(これに関する詳細は、過去記事のこちらで→「ぬか床の水抜き」)
この方法を採用して以来、ぬか床の調整は非常にうまく運んでいて、ばらつきのない美味しいぬか漬けを食べているが、唯一の欠点は傾けたぬか床容器が安定しないこと。
ぬか床の表面を斜めにし、容器底の一部をむき出しにするのが大きなポイントで、容器の片側に木片をあてがって全体を斜めにしているが、時折木片が動いて外れることがある。水平設置では水抜け効果が半減してしまう。
いろいろ考えて、最初から角度のついた傾斜台を作り、その上にぬか床容器を置けばよいことに気づいた。
適当な端材を見繕い、容器形状に合わせた木製の台を作る。容器の直径220に対し、あてがった木片の高さは30。およそ8度の角度となった。容器がずり落ちないよう、低いほうにも別の木片を固定している。
実際に使ってみたが、これまで容器を外に取り出してやっていた毎日の水抜きとヌカのかき混ぜ作業が、シンク下の収納に入れたままでやれる。想像以上に便利だ。