2007年11月25日日曜日

方杖をつく

 いつものように朝寝を決め込んでふと目が醒めたら、カーテン越しの陽射しが強く、ポカポカと暖かい。外の寒暖計は10度近く、あわてて飛び起きて少しだけ残っていた車庫の手直し工事に、さっそく取りかかる。

「方杖」と呼ばれる斜めの補強材を、新設した梁と柱の間に取り付ける作業で、2本の梁を補助材で相互に連結する作業もついでにやった。
 材料の加工と塗装は暇を見て少しずつ済ませてあり、あとは金物で固定するだけだ。途中で電動ドライバーの充電が切れ、少し手間取ったが、夕方までにはイメージ通りに出来上がった。これでひとまず安心して冬は越せる。


 本当は古い梁を取り去る仕事がまだ残っている。腐っているものを、いつまでも残しておくのは良くない。だが、頑強に固定してある古い梁を取り去るこの作業は、かなり面倒だ。
 雪と氷に閉ざされる冬は腐食菌の活動は少ないと判断し、この作業は来春に持越しとしよう。
 連休は暇だったはずが、外仕事の合間、ネット経由で飛び込んだ間取り相談の仕事に謀殺された。
 遠方の依頼主とメールのやり取りをするうち、膠着していたプランの画期的な解決策が昨夜ひらめく。まず紙に濃い鉛筆でスケッチし、イメージ通りにうまく収まることを確認したあと、CG画像に変換。
 いきなりパソコンではなく、最初は紙と鉛筆を使ったほうが、イメージの広がりが格段によい。これは曲作りでも同じで、実に不思議な現象だ。

 その後、平面図をパソコン画像に変換する。最近はCADソフトではなく、レタッチソフトのレイヤー機能を使い、サラサラと手早く描く。
 レタッチソフトをこんなふうに使っている設計屋はマレかもしれない。工夫とアイデア次第で、世界はいかようにも広がる。

2007年11月23日金曜日

これってズル?

 近隣のデイケアセンターでの訪問ライブが無事に終了。日中の気温はようやくプラスに転じたが、せいぜい2度程度で、平年よりはまだまだ寒い。雪も積もって、道路はカチカチに凍てついている。慎重に車を運転して先方に着いた。
 結局この日は、秋の歌を全く歌わず、冬のメニューに全面変更。こんなに寒い11月はあまり記憶にない。「本当に温暖化?」と、つい疑ってしまう。本当でしょうけど…。
 自宅コンサートがあまりに強烈過ぎ、1週間を経ても、まだ頭の中にイメージがチラついていて、今日の訪問ライブでも、多少はその影響があったかもしれない。

 会場がものすごく広く、ステージの背後が写真のようにガラリと空いている。音の反射が全く期待できないのでPAのボリュームはほどほどにし、青空ライブの感覚で肉声を強めにして歌った。
 しかし、ライブ自体は悪くなく、みなさんに大変喜んでいただいた。涙はなかったが、拍手とかけ声が終始鳴り止まない、楽しいライブだった。


 予定していた仕事が実は保留になっていて、連休がヒマになってしまった。発注主の予算が厳しく、先日の話合いでかなり安い見積りを出し、いったんはOKをいただいたはずが、それでもまだ厳しいらしい。
 決して珍しいことではないので、次の展開を待つのみ。仕事が1件だけに縮小となるか、あるいは完全中止か。週明けにすべてが判明する。

 かと思いきや、またしても遠方からの新規の住宅間取り相談の仕事が、ネット経由で昨夜入った。しかもかなり忙しい納期だ。
 確認申請許可までに何ケ月もかかり、工事中の図面変更も非常に難しいご時世となってしまったので、事前の検討もこれまでより念入りに、なおかつ素早くやる必要が出てきたらしい。この種の依頼が、今後増えてくる可能性は充分ある。
 消えたり浮かんだり、周囲の展開が目まぐるしく変わる日々が当分続きそうだが、何とか対応しよう。
 この数日、先日の自宅コンサート音源の整理をしている。MDに入れたライブ音源をいったんパソコンに取込み、セッティング時の長い沈黙時間やノイズを除去し、体裁を整える作業である。
 今回、リバーブ(音響効果)は録音時にすでについているので、それを加味する作業は無用で、その分いくらかは楽。

 じっくり聞き直してみると、実によく話し、よく歌い、よく弾いている。もちろんマズイ部分も多数あって、一番ひどいのはギターコードの押えのアマさ。音がビビっている箇所がいくつかあり、あまりにひどい箇所は数カ所修正した。
 編集ソフトが優れていて、出来のよい箇所をコピーして貼付け修正することが簡単に出来てしまうのだが、これってズル?やっぱりズルだよな…。

2007年11月17日土曜日

2007夕映えコンサート

 都合4度目になる自宅での夕映えコンサートを無事に終えた。感動の熱がさめやらぬ深夜に、この文を記している。
 集まってくださった聴き手は、私たち夫婦をのぞいて9名。そのうち7名が初参加で、歌い手としては新鮮な緊張感でライブにのぞんだ。


 この日、喉の調子は非常によく、心配していた空もウソのようにからりと晴れ、雪も降らずに温暖な天気。恵まれた条件のなかでコンサートは始まった。

 初めての聴き手が多くいた関係かどうかは分からないが、自宅でやった中では、過去最高の出来だった。前代未聞の2度のアンコール、多くの方が涙を流してくださったことからも、それは裏づけられる。
 カバー4曲、オリジナル16曲、合計20曲の1時間半だったが、歌い手も聴き手も時の感覚がしばし途切れたような、充実したひとときだった。


 ライブ終了後の茶話会に全員が残ってくださったのも、これまた前代未聞。コンサートの余韻があったせいだろうか。
 遠方から届けられた花を始め、持寄りのお酒や美味しい食べ物で彩られたにぎやかな茶話会は、コンサートの後を締めくくるのに相応しい、刺激的で豊かなものだった。
 今日のような日があるからこそ、人生は楽しく、そしてまた明日から少しずつ歩き出せる。たくさんの方々に、生きる勇気と喜びをいただいた。

 ありがとうございます。

2007年11月16日金曜日

大根を漬ける

 少し晴れ間がのぞいたので、干し上った大根を漬け込むことにした。去年より3日遅れたのは、干し始めたのが遅かったせい。
 去年は大根の重量測定に体重計を使って失敗したので、今年は例年通り、台所の計量器で何回かに分けて計測。あとで電卓で合計するやり方に戻した。
 結果は9,970g、つまりほぼ10Kgで、偶然だが非常に分かりやすい数値となった。去年のブログと重複するが、我が家での各種材料の重量配分は以下の通り。

・干した大根:10Kg
・ぬか:1Kg(大根重量の10%)
・塩:600g(大根重量の6%)
・赤ザラメ糖:100g(大根重量の1%)
・赤トウガラシ:4〜5本
・昆布:10センチくらい

 暗くなったので、葉っぱや柿の皮を載せ、重しをする作業は明日に持越し。しかし、ともかくも漬けたので、まずは安心だ。


 話題はすっ飛ぶが、12月上旬から、かのヨン様の新ドラマがNHKで放送開始とか。韓流ファンの妻が、最近なんだか落着かない。放送がNHK-BSのデジタルハイビジョン限定で、BSアナログの機器しかない我が家では、見られないというのだ。
 来春4月からBSアナログでも放送されるらしく、ならば良いではないかと思ったら、そちらは日本語吹替え版で、ヨン様の肉声が聞けないという。5ケ月遅れというハンデもあり、ファン心理とは難しいものだ。
 4年後にはすべての放送がデジタルになるとかで、この際早めにデジタル放送設備に換えてしまおうかと、ネットで情報収集を試みた。
 すると、デジタル機器が一切ない我が家の場合、以下の方法があることが分かった。

1)デジタルチューナーを買う。(2-3万円)
2)デジタル対応のDVDレコーダーを買う。(6万円前後)
3)デジタル対応のテレビを買う。(液晶で10万円前後)

 1)2)の場合、テレビは既存の物が使える反面、せっかくの高画質の恩恵を受けない。3)の場合、画像は高画質で見れるが、録画は普通画質となり、一長一短がある。
 最終的には2)3)を両方備えるのが望ましいが、まだ現役でバリバリ動く機器を、むざむざ捨ててしまうのはいかにも資源の無駄。
 あれこれ相談の結果、ひとまずいまの設備で我慢し、機器の寿命を見極めて、4年後までに結論を出すことになった。

2007年11月9日金曜日

ほ、無暖房

 今日も見事な快晴で、急ぎの仕事もなく、気力体力も少し戻ったので、再び車庫の手入れをする気になった。熟慮のすえ、やはり本格的な冬が来る前に梁をもう1段追加しようと決めた。
 午後からDIYセンターに行き、材料を調達。一昨日買ったばかりなので、戸惑いはない。前回こりたので、今日は長い材料を店で切ってもらった。おかげで帰りの車の運転に不安もなく、法定速度ですんなり帰宅。

 すぐに材料を加工し、塗料だけは塗ってしまおうと思ったが、あいにく陽が陰り始め、気温も急速に下がってきた。時計を見ると16時。明日も晴れの予報なので、無理をせずに軽い下作業だけにとどめ、早々に家に入った。


 珈琲を飲みつつ、今週ずっとてがけている住宅相談の仕事に取りかかる。北海道からはるか離れた地域からの依頼だが、難しい条件が多く、手強い。珍しく行き詰まっていたが、昨夜、妻との雑談のなかで素晴らしいアイデアが閃き、さっそく図面にまとめて送信したばかり。
 依頼主の反応が悪くなかったので、今日はその案をさらに具体的に煮詰める作業に没頭した。

 住宅相談はそう大きな収入にはならないが、手掛けると非常に面白い。家作りの過程でいろいろな形でお施主さんが煮詰まったあげく、ネット経由で私に相談を持ちかけてくる。それを第三者のプロの目で解きほぐし、打開策を一緒に考える。
 幸い、大半のケースで良い解決策にたどり着き、多くの方々に喜んでいただいている。

 最近は種々の事情でネット非公開の依頼が大半だが、実は水面下では年に4〜5件の依頼が継続的にある。
 この事実は、いまの日本の住宅の発注体系が、必ずしも住み手の要求を満たしていないという明解な証しだ。その足りない部分を、少しの報酬と相当の知力労力で私が埋める。この仕事の面白さと満足感の本質がそこにある。
 これを書いているのが19時。気温はどんどん下がって、外の寒暖計はついにマイナス1度を記録。しかし、「終日ブラインドを全開放」という策が効いているのか、室内は無暖房でまだ23度もある。
 このところずっとこんな感じで、暖房はほとんどつけていない。だから、先日満タンにしたばかりの灯油も、あまり減らない。ほ、縄文暮しの極致ですか。

2007年11月8日木曜日

腐って学ぶ

 引続き車庫の補修ネタ。快晴ではないが、風もなく穏やかな陽気。昨日の作業の残務整理を行った。

 まず、諸悪の元凶と思われる木製雨樋を強制撤去した。ビスで強固に止めてあるので、外すのもやっかい。ドライバーで外せない部分は電動ノコを動員してようやくすべて取り去った。
 跡に残ったのは、雨樋のあった部分だけ黒く腐食した無惨な梁の姿。
 通路の雨だれ防止のために何気なくつけた雨樋であったが、とんだ見当違いだった。大失敗である。木製雨樋は雪には強いが、密着部分がいつまでもシケってしまうので、木材腐食菌の格好の住処となってしまったようだ。

 その後、腐った部分を丹念にノミで除去したが、一部は完全に梁を貫通している。接触する柱の一部にも巣食っていて、判断が少し遅れていたら、大事になっていただろう。
 梁といっても、もはや強度面の役割はほとんどないので、長期的にはすべて除去するのが望ましい気がしてきた。そのためには万全を期し、新しい梁をさらにもう一段つけたい。いまは新しい梁にただ載せてあるだけの縦方向の小梁も、金物で固定する必要がある。

 費用はそれほどでもないが、連日の重労働で、身体があちこち悲鳴をあげつつある。続けてやろうという気力がイマイチ湧かない。少し休んで充電しつつ、もう一度よく考えてみよう。
 夕方、そんな気分を見越したかのように、小雨が降ってきた。雨樋は撤去してしまったので、雨はまっすぐ地面に落ち、梁をほとんど濡らさない。この状態なら、梁の腐食はない。雨の日の多少の雨だれくらい、我慢すれば良かったのだ。
 いい勉強をした。

2007年11月7日水曜日

車庫の補修

 緊急事態であった車庫の補修を、一日で一気に終らせた。まるで仕事に追われている日のように早起きし、朝食もそこそこに、近隣のDIYセンターに車を走らせる。
 材料はすでに前夜リストアップ済み。梁には長さ4メートルの材料が必要だが、北海道で最大のDIYセンターとあって、他店では入手の難しい長さ4.88メートルのツーバィ材も多数そろっている。

 問題はこれをどう運ぶかだ。いつもは車のルーフキャリアに載せて運ぶが、長さ3.64メートルを超える材料はこれまで積んだことがない。
 頑丈にしばったつもりでも、途中で木材が少しずれ始めた。あわてて車を止め、慎重にしばり直す。以後、スピードを30キロ程度に保って交通量の少ない裏道を走り、何とか無事に家にたどり着いた。


 すでに昼だったが、休む間もなく材料を寸法通りに切り、塗料を塗る。天気はよいが気温が10度強なので、最低3時間は乾燥させたい。昼食前に塗ってしまいたかった。
 塗り終えて昼食を食べ、すぐに下作業に取りかかる。以降、内容があまりに専門的なので子細は省略。梁の取付けが始まったのは14時半からで、20キロ近い部材を3メートルの高さに無事に一人で取付けた。

 作業の山を越えた頃、勤めから妻が戻る。いつもよりかなり遅い。
「職場の友人とお茶飲んでたの…。ゴメン」
 いいですとも、オイラは「一人上手」ですもの。
 跡片付けまで含めてすべてを終えたのが、夕闇迫る午後4時。ほとんど休憩なしで6時間ぶっ続けの作業であった。よくぞ体力が持った。あれこれ言っても、DIYが好きなんだよ。総費用2,000円強。やっぱりDIYは安いです。

 写真は端部が腐った梁と、その下に新たに増設した梁。縦方向の小梁はすべて新しい梁で受けている。一冬様子を見て、状況によってはもう一段下に増設するかもしれない。

2007年11月6日火曜日

腐ってます

 相変わらずの小春日和。外仕事がどんどんはかどる。今日は4ケ所ある車庫の束基礎金物と車の再塗装を一気にやった。
 車の塗装は春にもやったが、本格的な冬が来る前にもう一度やっておくと、傷みが最小限で済む。ボディがサビて穴の開いた車など、正直言ってあまり乗りたくはない。しかし、走行距離は8万キロ強で、エンジンはまだまだ元気。やっぱり我が還暦まで大事に乗り続けたい。
 写真は束基礎金物の塗装の様子。2年に一度くらい塗ってやると、サビずに済むようだ。ガムテープでマスキングをして塗り、乾いたらはがす。
 使うペンキは普通の水性エナメルペンキ。筆は100円ショップの絵画用のを使っている。細かい部分を気軽に塗るならこれ。


 塗装後に何気なく車庫を見上げたら、梁の一部のヒビ割れがかなり進んでいる感じがした。気になって脚立に昇り、詳しく調べたら、腐ってボロボロになっている。しかも結構大事な場所で、放置すると危険だ。
 原因を考えたが、どうも雨だれ防止でつけた木製の雨樋が悪さをしたらしい。溜まった雨水がすっきり流れず、常にジメジメした状態で木の一部を腐らせたようだ。素人仕事で建てて8年になるから、こんなこともある。
 この日は日が暮れてしまったので、家に入ってから対策を検討した。腐った木は止めボルトの一部にも関わっていて、2本のボルトのうち、1本がまるで効いていない。このままだと積雪時の重さに梁が耐えられず、落下という最悪の事態も考えられる。
 梁の交換は構造上難しいので、現在の梁の下に全く別の新しい梁を、構造金物を使って固定することに決めた。悪さをしている木製雨樋は腐食が激しいこともあり、この際すべて取り去る。

 作業は急を要するので、さっそく明日から取りかかる。材料調達と道具の目星はついた。工夫すれば外注せず、何とか独りでやれそうだ。
 一時はかなり落ち込んだが、実害の出る前に見つけたことを幸いと、前向きに考えよう。うまい具合に、急ぎの仕事もない。経過は何らかの形で後日報告します。

2007年11月4日日曜日

ラズベリートニック

 7月25日に漬け込んだ自家製のラズベリー酒が3ケ月たち、飲み頃になった。レシピ通りに炭酸水で1/3に割って飲んでいるが、非常に口当たりがよくて美味。こいつはクセになる。
 昨夜はビールのあとに写真のグラスで1杯飲んだが、ついいいキモチになってそのまま床でうたた寝してしまった。

 仕事に追われていたバブルの時期は夕食後に小1時間うたた寝し、起きて朝までまた仕事という毎日だったが、最近ではうたた寝すること自体がマレ。これはこのところの激務の疲れがたまっていたせいか、はたまた、疲労回復、食欲増進に効用があるというラズベリー酒のなせるわざか、真実は定かではない。


 ともかくも、完全無農薬有機農法のラズベリーが、ただ食べるだけではなく、果実酒としても充分飲めるということが分かった。
 炭酸水は500ml入りを88円で入手。ラズベリー酒は900ml作ったので、3〜4本は必要かもしれない。熟成が進めば、単純なロックでも飲めるとあるが、たぶんそれまで持たない。

2007年11月3日土曜日

大根を干す

 風もなく、うらうらと穏やかなインディアンサマー。この期を逃してなるものかと、冬の常備食となるタクアン用の大根を干した。

 ブログの記録によれば、去年は10月31日に干しているから、少し遅い。しかし、今年はあれこれあったので、こんなものだろう。
 今年の大根は細めで36本。古くからある近所の小さな食料品店から、1本48円で入手した。以前は泥つきのを買って自分で洗っていたこともあるが、最近は洗ってあるのを買う。


 しばるロープは繰り返し使用可能な、3ミリのビニロン製。DIYで使っていたものを再利用している。
 片側に9本ずつ振り分け、1本のロープに18本。これを2セットで合計36本となる。葉の一部もバーベキューコンロの上に干し、漬け込むときの蓋として使う。残った葉は堆肥として菜園に埋める。無駄がない。
 タクアンを漬け始めたのは北海道に住むようになってから。関東に住んでいた頃は、もっぱら白菜漬けだった。
 結婚以来33年、冬の漬物作りを切らしたことはない。これは家の主、すなわち私が大の漬物好きだからで、喜んで食べる夫がいれば、妻の料理の腕は自然にあがるという、ごく自然で単純な論理に基づく。

 食べるのは9割方私なので、漬け込むまでの作業は妻まかせにせず、全面協力する。これまた当然の論理か。
 旨くて安全なものを食べるには、それなりの労力が必要なのである。