前回よりかなり早めに会場に着いたが、すでに共演のジャグラーはち君が来ていた。最初にはち君のパフォーマンスがあり、2番手として14時25分から第1ステージ開始。およそ25分で7曲を歌った。
(※はリクエスト)
「レット・イット・ビー※」「季節の中で」「舟歌※」「バス・ストップ」「ワインレッドの心※」「小樽のひとよ」「傘がない※」
この日は最近デイサービスで知り合った同年代のOさんが14時から会場に来てくれていた。デイサービスやチカホを含めて、ライブへの立会いは都合4回目。ありがとうございます。
偶然この日が誕生日ということで、待ち時間にリクエストを伺ったら、「レット・イット・ビー」がいいと言う。歌詞に「マリア」が出てくるので、この日の「お勧め」にたまたま入れてあった。
本番では「ハッピーバスデイトゥーユー」のワンフレーズに続けて歌うという趣向をこらす。とても喜んでもらった。リクエストの多くはOさんからのものだが、こんな日もある。
休憩中にもう一人の共演、パントマイム飛花さんが現れる。ステージは交代制なので、長い休憩をはさんで、第2ステージは16時20分という遅い時間から始まった。
およそ25分で6曲を歌う。
「大空と大地の中で」「夜霧よ今夜も有難う」「365日の紙飛行機」「白い冬」「巡恋歌」「ワインレッドの心※」
16時を過ぎると地下の人通りはめっきり減り、通る人も帰宅を急ぐ。3曲目までは誰も立ち止まらない状況が続いたが、充分予想していたことなので、めげすに淡々と歌い継ぐ。
「白い冬」を歌っていると、20歳くらいの若い女性が立ち止まって、熱心にリクエスト一覧を見ている。そのまま続けて「巡恋歌」を歌ったが、何か言いたげな目線を投げかけてきた。
歌い終えるとすかさず近寄ってきて「中森明菜の『十戒』という曲は歌えませんか?」と尋ねてきた。聞けば目下音楽学校に通っていて、ギター弾き語りで「十戒」を練習中であるらしい。
明菜のリクエストは過去に一度もなく、「セカンド・ラブ」がリストに載せてあるだけだが、それではNG。しばしのやり取りのすえ、「今日のお勧め」にある「ワインレッドの心」でもいいという。
この日2度目のリクエストだったが、ならばと準備すると、可能なら私も歌いたい。しかも、リードボーカルで、と続ける。
この日2度目のリクエストだったが、ならばと準備すると、可能なら私も歌いたい。しかも、リードボーカルで、と続ける。
何とも積極的な女性で、ギターとマイクを使って客が一人で弾き語るのはルール上NGだが、私とのコラボで1曲限定なら、過去にも一度例がある。快諾してキーをまず調整したが、女性と男性のキーはそもそも大きく異なるのが常。
普段は5カポのAmでこの曲を歌っている。最高音部でテストした結果、カポなしのAmならいけそう、との結論。希望通り、彼女がメインで私がギター伴奏、要所でサブボーカルという急増ユニットで歌った。
音楽学校に通ってるだけあって、さすがに声は伸びやか。声量も抜群で、この曲によく合っている。めったに見られない孫娘と祖父のような男女ユニットなので、結構な人が集まってきた。
閑古鳥状態と覚悟していた終了間際に怒ったハプニング的コラボ。これぞ、何が起きるか予想できないチカチカパフォーマンスの面白さである。