2019年1月23日水曜日

初めてのメルカリ

 初めてメルカリ(ネット上のフリーマーケットサービス)を利用した。きっかけはライブで使っている電子譜面表示用のタブレットPC。
 2台あるうちのメイン機種は問題なく使えているが、7年前に買った予備のタブレットがあまりに古く、動作が極度に遅い。このところバッテリの劣化も激しく、モバイルバッテリを常時つながないと、まともに使えない状態だった。

 2017年9月に買った現状機種「iRULU W17」の動作がスムーズで、OSもAndroid5.1と比較的新しい。同等の中古品をずっと探していたが、ヤフオクではなかなか見つからない。思いついてメルカリを探してみる気になった。


 メルカリはスマホ専用のサービスと思っていたら、いまはPCからも利用可能になっていた。70代半ばの方が積極的に利用しているのをブログで知り、ならば私でもやれるだろうと、まずは商品を検索してみる。
 すると、希望のタブレットが一発で見つかった。価格は送料込みで3,000円とお手頃。メルカリはヤフオクと異なり、他者と競り合って価格が上がってゆくシステムではなく、逆に表示価格から値切るケースが多いことを知る。
(最近はヤフオクでも「フリマ出品」という似たシステムがあるようだ)

 最初にユーザー登録をしたが、面倒な条件は特になく、すでに持っているGoogleアカウントを利用すると簡単にやれた。(Facebookアカウントでも可)
 住所氏名、メルアド、支払い方法(クレカ)などの情報を入力して終了。携帯電話宛にショートメールによる本人確認がある。
 登録しておよそ11時間後、「新規登録を感謝して、600ポイントを進呈します」とのメッセージが事務局から届く。メールではなく、メルカリサイトにアクセスすると表示される「お知らせ」での表示だった。
 メルカリの取引に現金と同様に使えるが、その期限が2日以内。気づくのがやや遅れて、残り1日強しかない。あわてて商品を再検索したら、まだ売れずに残っていた。ポイントを全部使えば差し引き2,400円になるので値引き交渉はせず、ただちに落札の手続きをする。
 取引実績ゼロで、いきなりの値引き交渉は気が引けたこともある。


 落札後に出品者からの連絡がすぐにあって、翌日には発送されたとの通知。2日後の夕方には商品が届いたらしいが、送付が「らくらくメルカリ便」というもので、ポストに投函されていたのを翌日の昼になって気づいた。

 中古品のため、USB充電やWi-Fi接続、GooglePlayからのアプリインストール、電子譜面表示などの各種確認に時間がかかり、ドカ雪と入院中の母への対応も重なって、評価を終えたときは商品到着から丸1日近く経っていた。
「PCから操作しますので、対応に多少時間がかかります」と、最初に先方にことわっておいたので、先方からの最終評価は「良い」で、胸をなでおろす。
 ヤフオクとはシステムが異なって少し戸惑ったが、慣れてしまえばこちらのほうがお手軽に利用できるかもしれない。


 届いたタブレットPCはメイン機種と色も型番も全く同じで、間違えないよう裏にAppleのシールを貼り、デスクトップ画像も変えた。
 各種環境もすべて整えたが、これまで便利に使っていた浮遊時計と青空文庫ビューアのアプリが廃止されていて、代替えの別アプリを探すのにやや手間取った。
 ともかくも安定動作のタブレットPCを安く入手でき、漠然とあった不安からようやく解放された。