2018年11月19日月曜日

早めに病院

 先週木曜あたりから明け方に咳が出始め、軽い声がれ症状もあった。風邪の初期症状と思い、早めの対応がよいだろうと市販薬を飲んだら、咳は治まった。
 しかし、声がれは一向に治らず、こちらも早めが肝心と、手元にあった声がれ用漢方薬「響声破笛丸料」7回分を全部飲んだ。

 ところが今回に限って、響声破笛丸料」の効き目はいまひとつ。追加分をネット通販で注文したが到着は20日だった。次のライブ予定は23日で、つなぎとして咳と声がれの両方に効くというハチミツ大根を大量に作って飲んだ。
 声がれはじょじょに回復し、昨日の時点で23日の予定曲をざっと歌ってみたら、キーは普段通りに出る。声のツヤはいまひとつだが、回復率80%といったところ。残り5日で充分調整は可能と思われた。
 このまま乗り切れるかも…と思い始めた昨日の夕方、突然咳の発作が起きた。調子に乗って歌いすぎたのか、あるいは市販の風邪薬をやめるのが早すぎたのか?
 手持ちのヴィックスドロップをなめて寝たが、横になったとたんに咳が断続的に出始め、ゆっくり眠ることができない。そのまま朝になり、もう一度ハチミツ大根を飲んで横になったら、ようやく咳が治まって、少しだけ眠れた。


 数時間眠ったあと、ついに病院に行くことを決意する。熱や鼻水、痰、倦怠感はなく、咳と回復傾向の声がれだけで、前回よりも明らかに症状は軽い。しかし軽いうちに行ったほうが回復も早いと学んだ。
 昨年12月から通い始めた近所の耳鼻科に行ったが、待合室は患者であふれ、座る椅子もないほど。12時15分に受付けし、呼ばれたのは13時35分。

 前回処方されたものと似た傾向の薬を5種類もらってきた。治療費は7日分の薬代を含めて2,620円。病院代はなるべくかけたくないが、市販薬だけでは治らないので、やむを得ない選択である。

 診断は風邪ではなく、前回も罹ったアレルギー性の咳喘息だった。今年は記録的な雪の遅さで湿度が低く、似た症状の患者が急増しているという。調べてみたら、昨日の札幌が40%前半の湿度だった。確かに乾いている。