2013年11月10日日曜日

穴場的カフェ発見

 予報通り、午前中はかなりの風雨。小学校時代の恩師から美術展の案内をいただいていたが、今日がその最終日である。車で15分ほどの場所だが、妻が勤めから戻るのを待って出かけようと思った。
 14時前に妻帰着。疲れた様子なので、一人で出かけようとすると、「私も一緒に行く」。


 美術展は昨年に続いて2度目で、NPO法人の管理する「アートウォーム」というイベント施設で催されている。恩師ご夫妻の油絵も展示されていて、規模は小さいが、力作ぞろい。
 建物の外壁はレンガ積み、床はOSB合板、壁は木毛セメント板、天井は構造用合板という、私の好きな素材で作られている。無垢材の構造材が高い天井にむき出しで、いかにも音響効果がよさそう。

 30分ほどいて切り上げ、予め下調べしてあった近くのカフェ「徳光珈琲・石狩店」へと向かう。カフェというより、自家焙煎の珈琲豆販売を主とする店で、7席ほどの小さなスペースがあり、挽きたての豆で珈琲を入れてくれる。


 この珈琲が1杯300円という、いまどき信じがたい価格。300円のケーキと共にいただいたが、店主自ら南米に出向いて買い付けたという豆なので、ちょっと普通の店では味わえないような深みがあった。

 メニューに「お代わりは種類自由で、1杯200円」とあるので、思わず2杯目をお代わり。最初はノーマルなブレンドを注文したので、2杯目はグアテマラのストレートを飲んでみた。
 グアテマラは若き頃から大好きな豆だが、あまり頼む人はいないせいか、「ちょっとクセがありますが、よろしいですか?」と、店主から念を押された。
「若い頃から飲んでますから、大丈夫ですよ」と応ずると、それがきっかけで、いろいろと話しかけられた。
 東京や札幌のカフェはかなり探訪しているので、話が弾んだ。楽しい時間だった。ちょっとマニアックなグアテマラの味も芳醇で一級品。自宅から近く、駐車場も広い。いい店を見つけた。