2016年12月12日月曜日

カフェカーテン

 年末年始にむけ、家族が我が家に集結する。恒例の「家族での年越し」で、料理系の仕切り役は妻にまかせ、私の役割は買い出しのサポートや大掃除、部屋の準備などだ。

 今年は小さな家族が増えたので、それに応じた態勢にする必要がある。揺りかごは車用のベビーシートで兼用可能なことは、すでに実証済み。ちょっと問題なのは、赤ちゃんをどこでどう寝かせるかだった。
 1階は基本的に共有スペースなので、寝室の代用として使った例は過去に一度もない。その気になれば寝るスペースは作れるが、介護がらみの生活にでもならない限り、その予定はいまのところない。
 昨年の年越しは予備室に長男夫婦が、次男がスタジオの床に布団を敷いて寝た。スタジオは奥の半分をカーテンで臨時に仕切れるようになっていて、非常時の寝室としても使える。
 問題は家族の増えた長男夫婦が、昨年のように予備室の2つのベットでは寝られないのでは?という懸念。少なくとも孫娘は床に敷いた布団でお嫁さんと一緒に寝るのが、ミルクやオムツ交換の面で過ごしやすいように思える。
 その場合、長男と次男が予備室ベットを使うことになりそうだ。

 スタジオの仕切りは予備室に比べるとかなりアバウトで、ここのプライバシーをもう少し向上させたい。いずれは予備室のように壁で囲うにしても、普段は伸びやかな空間のままにしておき、時に応じて仕切るような方法がとれないだろうか?
 いろいろ考えて、目下丸見え状態の仕事部屋側の空間に、目隠しのカーテンを吊るしてみることにした。


 子供たちが小さい頃に使っていたベットカバーがひとつ余っていて、サイズは1100×2200。完全に覆うには足りないが、吹抜けの上を開放し、その下だけ覆うカフェカーテン形式にすればぴったりだ。
 カーテン用のレールは新たに買うつもりでいたが、材料を探してみると、30×1820の9ミリ厚OSB合板が見つかった。縦に使って両端をビス止めすれば、レールとして充分使える。

 OSBのレール材を窓枠上端の位置に合わせ、布を試しにかけてみた。すると、特に加工はしていないのに、滑り落ちることなく止まっている。OSB合板の微妙なバリが、絶好のストッパーになって効いているようだ。
 端部を袋状に縫ってレールを通すか、ピンで要所を止めるなどするつもりでいたが、短期間ならこのままでいいような気がしてきた。
(梁下にロールスクリーンを設置するのが根本解決で、いずれはそうするかもしれない)


 昨夜も10センチ近くの雪が降り、3日続きの除雪という苦行を強いられた。さすがに腰痛が不安で、ついに電動除雪機を床下から取り出し、今冬初めて使った。
 20分ほどで表通りまでの通路も含めて作業を終える。買って7シーズン目に突入し、パーツの部分的な割れや脱落はあるが、肝心の駆動部分に問題はなく、まだしばらくは使えそう。