今年は2年ぶりということもあって飾るのが早く、イベントも早めに終わったので、早々に片づけるのが得策だ。
いつものように人形の顔をティッシュペーパーで巻き、さらにその上を和紙で巻く。顔は人形のイノチだが、この方法で何十年もやってきて、カビや汚れは一切ない。
その後、人形全体をさらに和紙で二重に包む。湿気取りやカビ取り剤の類は使ったことがない。保存場所は湿度の低い傾斜天井の最上段。屏風と陳列台の一部にわずかな汚れがあるが、気になるほどではない。
「お雛様のお下がりはNG」などという記事がネット上をにぎわしていたが、さほどの根拠はないように思える。商魂に惑わされず、庶民は庶民なりの現実的生き方を選べばよい。
午後からトライアルへ買物に行き、定番食料品を補充する。昨年末からトライアルのポイントカードに電子マネー(プリペイド)機能がつき、予め入金してから決済すると、通常のポイント0.5%のほか、さらに0.5%が付加されるという。
(トライアルで食料品のクレカ決済はできない)
我が家の場合、月に1万5千円ほど使うので、75円分のポイントが無条件でつくことになる。年間だと千円近くになり、小銭による支払いからも解放されるので、利用しない手はない。たまたま月初めということで、今月分の食費からひとまず1万円を入金することにした。
入金はセルフレジで精算前に簡単にできる。カードの更新はすでに済ませてあったが、ポイントに還元されるのは翌朝7時以降らしい。
夕方、赤れんがアーティストのライセンス登録をしている北海道庁文化振興課から電話があり、来年度以降の赤れんがアーティスト活動に関する調査があった。
実は昨年の事業で音響に関するトラブルがあったらしい。屋外だが狭い空間なので、状況次第ではトラブルに発展する。路上パフォーマンスの宿命で、私自身も議会近くで歌っていて、終了後に音量を指摘されたことがある。小樽運河や白石イベント広場でも音量に関して注意されたことがあった。
事業そのものは継続するようだが、完全交代制にするか音量規制がはいるなど、何らかの運用変更があるかもしれない。
他に何か意見提言があれば、と求められたので、東京都ヘブンアーティストの見学体験を例にし、もっと広い郊外の場をパフォーマンス会場として追加指定していただけないか、お願いしておいた。