2019年3月8日金曜日

ミモザとアザレア

 近くの大規模公園温室で、週末までアザレアと洋蘭の展示会があるという。さらには、ミモザの花が満開だというニュースも新聞にあった。
 土日は混むので、時間の融通のきく中高年は平日に行くべきだった。妻を伴って午後からさっそく出かけた。

 まずは近くの地区センターに出向き、古本の交換会に参加。こちらは定期的に開催されるイベントで、読まなくなった本を持参し、同じ数の別の本と物々交換するという趣向。妻はほとんど毎回参加していて、古本を上手にリサイクルさせている。
 今回は午前中に整理した居間の本棚から出てきた5冊の本を交換した。その後、公園の温室へと向かう。同じ地区なので、車だと5分で着く。


 まず入口で身分証を提示する。入場料は130円だが、65歳以上は無料である。ささやかだが、この恩恵を利用しない手はない。

 温室内は結構な人手だった。中央にそびえ立つミモザの巨木が圧巻。噂には聞いていてが、実際に見るのはこれが初めて。アカシアに似ているが、はるかに艶やかである。ヨーロッパの南部で街中はミモザで埋めつくされる「ミモザ祭り」が開催されるのをテレビで観たが、1本でも充分満足できる。
 ミモザの周辺は赤やピンクのアザレアの花々で埋めつくされ、その対比がまた印象的。外の風はまだ冷たいが、ここだけはまるで別天地だった。


 ぐるりと堪能したあと、入口付近で開催されていた洋蘭展も見物。カトレアを始め、さまざまな種類と色の蘭が、これまた咲き誇っている。

 その後、近くの六花亭に行ったが、あいにくケーキは売り切れ。ではピザでも?と誘ったが、血圧が気になると妻は拒否。ピザの塩分がどれほどかよく分からず、昨日の今日なので、素直に家に戻って自宅で珈琲タイムとした。
 妻は血圧を真面目に記録し始めたが、時間によって数値は200を超えたり、150を下回ったり、まだバラつきが多い。安定した効果が現れるには、しばしの時間が必要のようだ。
(その後の調べで、20cmピザ1枚で塩分3.4gと判明。けっこう多い。半分に留めるのが身のためかも)