元々は母の日に長男夫婦からプレゼントされたもの。鉢植えだったので、花が終わったあと、(もしや…)と思い、地植えしてみたら、見事に根づいた。
隣りには白いカモミールも満開で、白と赤の対比が美しい。挿し芽で増やせるらしいので、来春は挑戦してみようかな。
1週間後に迫った地域センター・シルバー大学講義に備え、一昨日から曲間のMC用原稿をまとめている。前後半それぞれ12曲ずつ、合計24曲分の楽曲が出来た背景を調べるのが主作業だが、前半は北原白秋がテーマなので、氏の簡単な経歴にもふれる必要がある。
当初は曲ごとに独立した説明用データベースを作る予定でいたが、やってみると現状の電子譜面余白記入でも、充分足りることが判明。要点を箇条書きにし、別置きの譜面台にセットした詳細資料を時折参照しつつ、進めることに決めた。
長文をベタ読みするより、要点からイメージをふくらませ、アドリブ的に進行する手法のほうが自分に向いていると思う。
複数のインターネットサイトと、図書館で借りた2冊の詳細な評伝を突き合せているが、たとえば「白秋」という号を名乗った時期など、資料によって微妙にバラつきがある。
はっきりしない場合は勝手に自己判断せず、調べた経緯を率直に述べるのが無難。これがノンフィクションの原則である。
全24曲のうち、北原白秋関連12曲は終わり、いまは後半の「北の叙情歌」12曲分にとりかかっている。北原白秋に比べてやや新しい曲が多いが、情報収集が面倒であることに変わりはない。
どう調べても分からない箇所、たとえば、南こうせつの「北の旅人」や三橋美智也の「石狩川悲歌」の舞台となった土地などは、「ここからは私の推測ですが…」と、得意の推理を巡らせる手法で補うつもりだ。
夕方まで打ち込んで、ようやく残り7曲までこぎつけた。もう少しかかる。