2019年6月13日木曜日

鋼板カバーで雨水対策

 丸3日かけた車庫建替え材の塗装作業が、ようやく終わった。再利用材も含めると、柱6本、梁14本、方杖14本、棟1本という内訳。一部に防腐処理も含んでいるので、たかが塗装でも工程はかなり煩雑だ。
 今日は小口部分の防腐塗装を終えたあと、同じ小口部分に鋼板製カバーを作ってかぶせた。

 対象となるのは、母屋軒下の直下に位置する梁と棟の端部、計5ヶ所。雨だれの直撃を受けやすく、以前の車庫で同じ場所にあった梁端部が腐った経緯がある。

ウッドデッキ柱上端部

 木材を垂直に使って雨ざらし状態にした場合にも、やはり小口部分が経年で腐るが、8年前にウッドデッキを改修した際、柱代りに使ったツーバイ材上端に鋼板をかぶせた。
 以後、劣化はほとんど見られない。鋼板製カバーは雨水による腐食防止の有効な手段になる。
 今回も同様の手法でカバーを作る。使う鋼板は9年前に郵便ポストを作り替えた際に買った分の残り。木材とは質の異なる板金加工で、切断には金切りバサミを使うが、7〜8ミリある折返し部分の加工が難しい。
 墨出し線を角材に合わせ、金属製ハンマーで叩くが、どうしても歪みが出る。ゴム製ハンマーか木槌を使うとよい、というネット記事もあるが、試してない。


 多少のブレはあるが、ひとまず寸法通りに加工してかぶせ、4ヶ所で釘固定。これにより、組立てにむけた材料の準備は、全て整った。
 明日以降、いよいよ組立て作業に取り掛かるが、必要な仮設枠材や仮筋交いの加工が一部残っていて、組立て作業と併行して進めたい。