2013年11月19日火曜日

無人リサイクルショップ

 昨日に引き続き、PC断捨離計画を続行。残るはWindowsパソコンの処理だが、こちらもMac同様にソフト上でのハードディスク初期化を試みるが、どうもうまくいかない。
「Cipher」というWindows標準装備のコマンドはあるが、あくまで外付けハードディスクが対象で、インストールDiskから起動して初期化する手段は、どうやらWindowsにはない模様。

 専用の初期化CDを作るフリーソフトがあるらしいが、いかにも面倒でパス。結局のところ、以前にやった手段同様マシン本体を分解し、対象ハードディスクを取り出す手法に落ち着く。


 昨日からの作業分とまとめてみたら、廃棄PC関連品が段ボール箱いっぱいになった。内訳はiMac本体とケーブル、Windows本体と液晶モニタ、付属ケーブルにキーボード類、さらにはスキャナである。
 本当はWidowsのノートパソコンがもう1台眠っているが、薄くて邪魔にならず、唯一フロッピーDiskが使えるマシンなので、もうしばらく残すことにした。
_専用の持込みリサイクル施設が近くにあるので、車に積み込んで出発。この日は母が自宅近くの施設に移動することになっていたので、まずはその立ち会いと手続きにむかった。
 到着は15時で、幸いに雪もなく、温暖な日和。前施設から付き添ってきた長姉と共に、部屋の整理と契約手続きを併行して済ませる。新しい部屋は眺めのいい3階。窓からの手稲山の展望が見事だ。

 16時半ころにようやく終わり、姉を最寄りの地下鉄駅まで送り届けたあと、「じゅんかんコンビニ24」というリサイクル店に立ち寄る。


 市の施設では30×30センチ以下の小型家電しか持ち込めないが、ここでは大きさの制限がない。施設は無人で24時間営業。不法投棄監視用のカメラも24時間回っている。
 受付はATMのような機械にむかって磁気カードを使ってやる。品目によってシールが発行され、それを貼って所定の位置に品物を投入するという、非常に新しい仕組みだ。
 持込み品目は多岐にわたり、パソコンや小型家電はもちろん、古新聞やアルミ缶、金属類や自転車まで多種多様。持込み品によってポイントが合算され、クオカードなどの景品と交換できる。

 スピーカー付きの軽トラックで巡回したり、荒れ地の一角に廃品を野積みにして営業するリサイクル業者のイメージを覆す、画期的なシステムである。夜でも切れ目なく利用者が現れ、熱く支持されているようだ。時代の流れを強く感じる。