2010年12月29日水曜日

長男帰る

 大掃除の続きをセッセとやっていたら電話が鳴って、上の息子が札幌駅まで来ているという。仕事で昨年春から九州に住んでいるが、今年はおよそ1年ぶりに帰省するとのメールが先日あったばかり。
 昨夜未明から10センチ近い雪が降ったが、最寄りのJR駅から一人で歩いてくるというので、大掃除を続けた。

 だいたい終わって、3時のお茶をいっしょに飲みつつ、あれこれ話す。転勤直後は西の水が合わず、一時期仕事で悩んでいた様子の息子だったが、最近は立ち直りの気配を感じていた。なるほどそうでしたか。


 夕方、小中学校の同期会に出かける息子を送りがてら、近隣のスーパーに買物に行く。買い残した正月用品の調達で、年末の買物は生もの(刺身類)を除いてほぼ終わった。
 車をスーパー駐車場に停め、しばらく顔を出していない近隣のO珈琲に歩いて行ってみる。開いているかどうかビミョーだったが、店の明かりは点いていた。
 ドアを開けてマスターに確かめると、今日が今年最終営業日だそう。閉店1時間前で、ぎりぎりセーフだった。
 家に戻って正月の飾り付けの準備をする。玄関外の飾り付けは先日のイルミネーションと手作りリースで終わっているので、残るは玄関ホールのミニ松飾りと、1-2階のお供え餅である。
 しかし、今日は箱から出してチェックしただけ。29日に飾り付けをしてはいけない、といつも妻が言う。調べてみると、「29」→「二重苦」という、日本人が大好きなダジャレ文化なのだった。

 さらには、31日でも「一夜飾り」といって、年神に対して誠意を欠くのでいけないらしい。となると、28日前か30日に限定されるが、大掃除のまだ済んでない28日以前は物理的に無理というもの。
 こうなればツジツマの合う、時計が12時を回った深夜に飾ってやるぞと、準備おこたりない。