2019年1月24日木曜日

1階が中心の暮らし

 冬になって2階室温が1階より2度ほど低くなり、暖房費を節約するために1階で過ごすことが多くなった。
 仕事をバリバリこなしていた時期は冬でもボイラの設定温度を上げ、作業は全て2階のメインPC(Mac-mini)でやっていた。仕事の打合せやPCを使わない作業でも資料が整っている2階が中心。1階では食事とテレビを見るくらいだった。
 ところが仕事をほぼやめてしまうと、2階にいる必然性が薄くなる。PCは2階と同機能のMacBookが1階にあり、ネット閲覧やブログ記載、電子譜面の更新など、不自由はない。仮に仕事が入ったとしても、1階でやれなくはないのだ。
 1階床下にパネルヒータを置いた床下暖房システムを採用しているので、冬は1階が最も暖かく、ここで過ごすのが暖房効率もよくなる。


 問題は2階で採用していた「立ってパソコン」がやりにくいこと。専用の台を置くと食卓が狭くなり、角度によってはテレビも見づらくなる。食卓上の照明も低すぎて、立つと邪魔になる。
 やむなくずっと座ってPCを使っていたが、すると腰への負担が増し、久しぶりにギックリ腰を再発させてしまった。
 やはり「立ってパソコン」が健康面で優れていると悟ったので、専用台を2階からもってきてベンチ下に置き、必要なときだけ取り出して食卓に移動させている。
 PC作業を1階でやるようにすれば、寝るときと週一程度の弾き語り練習以外は、1日の大半を1階で過ごせる。加齢に伴う足腰の衰えに対する備えとしても、合理的な生活スタイルかもしれない。
 加齢に伴って階段の上り下りが難しくなった場合、1階居間にあるタンス2つを2階に移動し、空いたスペースに収納つきのベットを造り付ける構想がある。病院のようなL時形のカーテンを吊るし、日中は開けて夜は閉じる。昼間はベットがベンチ代りにもなる。
 吹抜けを使って移動する介護エレベーターも設置可能だが、トイレや浴室も近い1階で寝るスタイルがシンプルで合理的だろう。

 正月に家族が集まったとき、長男から将来の寝室位置に関して質されたが、この構想を語ると納得した様子だった。
 1階居間南西に作ってあるベンチもベット兼用に改造できるので、もしそうなると夫婦共に1階居間で寝ることが可能だ。本当にそうなるかは、神のみぞ知る領域のハナシ。