袖台の横に14年間置いてあったCDコンポはもはや無用の長物なので、すっぱり撤去。袖台の上の段に、ベンチ上にずっと置いてあったMDコンポを移動した。本来はレコードプレーヤーを置くはずだったスペースがガラ空きなので、半割レンガ2個で、間に合わせのCDラックを作って置く。
夕方までにだいたい終わって、さっそくFM放送を聴こうとスイッチを入れたが、雑音ばかりで全く聞こえない。CDやMD、カセットテープは問題なく聴ける。アンテナもちゃんとつないだので何が悪いのか分からない。
取説を探して調べてみたら、つないだのはAM放送用のアンテナで、FM放送用のアンテナは別にあるらしい。今度はそのFMアンテナを探すが、どこにも見当たらない。思い立って古いケーブル類をしまってある段ボール箱を漁ってみたら、ようやく見つかった。
FM放送が復活し、リモコンで聴けるチャンネルをオート設定。久しぶりに部屋で聴くFM放送は、どこか新鮮な印象がする。
こうしてCD、MD、カセットテープ、FMがいつでも高音質で聴ける条件が整ったが、気になるのは電源のこと。MDコンポは9年前に買ったもので、決して新しい製品ではない。従って待機電力が0.9Wもある。3年前に買った小型液晶テレビの待機電力がわずか0.1Wなので、数字としてはかなり大きい方だ。
試算してみると、1ヶ月の消費電力量は約0.65Kwh。1Kwh=25円とすると16円強で、費用としてはごくわずか。これまでは節電のために、使うときのみ電源ケーブルをつないでいたが、「いつでもリモコンで瞬時に音楽を」という環境を保持するためには、常時接続が望ましい。悩ましい選択だ。