紆余曲折のすえ、イベントのタイトルは「昭和歌謡リクエストタイム」という、平凡だが分かりやすいものに決定。時間は少し短縮になって、晴れの場合は13時半から1時間ほど屋内ステージの場をもたせばいいことになった。
もし雨の場合は外イベントが中止になり、時間が延長される可能性もあるという、かなりアバウトな計画だ。
会場のリクエストに応じ、CDと生歌を切り替えつつ進めてゆくのは当初の計画通りだが、果たして会場からスムーズにリクエストが出るか否かは、やってみないと分からない。
まずとっかかりに生歌で数曲歌い、聴き手の注目を集めたところで、MCでリクエストを募る。生歌で対応不可能な場合は用意したCDで対応、という構想だ。
CDは市内の図書館から昭和歌謡系のものを10枚ほど準備済み。CDのオペレーターは別途つくが、全体の進行は私の担当なので、うまく場をさばく必要がある。
最近のチカチカパフォーマンスの進め方に、やや似てなくもないが、会場が飲食コーナーもかねていて、生ビールも販売される。これが要素としてやりやすいか、はたまたやりにくいのか?実際にやってみるまで、皆目分からないのだ。
リクエストが出やすいよう、場内には予め生歌とCD内の代表曲をリストアップしておく。私の担当する生歌10曲は以下の通り。
「時の過ぎゆくままに」「ブルーライトヨコハマ」「聖母たちのララバイ」「熱き心に」「時の流れに身をまかせ」「人生いろいろ」「川の流れのように」「北酒場」「神田川」「サン・トワ・マミー」
過去の経験から、聴き手の反応がよい曲を中心にバランスよく選んだが、「昭和歌謡」の定義から外れそうな曲も中にはある。あえて選択肢を広げ、幅広い客層の要望に応えたい、というのが館長さんの考えである。
今日は上記10曲の反復練習のほか、普段チカチカパフォーマンスで常用している電子譜面ファイルの末尾に、昭和歌謡系の曲を大幅に追加しておいた。アイウエオ順のファイルも別途あるが、より素早く検索ができるはず。
あとは出たとこ勝負の世界。上記以外の突発リクエストにも可能な限り対応、という難しい注文がある。経験値とアドリブ力で乗り切りたい。