今日の夕食は我が家でとる手はずになっていた。家の掃除や食材の買い出しなどの準備をするうち、あっという間に夕方。19時ころに家に着くというメールが入っていたが、なかなか現れない。
19時半近くにようやく現れて、すぐに宴が始まった。
まずは私の得意料理である納豆チヂミから。普段はほとんど飲まないエビスの琥珀を奮発。アルコールの苦手な妻とお嫁さんには、友人夫婦から先日いただいたブランデー仕込みのラズベリー酒の薄いソーダ割りを作る。
ラズベリー酒は初めて飲んだが、すっきり上品な口当たりで、お嫁さんにも好評だった。元になるラズベリーは私が株分けしてあげたものだが、ちょっと真似したくなる味だ。
その後、本日のメインであるジンギスカン鍋を食べる。息子のリクエストによるものだが、真冬に家の中でジンギスカンをやるのは、この家に越してきてから初めてのこと。始める前は独特の臭いと換気による寒さが心配だったが、換気量と熱源のキャンプ用バーナーの発する熱とが程よいバランスで、いい感じに肉は焼けた。
息子夫婦にも大好評で、1キロあったラム肉は、あっという間に胃袋の中へと消える。ホステス役の妻はサービスに追われ、ちょっと食べ足りない様子だったが、たまに骨休みに帰省する子供たちに対する、せめてもの親の務めであろう。