2019年3月25日月曜日

雪解け家族会

 時期外れの大雪が峠を越し、ようやく春らしい陽気に戻った。札幌のアメダスでは気温が10.5度まで上がり、午後に積雪ゼロを記録。明日から5日間積雪を記録しなければ、今日が根雪の終日ということになる。
 自宅周辺の雪解けも再び進み始め、近隣土木センターの積雪深は24センチまで減った。完全雪解けも間近のはず。

 かねてからの予定通り、長男一家を招いて夕食会を実施。2週間前にも会っているが、場所は長男一家のマンション。「じいちゃんばあちゃんの家に行く」という行為は、孫娘にとって全く別の意味を持つイベントに違いないのだ。


 14時45分くらいに我が家に到着するなり、孫娘は目ざとくリメイクした着せ替え積み木を見つけた。1ヶ月前に初めて作ったときは家族バージョンだけだったが、その後母のリハビリのために、アンパンマンバージョンも作って、相互をミックスさせたもの。
 顔、胴体、足の各パーツが混じっていたが、孫娘はサンプルを見ることもなく、各バージョンを完成させた。やはり幼児にはアンパンマンである。
 続けて同じ画像を平面にあしらったパズルに取り掛かる。こちらは家族とアンパンマンのほか、新たにしまじろうバージョンも作った。
 同じくサンプルなしでやり始めたが、立体版よりも難易度が上がり、かなり時間がかかった。人物系はパーツごとに背景の色を変えてあり、紛らわしいパーツも区別できるが、しばらくやるうちにその仕掛けに気づいたらしい。

 しまじろうバージョンは1枚の画像を同じ40×40の大きさで18枚に切り分けたもの。ピース形状による組み合わせの推測ができず、サンプル画像もなくて難易度は非常に高いが、粘り強く対処。母親のアドバイスもあって、ついに完成させた。
「バンザーイ、できた!次はどれ?」と尋ねてきたが、さすがにネタ切れ。いずれ別パターンも考えておかねば。


 次に遊んだのは、車輪をつけた走る木の動物。こちらは窓台の上に飾ってあったが、しばらくしてその存在に気づいた。
 床の上でまず遊び、傾斜をつけた長い板を準備してやると、喜んで転がし始めた。そのうちダルマ落としの丸いコマやガラガラなど、全く別のオモチャを滑らせ始めた。ひとつの遊びから別の遊びへとつなげる。オトナでは思いつかない発想だ。


 1階で延々遊んだあと、今度は2階に上がるという。いつもの行動パターンだが、階段には子供用手すりが準備してあり、今回が初披露。どう機能するか注目していたが、上りは軽くさわる程度でも、下りは完全につかまっていた。
 高さや強度は問題なく、孫娘は面白がって幾度も上り下りを繰り返す。ただ、まだ動作が危なっかしいので、大人の見守りは必須。今後の成長で、いずれ独り立ちするはずだ。
 2階には、やはり初披露の松ぼっくりけん玉が置いてある。大人用けん玉の横に並べておいたが、孫娘が関心を示したのは最初だけ。あまりうまくやれないと悟ると、「じいじ、やって」と私に手渡し、自分はこれまで通り大人用のけん玉で遊び始めた。
 全くの期待はずれで、ちょっとがっかり。私がお手本を示しても、反応が変わることはなかった。今回の準備で唯一のハズレだが、時間の経過で変わる可能性もあるので、しばらくそのまま並べておく。


 17時半くらいに一緒にお風呂に入り、その後みんなで食事。春らしいメニューなどあって、美味しく食べた。
 遊び疲れた孫娘は20時ころに寝てしまったが、1時間足らずで起きる。ちょっと泣いたが、それを機にお開きとする。季節の変わり目で外遊びは一切できなかったが、アイデアをいろいろ試せてよかった。