2019年7月3日水曜日

ネジネジ遊ぶ

 7月最初の子守り担当日。前回のように朝からではなく、午後から長男が孫娘を自転車に乗せて我が家までやってきた。
 一休みして長男は戻り、その後は普段どおり祖父母で相手をする。

 試験的に作った「ネジ遊びおもちゃ」はチョコレートの空缶にドライバーとセットで入れておいたが、目ざとく見つけた孫娘は「新しいね〜」などと言いつつ、熱心に遊んでいた。
 同梱したドライバーは大きすぎて扱えず、結局台所にある小型のドライバーを使用。いろいろ試していたが、木片に埋め込んだナットにねじ込むのは難易度が高く、大きめに開けたナットなしの穴がお気に入りだった。


 長男が持参したロールケーキと私の焼いたホットケーキのオヤツを食べたあと、「お滑りがしたい」と突然言い出す。近所に小さな公園があるので、妻に連れて行ってもらうことにした。
 40分くらいで戻ってきたが、手頃な大きさの滑り台で、それなりに楽しく遊べたらしい。
 その後みんなでお昼寝をしようとしたが、全く寝ようとしない。やむなくまたネジで遊び、そのうち小さい頃に遊んだ手作りのガラガラを持ち出してくる。
 さすがにガラガラそのものでは遊ばず、中に入っている物を見たいという難題。以前は無理だったが、力がついて薬の空容器は簡単に開けられる。中身はオハジキで、口に入れると困るが、目を離さなければいいだろうと許した。
 中に入っていたオハジキに興味津々。別の容器をいくつか持ち出して、延々と一人ままごとを始めた。飲み込まないかハラハラしたが、食べられないことは分かっている様子。

 17時過ぎに二度目のオヤツとなるアイスを食べる。夕食は20時近くになるので、この時間に食べても何ら問題ない。
 その後、今度は私に向かって「お散歩に行きたい」という。外は暑くも寒くもなく、雨の降る様子もない。長男が迎えに来るまでには時間があり、付き合うことにした。
 妻が連れて行った公園とは逆周りの土手を歩く。自分から手をしっかり握ってくれるので安心だ。通りすがりの庭に飾ってある人形や人の顔に似せた庭石を眺めていたら、家の人が中で見ていけという。人形を手にとってしばし歓談。人見知りもせず、私と同年代の男性と親しく話していた。
 お礼とバイバイで別れると、「また遊びにおいで」と言ってくれた。

 近くに別の公園があったことを思い出し、行ってみたら時間が18時近くのせいか誰もいない。大型の遊具で、またまた20分ほど遊ぶ。
「そろそろパパが迎えに来るよ」と促し、帰路につく。途中で川で泳ぐカモを眺めたり、座っているネコに声をかけたり、風で落ちたニワトコの赤い実を拾ったり、電線に止まったカッコウを指さしたりしつつ、ようやく家に到着。

 ほどなくして長男が迎えにやってきた。怪我をさせないよう気を配るので、それなりに疲れるが、いい刺激になることは確か。
 作ったばかりのトイレ専用台はだいたいうまく機能したが、上がって向き直るとき、姿勢が不安定になる。まだ見守りは欠かせないが、だんだん一人でやれるようになるだろう。