2019年1月11日金曜日

最悪は脱したか?

 母が入院中の病院から一昨日連絡があり、今後の治療方針に関して相談したいので、一両日中に来て欲しいとのことだった。
 容態が急変したわけではないが、1週間以上も口からの食事がとれていないので、仮に今後も同じ状況が続く場合、複数ある栄養摂取の方法に関して、予め家族と打ち合わせたいとの意向である。
 問題は昨日発症したギックリ腰のことで、どうせなら病院と同じ方向にある「じゅんかんコンビニ」に立ち寄り、溜まっているリサイクル品をまとめて出してすっきりさせたい。

 あいにく昨夕から降り始めた雪が20センチ近くも積もった。玄関前の除雪は妻がやってくれたが、重いオーブンレンジの積み下ろしを妻に手伝ってもらおうと思っていたら、妻が体調が悪いという。
 まさか除雪で?と一瞬思ったが、頭がぼんやりするというので血圧を測ってみたら、126〜203という高い数値。ただちに寝かしつけ、コルセットで腰を固めて一人で出かけることにした。


 腰をかばいつつ、リサイクル品を順に車に積み込んだが、案の定オーブンレンジを持ったときにふらついて、土間に落とそうになった。膝にぶつけたが、幸いにかすり傷。ともかくも出発し、まずは病院に行く。
 母は起きていて、意識も普通。息子が来たことは把握している様子だった。担当看護師の話によると、平熱に戻って尿量も正常になった。今日の昼にゼリーを出してみると、喉に詰まることもなく全部食べたという。
 今後医師とも相談し、重湯からじょじょに試したいそうで、最悪の状況は脱したようだ。

 ただ、高齢なのでいつまた悪化するかは分からず、楽観はできないらしい。点滴以外の栄養摂取手段の候補もいろいろ上がり、何をどうするかは今後の状況変化に応じ、再度検討することになる。
 帰路、近くの食品問屋で切らしていた潰れ梅干しを買う。車の乗り降りでも腰の痛みはなく、最悪状態を5とすれば、3〜4あたりのレベルか。
 その足で「じゅんかんコンビニ」に寄り、オーブンレンジ、掃除機、電動ドリルドライバー、古本2束、衣類2袋を一気に出した。ついでに郵便局にも寄ってオーブンレンジ費用の精算をする。

 あちこち歩いて用事をこなしたが、腰痛の悪化はなかった。最悪状態のときは車の運転にも支障があり、歩くことさえままならないが、腰痛ストレッチと使い捨てカイロによる患部の温湿布が効いているようだ。
 妻の体調も落ち着き始めていたが、血圧は市の健診でも再三指摘されているので、いずれ病院に連れていかねばなるまい。