2019年6月21日金曜日

常時留守電設定

 NHKの「ためしてガッテン」で、特殊詐欺防止対策として常時留守電設定が有効と語っていた。以前から漠然とした知識はあったが、より具体的に解説されていて、なるほどと納得。さっそく我が家でも設定することにした。
「知っている相手からの電話だと、留守電状態は失礼」など、弊害もゼロではないが、このところ固定電話にかかってくる電話は、迷惑セールス電話か世論調査など、受ける必然性のないものが大半。個人からの電話の多くは、それぞれの携帯にかかってくる。


 そもそも、友人知人からの電話は鳴り分け設定がしてあり、鳴った時点で相手が判断できる。留守電に切り替わるまで5回コールされ、その間に受話器をとるのは、さほど難しいことではない。
 一度も経験はないが、特殊詐欺の潜在的な不安を大幅に回避できるのが大きい。大半の詐欺電話は留守電設定で諦めるらしいが、万一録音された詐欺電話でも、聞き直して冷静に対応できるというもの。

 仕事関連の電話はすでに鳴らず、固定電話にかかってくる大事な電話は母の暮らす施設からと、ライブ依頼の電話くらい。そのどちらにも携帯電話番号を併記してあるので、緊急性の高い場合は携帯にかかってくる。これを機にライブ依頼は携帯電話限定に告知を変えた。
「定年以降にやるべき家庭内リストラ」というネット記事を最近読んだ。「住宅ローンは完済しておけ」とか「必要以上に稼ぐな」など、多くは実行済みだったが、「固定電話は解約せよ」は未対策だった。
 我が家の場合、通話としての役割はすでに固定電話になく、月額通話料1,000円まで無料の携帯電話2台で事足りている。

 仮に固定電話を解約した場合、「FAXが使えない」「ドアホンが使えない」「インターネットが使えない」という、通話とは全く別の大きな問題が発生する。それぞれ解決策はありそうだが、簡単な手続きでは済まないので、これに関する検討は次の機会にでも。