2014年7月29日火曜日

デイサービス夏祭り2

 デイサービス夏祭りイベント、2日目に出演。同じ会場で同じ時間から始まったが、2日目ともなると歌う私も迎える施設側もすっかり慣れ、開始時刻よりもかなり前に、準備万端整ってしまった。
 そこで予定を少し早め、14時55分から歌い始めることになった。

 気分を変えたかったので、衣装を前日とはガラリ変えた。長袖からリメイクした茶系の半袖シャツに、同系色のバンダナ。襟の外にアクセントとして白系のストールかバンダナを巻きたかったが、あいにく手持ちがない。
 妻のを借りようにも、やはり持っていないという。端布箱を漁ったら手頃な布を見つけたので、前夜に急きょストールに仕立てあげた。


 開始直前に派手なコスプレ衣装の女性2人から「昨日はどうもありがとうございました」と頭を下げられたが、一瞬誰だか分からない。そもそも昨日のヘルパーさんは全交代のはずだったが、なぜか2人が今日も参加しているのだという。
 3人目のコスプレ女性は、当初メールで打合せをしていたSさん。下見の際にも合っているが、あまりにもメイクが派手で、見分けがつかなかった。
 プログラムは前日と同じだが、この「2日続けて参加」のヘルパーさんが、段取りをすっかり把握しているので、1曲目からいきなりダンスが飛び出す展開になった。
 重複するが、15時30分までの第1部の曲目は、以下の12曲。

「憧れのハワイ航路(リクエスト)」「お富さん」「アロハ・オエ」「知床旅情」「リンゴの唄」「二人は若い」「バラが咲いた」「浪花節だよ人生は」「われは海の子」「高校三年生」「星影のワルツ」「月がとっても青いから」

 聴き手は完全に入れ替わっていて、前日よりはやや大人しい印象がしたが、ヘルパーさんの張り切りダンスが、場を圧倒的に支配した。


 第1部終了後に、「何かリクエストありますか?」と尋ねても、前日と違って特に声はない。そこでヘルパーさん主導で、普段よく歌っている曲の中からリストアップしてもらい、あとは時間の許す限り、私のストックから適当に見繕って歌うことになる。
 結果として20分で6曲を「第2部」として歌う。前日リクエストが出て対応できなかった「さざんかの宿」に別の方から再度のリクエストがあり、前夜急きょ会得していたのが、思いがけず活きた。

「東京ラプソディ(リクエスト)」「皆の衆」「おかあさん」「さざんかの宿(リクエスト・初披露)」「瀬戸の花嫁」「青い山脈」
 時計を見ると15時50分を回っている。何やかやで合計18曲、1時間近くも歌い続けていた。幸いだったのは、喉が絶好調に近かったこと。30度を超す暑い日だったが、まだまだ歌える余力があった。

 前日よりもさらに「お祭り騒ぎ」の気分に満ちた場となったが、盛り上げ役としての役目は十二分に果たせたと思う。
 ライブによって求められるものは微妙に違う。それを素早く察知し、こなすことだ。またまた経験値が活きた。