2017年12月20日水曜日

無事に乗り切った

 札幌南東の近郊都市にあるサ高住で、2日間で3度というハードなXmasライブを実施したが、その最後となるライブだった。

 10分ほど前に系列別施設でのライブを終わらせた直後で、体力的には厳しい。しかし、同じサ高住でも最後の施設は介護度の重い方が主に入所していて、演奏時間は15分短い30分となっていたのが救いだった。


 施設は隣だが、外を経由しないと移動できないので、機材はいったん箱や袋に入れて撤収し、移動後に再び設置し直した。
 それなりに手間取って、開始は3分遅れの15時3分。アンコールなどあって、33分で12曲を歌う。(※はリクエスト)

「ジングルベル」「二輪草」「あゝそれなのに」「君といつまでも※」「君恋し」「月の沙漠」「赤鼻のトナカイ」「矢切の渡し」「誰か故郷を想わざる」「上を向いて歩こう」「まつり」「丘を越えて(アンコール)」
 演奏時間が短いので、後半での二択リクエストという必殺技は使えない。すでに15曲を歌い終えた直後だったが、不思議なことに喉の調子はよくなっていた。
(咳や声がれはなかったが、最初のステージでは細部の表現に納得いかない部分があった。まだ完治はしていないように思われる)


 前2施設と同様に歌詞集が配られたが、利用者の介護度が重いとあって、職員さんが1曲ごとに歌詞集の該当部分をめくって教えてあげていた。
 そのせいもあってか、場の手応えはまずまず。手厚いサポートという前提があれば、歌詞集もそれなりに機能するようだ。

 アンコールは職員さんの主導によるものだが、場の雰囲気には沿うものだった。喉の不調と闘いながらのハードスケジュール、苦しみながらもどうにか乗り切ることができた。