今年8/18に実施したメインPCのMac-miniアップグレード作業で、OSを10.9→10.12に上げた途端に、起動音以外の音が一切出なくなる、というトラブルに見舞われた。
SMCリセットやPRAMリセット、はたまた面倒な上書きインストールを試みても数日でまた音が出なくなるという堂々巡りに陥った。困り果てて「音が出る状態からシャットダウンさせずにスリープさせる」という最終手段で延々使っていた。
この使い方だと音は出るが、わずかながらスリープ時の電気代がかかる。シャットダウンせずに延々使い続けるのも、PCにとってはあまり良くないとの情報もあり、買い替えも検討していた矢先、9/6の大地震に伴うブラックアウトが起きた。
点けっぱなしだったMac-miniも否応なしに電源が切れてしまい、2日後に全面通電した際には、再度の上書きインストール操作を覚悟した。
ところが、なぜか音が普通に出る。はっきりしないが、一方的に電源が遮断されたことと関係があるように思えた。
Appleの公式サイトでは、MacのデスクトップPCのSMCをリセットする手段として、「電源コードをいったん抜いて15秒待つ」という記載がある。しかし、これはあくまでシステムを正式にシャットダウンしてからのこと。オンの状態で電源遮断せよとはふれてなく、試みたこともなかった。
その後3ヶ月が過ぎ、ずっと電源オン状態のままだったMac-miniに、いくつかの異変が発生した。プリンタのインク情報が全く更新されなくなり、App Storeからのアップデートも一切表示されない。
他に2台あるMacはどちらもOS10.12にしてあり、セキュリティ関係のアップデートが最近になって自動更新されている。あきらかにMac-miniの状態がおかしく、長くシャットダウンしていないことと関係がありそうだった。
そこで3ヶ月ぶりにシャットダウンすることを決意。その後起動すると上記の問題は全て解決していて、ようやく正常に戻ったが、やはり以前のように音は一切出なくなっていた。
上書きインストールを実施すれば音が戻ることは分かっていたが、その前にひとつだけ試してみたかった。そう、地震時と同じようにスリープ状態のままで電源ケーブルを抜いてしまうのだ。
抜いたまましばし放置したのち、恐る恐る起動させてみると、音は見事復活。理由は不明だが、ごく短時間でSMCリセットと同じ効果が得られることを確認した。
偶然たどりつた手法だが、PCの状態を健全に保つため、今後も定期的に同様の操作を続けようと思う。
偶然たどりつた手法だが、PCの状態を健全に保つため、今後も定期的に同様の操作を続けようと思う。
実は2階にある小型の液晶テレビにも、「勝手にボリュームが最大になる」「チャンネル操作が一切受け付けなくなる」という異常が数年前に発生した。
3万円のサブテレビだったので、廃棄するつもりでいたが、試しに電源ケーブルを抜いて放置してみたら、正常復帰する。以降、本体やリモコンでの操作はやめ、常に電源ケーブルでオンオフするようにしたら問題なく使えている。
前述のMac-miniと酷似した現象だが、電源の強制遮断により、本体に溜まる悪い要素がクリアされるのだろうか?理由はどうでもよいが、待機電力もかからず、捨てずに使い続ける有効な手段であることは確か。
《2019.2.10 追記》
上記手段でもMac-miniの音が復活しない事態が発生したが、以下の手段で再び復活した。
1)全てのアプリを終了する。
2)PCを点けたままスリープ状態で電源コードを抜き、しばらく放置。(私の場合は12時間ほど)
3)電源コードをつないで15秒待ち、その後起動。
(推奨される方法ではありませんので、試みる場合は各自の判断でお願いします)
《2019.2.10 追記》
上記手段でもMac-miniの音が復活しない事態が発生したが、以下の手段で再び復活した。
1)全てのアプリを終了する。
2)PCを点けたままスリープ状態で電源コードを抜き、しばらく放置。(私の場合は12時間ほど)
3)電源コードをつないで15秒待ち、その後起動。
(推奨される方法ではありませんので、試みる場合は各自の判断でお願いします)