雪はまだ降らないが、愚図ついた空模様の日々が続く。予報では今日が谷間の晴れ日らしいので、冬ごもり系の外仕事に励む。
まず、車を車庫から移動し、先日自作したタコと鍬を使って、車庫床を平坦に均す。来春に床をコンクリートにするまでの短期使用で、そう完璧にする必要はない。やり過ぎは腰痛の元なので、適当なところで切り上げる。
次に家庭菜園の手入れ。時期の終わったオシロイバナや大葉の茎を抜き取り、全体を鍬で耕して雑草を取り去る。これまで剣先スコップでやっていた作業だが、鍬だとかなり楽。
その後、先日ネギの横に植えたチューリップとネギをネズミの食害から守るべく、全体を厚めのビニールで覆って、周囲をレンガで押さえる。
特にネギは瀕死の状態まで根を食われてしまったので、今年はぜひとも防御したいが、果たしてこんな方法でいいのか、よく分からない。好物は硬い砂利を掘り返してまで食べにくるので、これでは甘いかもしれない。
最後にかろうじて生き残ったクレマチス、ドウダンツツジ、レンギョウの冬囲いもどきをする。冬囲いは本来、雪や寒さから庭木を守るためにするものだが、我が家の場合はネズミからの被害を防ぐために対処する。つまりは「ネズミ囲い」である。
そもそも冬囲い自体を一度もやったことがなく、ほとんど放置状態だったが、それでもこの19年、庭木はそれなりに育ってきた。
しかし、ネズミに対してはあまりに脆い。人間が守ってやらねば、たちまち枯れ果てる。
いろいろ調べた結果、地面から積雪部分までの樹皮を厚めのビニール等で巻いてやるのが有効らしい。米や漬物大根の袋を利用して巻き、不要の通信用ケーブルで要所をしばった。
こちらの方法は他で実績があるので、ある程度の効果は期待できる。
楓の木は春先に根元を布で巻いてすでに対処済み。ミズナラはネズミの口に合わないのか、なぜか食べられず、残るはライラックとラズベリーだ。
ライラックはドウダンツツジと同じく、テープ状に細くしたビニールを巻く予定。ラズベリーはまだ葉が落ちていないので、ぎりぎりまで待つことにする。