過去にも病気やら仕事などで同様の子守りを引き受けている。お嫁さんの実家が九州で、頼れる身内は私たち夫婦しかいない。腰痛がぶり返していたが、車庫建替えは無理でも、子守りくらいならやれるだろう。
幸いに天気予報は晴れで、先方に出向く子守りではなく、車で孫娘を引き取り、我が家近くの大型公園で一日過ごすことにした。
8時45分に迎えに行き、9時半には我が家に着く。妻は家で弁当作り。孫娘には「じいちゃんばあちゃんと3人でピクニックに行くよ」と言い含めてある。
ちょっとだけ家で遊んで、11時くらいに近くの百合が原公園に行く。平日はさすがに空いていて、シャクヤクやバラがちょうど見頃。
まずは東端にある遊具広場で遊ぶ。遊具大好きの孫娘は大喜び。来月3歳になるが、大きい子むけの遊具にも果敢に挑戦していた。ちょっとした拍子に腰がピリピリ痛むが、万一に備えてつきっきりで見守る。
お腹が空いたので、12時少し前にベンチでお弁当を広げる。オニギリ、のり巻き、ホットドッグ、卵焼き、コロッケ、サラダなどいろいろ並んだが、みんなでペロリと平らげた。
昼食後もしばし遊具で遊び、その後バラ園の近くで持参のシャボン玉をする。公園遊びの、ほぼ定番コースだ。
時折近くをリリートレインが通るので、GWに乗ったばかりだが、また乗ることにした。平日の運行は30分に1本。それでも空いている。ありがたいことに、高齢者と未就学児は無料。
13時半くらいに緑のセンターに行き、自動販売機でアイスを買って食べる。これまたGWと同じコースで、センター内に備え付けの絵本も読む。
妻が朝からの弁当作りや子守りで疲れたというので、家に戻ることにしたが、孫娘は「もう1回お滑りがしたい」と、まだまだ元気。「ばあちゃん疲れたって」と説明したら、案外素直に納得してくれた。
家に戻って3人で2階寝室で横になったら、いつの間にか全員寝てしまった。最も長く寝ていたのは孫娘で、1時間半ほど熟睡。
先に起きた大人が階下で珈琲を飲んでいると、一人で起きて一人で階段を降り、「おはよう」と言って泣きもしない。随分と成長したものだ。
成長といえば、10日前に突如オムツが取れ、我が家でも失敗ゼロ。我が子に比べてかなり遅かったが、祖父母が相手でも、ちゃんと教えてくれた。
オトナへの階段をまたひとつ上り、心なしか表情が急にしっかりしてきた気がする。
16時半くらいに遅めのオヤツを食べ、ドライバーやネジで遊んだり、YouTube動画を観たりするうちに18時になる。久しぶりの完全子守りで心配なのか、両親からはひっきりなしに様子確認のメールが飛び込むが、全く問題なしの良い子だった。
18時40分くらいにマンションまで送り届けたら、両親が道路まで出迎えにきていた。
腰の状態が不安だったが、なぜか夕方には随分楽になっている。適度な運動が慢性腰痛には、逆によかったらしい。
腰の状態が不安だったが、なぜか夕方には随分楽になっている。適度な運動が慢性腰痛には、逆によかったらしい。