咳による体調不良という悪条件下での午前中ライブを無事に終えて、次なる系列施設のサ高住へと向かう。
同じ通り沿いに北へ2.5キロと近く、15分ほどで難なく到着。ネット経由で最初に声をかけてくれたIさんや、両施設の社長さんもそのまま移動して立ち会ってくれた。
同じ通り沿いに北へ2.5キロと近く、15分ほどで難なく到着。ネット経由で最初に声をかけてくれたIさんや、両施設の社長さんもそのまま移動して立ち会ってくれた。
ちょうどお昼にさしかかり、移動後に施設内で美味しいお弁当をいただく。近隣のイオンで食べるつもりでいたので、移動の手間が省け、気遣いがありがたかった。
この施設では13時から始めることになっていて、15分くらい前から準備を始める。内容は午前のものと全く同じ予定だった。
10分くらい前から利用者が集まりだす。聴き手は前施設よりやや少なめ。前施設同様にお茶やケーキのサービスにやや時間がとられたが、一段落するまでじっと待った。
6分遅れて開始。1時間で18曲を歌う。
(◎は二択リクエストと対決曲)
「ジングルベル」「上を向いて歩こう」「二輪草◎(瀬戸の花嫁)」「お富さん◎(お座敷小唄)」「ここに幸あり◎(バラが咲いた)」「幸せなら手をたたこう」「高校三年生」「小樽のひとよ」「荒城の月◎(月の砂漠)」「浪花節だよ人生は」「リンゴの唄(歌詞カード)」
《リクエストタイム》
「知床旅情」「恋の町札幌」「くちなしの花」「酒と泪と男と女」「君といつまでも」「クリスマスイブ(初披露)」「青い山脈(歌詞カード)」
前施設で3曲目に歌った「瀬戸の花嫁」の手応えがいまひとつの印象だったので、ふと思いついて別候補だった「二輪草」との二択リクエストをいきなり仕掛けてみた。
すると「二輪草」が圧倒的な支持で驚かされる。「瀬戸の花嫁」は介護施設では人気の定番曲だが、人の好みは場で変わるということ。
以降、前半の多くを二択リクエストで進めたが、結果としてかなりの曲が別の曲と入れ替わった。「小樽のひとよ」は「高校三年生」との対決曲だったが、強く推す方がそれぞれいたので、両方を歌った。場に応じた柔軟な進め方という意味で、咄嗟の判断は正しかったと思う。
後半のリクエストタイムも順調な動きで、切れ目なくリクエストが出た。「知床旅情」「恋の町札幌」の2曲が前施設と重複して驚く。好みが分かれた二択リクエストとは異なる動きで、こういうこともある。
「クリスマスイブ」は介護施設では珍しく、そもそも人前で歌うのは初めてだった。調子よく歌っていたら、2ヶ所あるファルセットがいつものように出ない。喉の不調が影響していたのは間違いない。
このほか、冒頭でGやG7のコードで左手の指がつるという、初めての経験をした。後半になって回復したが、長丁場による心身の疲労が関わっていた気がする。
体調を主とする各種条件は万全ではなかったが、うまくさばいて無難に乗り切り、先方にも喜んでもらえた。
帰り際にお土産でいただいたXmasショートケーキを妻と美味しくいただく。キモチは一足先にXmas気分。
帰り際にお土産でいただいたXmasショートケーキを妻と美味しくいただく。キモチは一足先にXmas気分。