2015年12月22日火曜日

リクエスト用紙スタンド

 チカチカパフォーマンスで使うリクエスト一覧を立てておく専用スタンドを作ることにした。これまでマイクスタンドに吊るしたり、組立式の椅子を利用して展示したりしてきたが、それぞれ一長一短がある。
 現状の組立式椅子を利用したものは最も使い勝手がよいが、低すぎて目立たない、という欠点がある。目につきやすいよう、広場と通りの境界付近に立てて使っているが、そうすると聴き手との距離が遠くなる、という新たな欠点にぶつかった。

 共演の際の待ち時間は、自由に座れる近くのオープンカフェを利用すれば、必ずしも組立式椅子は必要ではない。そこで、最近ほとんど出番のなくなった譜面台の下2段を利用し、新たなスタンドを作ってみることにした。


 最上段には、以前に100均ダイソーで買った径10ミリのパイプに、リクエスト用紙ホルダをはさんで固定するための木片を装着。ホルダとそれを固定する目玉クリップは既存のパーツを転用。100均ダイソーで買った点滅LEDイルミネーションを吊るすのも同じだ。
 ホルダの下端はぐらつかないよう、長いヒモで譜面台下端を通して結ぶ。程よい高さで見やすいスタンドが完成した。予定では、これをマイクスタンドと通りの中間地点に置いて歌う。

 装備としては全体で200gほど軽くなり、スタンド上端の目玉クリップは、そのままデジカメを固定できる構造になっているので、セルフ撮影がこれまで以上に容易になる。


 こうしてさまざまな工夫を重ねて4年半近くも活動を続けてきたが、果たしてあと何回チカチカパフォーマンスの活動が可能なのか、はなはだ不透明な状況である。
 2年近く恩恵を受けてきた「特別枠活動者」の資格が来春で打切りとなり、活動を継続するには、新たにオーディションを受け直す必要がある。

 この4年余で、チカチカパフォーマンスの在り方そのものが、大きく変わった。仮にオーディションを受け直したとして、合格する保証はどこにもない。パフォーマーの大幅な若返りが進むなか、老兵は静かに去るべきなのか。しばし悩む。