2019年3月6日水曜日

5年目のハードル

 2/22に予約した大腸ガン転移検査の日だった。11時30分に予約がとれたので、11時に家を出る。20分後に受付を済ませたが、待合室が人であふれていて、待てど暮らせど呼ばれない。
 持参のタブレットPCを病院内の無料Wi-Fiにつないでツイッターを閲覧して時間をつぶし、ひと通り読んだあとは同じタブレットPCで短編小説を2作読む。

 ようやく名前を呼ばれたのは、なんと3時間余も過ぎた14時40分あたり。術後丸5年が経過したが、これほど待たされたことは過去にない。


 すっかり顔なじみの担当医に最近の体調など聞かれ、まずは血液検査とエコー検査をやることになる。15時30分までに採血とエコー検査は終わり、持参の野菜ジュースとバナナサンドを食べる。朝食抜きの身体に染みた。
 そこからさらに1時間ほど待ち、小説やツイッターも読み疲れたので、倉庫番ゲームで延々時間をつぶした。ふと待合室を見回すと、患者は数人しか残ってなく、閑散としている。
 1時間ほど経ってようやく検査結果を聞いたが、エコー検査に特段の異常はなく、ずっと高いと指摘されてきた血液中のγ-GTP値が昨年の70から30%も減って49となり、ついに基準値内に収まった。
 肝機能指標であるγ-GTPは、大腸ガンから転移しやすい肝臓ガンと密接に関わっている。一昨年から1年半以上、地道に続けてきた節酒の効果がようやく出てきたようで、喜ばしい。

 ガン転移&再発の節目となる5年目のハードルのうち、転移検査は無事にクリア。次なるハードルとなる内視鏡での再発検査は、2週間後の3/20に決まった。
 3月は例年になくライブ予定が入っているが、うまく重ならずに済んだ。無事に乗り越えられることを祈ろう。