結果として、3冊で計55枚あった台紙を24枚に圧縮。圧縮率(廃棄率)55%で、新しいアルバムは1冊に何とかまとめた。厚さも1/4程度になって、断捨離作業としては大成功といえる。
規格が他アルバムと同じになり、階段下にあるアルバム専用スペースに並べて、見たいときにはいつでも取り出せる環境が整った。
幼少から青年期までの自分の軌跡をなぞるような作業だったが、古い写真はタイムマシンだな、と改めて感じた。懐かしく振り返って感慨にふけることも多いが、あまり思い出したくない過去にワープしてしまうこともときにある。
今回、大量の写真を捨てたが、多くはこの「あまり思い出したくない過去」を想起させるもの。時にはすっぱり切り捨てて、再生へとつなげるべき過去もあるということだ。
唯一片づかなかったアルバム台紙が8枚あり、16歳の夏に企てた6日間の自転車放浪旅の顛末を記したもの。写真は10枚ほどしかなく、大半は文章、つまりは旅行記である。
これをどう処理すべきか、実はまだ固まっていない。このままそっくり台紙ごと無線とじで自力製本してしまうか、文字があまりに悪筆で台紙も汚れているので、別の用紙に新しく記録し直すか迷っている。
単なる旅行記にとどまらず、その後の人生の方向性を決定づけた重要な記録なので、テキスト化してHPで公開すべきかも。