2010年12月7日火曜日

私にしては散財

 先月下旬のブログに「エコポイント狂想曲」というタイトルがあるが、その際に「12月になったら、反動で一気にテレビの値段が下がるかも?」と、甘い期待をこめて書いた。今月になってブックマークしてあったいくつかのサイトをチェックしてみたら、予は当たって軒並み下がっている。
 お目当ては小型の19インチBS内蔵液晶テレビで、先月は35,500円だったのが、最安値で29,500円になっている。その差6,000円。

 19インチ液晶テレビは12月からエコポイント還元が3,000円下がったが、それを上回る値下がり。騒ぎに巻き込まれず、静観していて正解だった。
 で、その液晶テレビ、次なる山は12月末である。他のサイズは知らないが、来年1月からはエコポイント還元がなくなり、しかも古いアナログテレビのリサイクル還元3,000円も今月一杯で消える。
 いわゆる「ゆるやかなランディング」という政策の一環らしく、このままだと下旬になると再度の狂想曲が始まるのは目に見えている。買うならいまだ。

 昨夜遅くに、いよいよ買うつもりでお目当てのサイトを訪問すると、何ということか、すでに売り切れ。同じことを考えていた人は私だけでなかったようで、あわてて他のサイトをチェックしてみたら、ほぼ同じ価格の29,493円で売っているサイトを発見。ユーザー評価も高いショップだったので、迷わず買った。


 午後からその費用を振り込みに行き、ついでにガソリンスタンドで給油したり、ホームセンターやスーパーを回ってあれこれ用足し。
 ホームセンターでは防寒長靴が思いがけず880円で安売りしていたので、喜んで買った。買ってから5年になる防寒長靴の底の傷みがひどく、昨冬は滑って2度も転んであやうく後頭部を凍結路に打ちそうになった。ヤスリで溝を切り直してみたが、もはや寿命。こちらもいい買物をした。
 あちこち回ってくたびれたので、いい加減に帰ろうと衣料品売場を通りかかったら、コーディロイのジーパンが半額のセール。先日ボツにしたのと同じ焦げ茶色のW76センチが1本だけあって、試着してみたらピッタリ合う。
 ズボン、ジーパン類は消耗が激しく、およそ2〜3年ではきつぶす。安くて手頃な品に出会ったら定期補充は欠かせなく、こちらも迷わず買った。

 私にしては珍しく散財したが、身を粉にして働くと、つい財布も緩む。しかし、よく考えると、仕事の経費と必需品ばかりではないか。それでもなぜか気分がスッキリするから不思議。
「気鬱が始まると、パッパと買物をして気を晴らす」とよく聞くが、気持ちは分かる。