2019年6月9日日曜日

仮設枠材とサッカー

 午後から長男のサッカーの試合があるという。お嫁さんはシフトの都合で仕事。試合の間だけ孫娘の子守りを頼まれている。
 以前にも一度やって問題なくやれた。天気さえよければ、サッカー場は子供にとって絶好の遊び場。大人は危険がないよう見守ってやればよく、家の中での子守りより楽かもしれない。

 出かける前に、少しだけ車庫建替えの準備をやることにした。今日の作業予定は、コンクリート束基礎にかぶせるミニ型枠の作成。柱を立てる際に下端がずれて落ちないよう保持する仮設材だ。
 19年前に作った最初の車庫で、これがなくて組立てに大苦戦した。途中で思いついてからは、作業がスムーズに進んだ。独自のアイデアだが、一人で作業を進めるには欠かせない仮設材なのだ。


 束基礎上端のサイズ、125角の内寸で箱型の枠を作る。使うのは廃材のヌキ板と胴縁材。羽子板ボルトのついている面はスクリューボルト締めの邪魔にならないよう、幅の狭い胴縁材を使う。
 束基礎は6個あるが、作るのは4個。柱の鉛直をだす仮筋交いの固定にも使うが、位置と鉛直が確定した柱は順にボルト固定するので、仮設枠は外して他の束基礎へと移す。

 材料切断が終わり、1個だけ組み立ててうまく機能することが分かった時点で作業を中断し、妻を伴ってサッカー場へと向かう。
 今日の会場は前回とは異なる豊平川左岸にある東雁来公園サッカー場。人工芝の立派なサッカー場が2面あり、東雁来公園にも隣接していて、大人も子供も楽しめる。
 自宅からは車で15分と近く、自転車でやってきた長男と孫娘と13時35分ころに合流。長男は試合前のアップがあり、私と妻は孫娘を連れて隣の公園へと向かった。


 初めて来る公園だったが、各種滑り台や複合遊具、ターザンロープや雲梯など、遊具類は充実していて、たくさんの親子が遊んでいた。
 孫娘は滑り台を中心に夢中で遊び始めたが、3歳以上が対象の遊具が多く、大人の見守りは必須。動きが素早くて、病み上がりの身にはついてゆくのが大変だった。用心して腰にコルセットを巻いてきて正解。
 ひとしきり遊んだあと、お茶やバナナでオヤツタイム。その後もまた遊んで、あっという間に1時間半が経過。15時過ぎにサッカー場へと移動した。
 予定では14時キックオフ、15時過ぎに終了のはずだったが、ベンチにいた息子に声をかけると、いまはハーフタイムだという。終了までには、あと40分ほどかかる。孫娘とアイスを食べる約束をしていたので、歩いて近くのスーパーまで行った。

 スーパーで買ったアイスを外のベンチで3人で食べ、サッカー場に戻ったら、ちょうど試合が終わったところ。今回はほとんど観られなかったが、今年の公式戦初戦は1:1の引き分けだったという。


 サッカー場で息子たちと別れ、家に戻って珈琲を飲み直したあと、束基礎仮設材の作業を続行する。順調に進んで、予定の4個を組み終え、ハンマーで軽く叩いて仮固定した。
 孫娘の子守りでかなり動き回り、疲労が溜まっているはずが、いい気分転換になったらしく、予想外に身体は元気。仮眠の予定はパスして、そのまま庭木の枝払いと雑草取りを延々18時半までやっていた。