車庫床からウッドデッキ床下へのブロック移動作業で、一時的に外した床板の固定と床下点検口の作成を行った。同時に、春先に気づいた床梁の腐食対策も実施。
ブロックの整備を最優先するため、床板は両端だけの仮固定が大半。床下点検口の板4枚は単に置いただけの状態で、このまま冬は越せない。
工程としては、腐食した梁の処理をまずやる必要がある。記録を調べたら、2010年6月に11本ある床梁の1本が腐ってしまい、全交換している。2014年9月にも1本を交換した。そのほか、床板や手すりの小さな交換もけっこう多い。
地面に近く、たいした防腐対策もしていないので、定期的なメンテナンスは必須。安いパイン系ツーバイ材やヌキ板を使っているのでやむを得ないが、19年を経た割に腐食率は少ないほうではないか。
今回対象となる梁は、外周と内側の一部に使った38×140ツーバイ材のうちの1本。上端部の大半が腐っているが、下端部は無傷。そこで、いったん取り外して上端部を50切り落とし、38×89に仕立て直すことにした。
1800長のツーバイ材を縦に切り裂くのは難易度が高いが、電動ノコにガイドレールをつけると比較的簡単にやれる。
電動ノコへの負担が大きいので、休みながら作業。切り口には防腐剤代りに木酢液を塗り、無傷の裏側を上にして使うことにする。壁側への固定にはL字金具を使った。
10時半から始めて調子よく進み、床梁の固定まで終わったところで、急に雨がパラついてきた。予報では降らないはずだったが、コロコロ変わる秋空なので、文句は言うまい。ちょうど昼食の時間だったので、いったん撤収することに。
ネットやテレビのサッカー中継で時間をつぶしながら外の様子を見ると、15時前に雨が上がった。素早く外に出て道具類をセット。残っていた作業を始めたとたん、再び雨が降り出す。全くついてない。
小雨なので意地になって作業を継続。床板のビス止めと点検口の仕上げまでを強引に終わらせた。
サッカー中継を見届けたあと、廃棄する木材を袋詰めする。不要になった古い床下点検口も廃棄のつもりでいたが、BBQコンロの蓋にリメイクすることを思いついた。
コンロの蓋はなくてもよいが、DIY時の作業台として使うと便利だと今回分かった。途中で薄暗くなり、久しぶりにライトを点けて継続。雨ですっかり予定が狂ったが、ブロック移動による後始末ともいえる作業、どうにか終わらせた。