幸いに天候には恵まれ、道路状態は良好。開拓した新ルートを通るのも2度目ということもあり、前回よりも所要時間はさらに短縮できた。
開始30分前の13時30分に先方到着。この施設にも昨年訪れているので、職員さんとは顔見知り。ステージ位置も前回と同じで、14時ちょうどにスタートした。セルフアンコールを含め、47分で15曲を歌う。
(※はリクエスト)(◎は二択リクエストと対決曲)
「ジングルベル」「二輪草」「あゝそれなのに」「君といつまでも※」「君恋し」「月の沙漠」「赤鼻のトナカイ」「矢切の渡し」「誰か故郷を想わざる」「上を向いて歩こう」「まつり」
「つぐない(川の流れのように)◎」「恋の町札幌(小樽のひとよ)◎」「津軽海峡冬景色(北国の春)◎」「ジングルベル(セルフアンコール)」
系列施設なので、構成は一昨日のサ高住と全く同じだった。使うプログラム&歌詞集も同じで、皮肉なことに聴き手の反応もよく似ていた。
全曲歌詞集による進行の難しさは一昨日で充分承知していたが、系列施設の経営者は同じで、構成の修正は困難だった。昨年はプログラムや歌詞集という「しばり」がなかったので、最初の施設での問題点を修正し、二択リクエストを連発して大受けだった。
今回も後半の二択リクエストになってようやく場が盛り上がる。この点も一昨日と同じ傾向で、場所や聴き手が変わっても普遍的なものは確かにある。
ちなみに、二択リクエストには「日本VSアジア歌姫対決」「札幌VS小樽対決」「青森VS岩手対決」などとテーマがあって、事前に切り口を紹介してから会場の拍手選択へと移行する。時に拍手が拮抗することもあるが、その場合は両方を短く詰めて歌う。
これらの仕掛けすべてが聴き手を引きつける。聴き手の介護度が低い場でしか使えないという難点はあるが、ライブにゲーム的な面白さを付加する手法で、今後もうまく使っていきたい。
ライブは尻上がりに盛り上がり、終了後の場にやや余韻が残った。遅れて参加した方も数人いたので、ラストに「ジングルベル」をシングアウトすることを提案。歌詞集は閉じてもらい、全員でにぎやかに手拍子してもらった。
15時から隣接する別施設で歌うことになっていて、移動時間が気になったが、ライブとしては大団円で収まったのでよかった。