連休中は客が増え、それに応じて投げ銭も増えるせいか、例年人気がある。単なるアマチュアパフォーマーに過ぎない私は、混雑を避けてエントリーが楽な平日枠をあえて選んだという次第。
前回、かなり早めに家を出ても結局はパフォーマンス開始時間に大きな差はないことを悟り、今回はいつもより30分遅く家を出た。
途中の道はサクラが五分咲き。昨年とほぼ同じペースだが、今年も無事にサクラを観られた。
会場入りは14時40分ころで、当然ながら3組のパフォーマーの中で最も遅かった。14時開始なので、普通は最初のパフォーマーがとうに終わっているはずの時間である。しかし、そんな気配はなく、パフォーマンスはたけなわ。1組目がようやく終わったのは1時間経過の15時だった。
続いて2組目が始まり、15時35分になって、ようやく私の番になった。およそ30分で8曲を歌う。
「I LOVE YOU」「時代」「空も飛べるはず」「宗右衛門町ブルース」「青春Ⅱ」「傘がない」「いちご白書をもう一度」「万里の河」
外が肌寒かったので、地下通りを往く人はそれなりにいた。少なくとも外気温が21度を突破した前回よりは格段に多い。
しかし、時間が16時に近いせいか、はたまた連休前に用事を済ませたいせいか、反応は極めて鈍い。このところ自宅での練習ではPAを使わずに生で歌っているので、喉の調子は抜群によかった。しかし、喉の調子と集客は全く関連がないようだ。
この日は久しぶりに立って歌った。ソーラー式のLEDイルミネーションは使ったが、そのどちらも集客にはあまり関わっていないように思えた。
ラスト2曲でようやく立ち止まってくれる人が現れ、それが引き金となって、少しだけ人が増えた。しかし、すでにライブは終盤。客が思うように集まらず、ズルズルと決められた時間を越えてしまうパフォーマーの気持ちも分からないではないが、ルールはルールだ。
たまたまいつも聴いてくれる方だったので、「30分経過しましたので、これで打切りとさせていただきます」と告げて終了とした。
この日もワンステージのみで終了。もっと演りたいが、時間的に演れないのだ。やり場のない脱力感を覚える。枠の割当て時間が増える来月以降に期待しよう。