれなりに場を作れるという自信がまたひとつ増えた。何より、一度はここで歌ってみたいという8年前からの願いが実現したことに、まずは満足しよう。