2018年12月21日金曜日

自宅でもシャブシャブ

 何年使ったのか記録にも記憶にもないほど長く使った電気コンロを、ついに買い換えることにした。
 ニクロム線仕様のレトロな電熱器で、卓上で鍋物を食べるときに重宝したが、消費電力600Wと非力で、台所である程度煮立てたあとでないと使えなかった。

 代りに買ったのは1000Wの卓上IHヒーター、「アイリスオーヤマ IHクッキングヒーター1000W IHK-T36-B」。アマゾン通販で3,944円だった。(全額妻が負担)
 100V仕様なので普通のコンセントで使える。コードは1.5Mで安全なマグネット仕様。サイズはW240×D256×H54とコンパクトで、これまで同様に食器棚にすっぽり収まる。
 高さが76ミリあった電気コンロより22ミリも低くなり、食べるときの圧迫感が大きく軽減される。


 届いたのは昨日だが、その機能を早く確かめたくて、今日の夕食はしゃぶしゃぶにした。
 今年になって2度外食したしゃぶしゃぶが予想外に美味しく、「これを自宅でも食べたいね」と意見が一致。火力の弱い現状の電気コンロでは難しく、まだ壊れていないのに買い替えた大きな理由がこれだった。
 さっそく試してみたが、いつも鍋物に使う平鍋の底サイズが22センチで、IHヒーターの推奨鍋底サイズ12〜20センチより大きい。もし使えなければ新しい鍋を買うつもりでいたが、何も問題なかった。
 加熱は5段階で設定されているが、最大値5(1000W)は一度も使うことなく、設定4(700W)以下で食べ終えた。電気コンロだと強弱の切り替えは不可能で、スイッチの入り切りで火力調整するしかなかったが、IHヒーターは細かい調整が可能なので、非常に便利だ。


 しゃぶしゃぶの肉は専用に切った肉が近所のスーパーで250g400円ほど。野菜類は外食に習って白菜、大根、水菜、シメジとそろえた。
 薬味は大根おろしにネギ、南蛮、ゆずなど。スープはコンソメでとり、タレは手持ちのポン酢だけだったが、次回は専用の市販品もぜひ試したい。

 さすがにかやくご飯やデザートはなかったが、外食に比べてコストは半分以下で済み、味も遜色ない。お酒も飲めるので、夕食のパターンがひとつ広がった。