2019年3月3日日曜日

屋根の雪割り

 お昼近くに母の暮らす施設へと向かう。最近はベットで横になっていることが多く、確実に起きているのが食事の時間だった。
 12時20分くらいに着くと、母はちょうど食事が終わったところ。すぐに私を認識したが、「10年ぶりくらいだね」などと、間の抜けたことを言う。4日前にも会ったばかりだが、すっかり忘れている。まあ、顔を覚えているだけマシだが。
 作ったばかりの認知症パズルを介護士さんに渡す。立体パズル、板パズルそれぞれのピースをグループに分け、名前を記した小袋にいれた。ピースをはめこむ枠板や見本となる完成画像にも名前を書き、遊び方を記した説明書と共にさらに大きな袋にまとめ、その袋にも名前を記載。
 たくさんの人間が出入りするので、小さなものにも姓名を記すのが原則。さすがにピース1枚毎の名前は省いたが。

 担当のケアマネジャーや作業療法士の方が休みで、介護士さんに簡単な説明をして託した。扱いが分からないので、まだ母には見せていない。
 食事法やリハビリに進展はないので、そう大きな期待はできないが、少しでも興味を示して欲しいもの。


 帰路にスーパーで桜餅とうぐいす餅のセットを買い、珈琲タイムに妻とささやかに食べる。その後、車庫屋根に上って雪割りをすることにした。

 外気温が7度まで上がって、屋根上の氷塊が解けて野地板の隙間から通路に落ちてくる。頭にあたると不愉快極まりないので、元凶である氷塊を割って落としてしまうことにした。
 台風で屋根材と防水シートが飛んでしまったのでやむを得ないが、車庫を新しくする来シーズン以降の漏水はなくなるはず。

 雪下ろしに近い作業なので、安全を考えて車庫工事用に買ったヘルメットを初めてかぶる。南半分の通路上だけを処理したので短時間で終わったが、一番下にある薄い氷の層が固く、一部残ってしまった。今後の展開次第では、もう一度やる必要がある。