OSを10.9に上げて2日目。アプリケーションの稼働状況のチェックを中心に、終日セットアップに励む。OS10.6で常用していたアプリケーションの多くは正常に機能し、胸をなでおろした。
OSのバージョンアップにともなって5つほどのアプリがバージョンアップ可能になり、それぞれダウンロードして起動させようとしたら、セキュリティの警告が出て、開けないファイルがいくつかあった。どうやらAppleで認証していないダウンロードファイルは、簡単に開けない仕組みに変わったらしい。
システム環境設定の「セキュリティ」から許可する必要があるが、パスワードをその都度入力するので煩雑だ。セキュリティ対策は、全般的に強化された印象がする。これも時代の流れか。
OSを一気に上げすぎた弊害か、操作に戸惑う部分がかなり発生した。
1)フォルダの下端に表示されていた内部の項目数とHD残容量のバーが消えた。
Finderの「表示」から「ステイタスバーを表示」を選択すればいいことを知る。もしかしたら、OS10.6でも同様に設定していたのかもしれない。買って4年半も経つと、すっかり忘れているが。
2)Safariの表示フォントが明朝に固定されて変更できない。
ブラウザはいつもゴチック系フォントで閲覧しているので、これには面食らった。標準ブラウザはChromeなのでSafariの使用頻度は低いが、どうにも違和感がある。
いろいろ調べて、以下のサイトで画期的な解決法を知る。ありがとうございます。
「Safariの表示フォントを明朝以外に変更する方法」
3)マウス・スクロールが逆になった。
これまでウィンドウの下を表示したいときは、単純にスクロールキーを下に回してやればよかったが、これが全く逆方向になってしまった。最初はマウスが壊れたかと錯覚したほど。
システム環境設定の「マウス」に新たに設けられた「スクロールの方向:ナチュラル」というチェック欄を外してやればいいことを知る。デフォルトではチェックが入っているが、どうやらこれはiPhoneやiPadのタッチ操作の方向に合わせたらしい。
時代の流れに合わせようとする意図は分かるが、Windowsとも真逆になってしまい、戸惑う人は多いだろう。これはいただけない措置。
急なバージョンアップにより、あれこれ戸惑うことも多いが、試しながら少しずつ慣れて行きたい。