前回の終日子守りと同様に、午前中からお弁当持参で近くのモエレ沼公園に行くことにし、前夜からいろいろと準備した。
息子がサッカー場へと去ると、孫娘はすぐにでもピクニックに出かけたい雰囲気。8時半ではさすがに早すぎる気がし、たまたま帰省していた次男を伴い、9時まで待たせてから出発した。
公園到着は9時15分。日曜で好天だが、さすがにこの時間だと園内はガラガラ。モエレ沼公園には全部で7つの遊具広場があるが、サクラの森を抜けた先にある「遊具エリアA」から順に遊ぶ。
イサム・ノグチが基本設計を手がけたこともあって、どの遊具エリアも斬新な色や形状の遊具であふれている。これまで見たこともない遊具に孫娘は一瞬戸惑った様子だったが、次第に慣れて自由奔放に遊び始めた。
芸術性を重んずる余りか、手すりや落下防止策などの配慮が他の一般的な公園に比べて劣っている気がしたが、どっちにしても目を離すと危ないのが公園遊びの常。
今回は若くて元気のある次男に多くをサポートしてもらい、特に妻はかなり楽をさせてもらった。
回廊のように配置された遊具エリアをA→B→D→F→E→Cの順に回ったが、途中で気温がぐんぐん上がり始め、全員上着を脱いでこまめに水分補給する。汗だくの孫娘は帽子も脱いで持参のタオルをスカーフにようにかぶって凌ぐほど。
早朝から起きて朝食も早かったせいで、「ご飯まだ?」と時折せがむ孫娘に、「11時になったらね」と言い含めたが、4番目のエリアでついにダウン。ふらついてベンチから落ちたのを潮に、広場の片隅に布マットを広げて、10時50分から早めのランチとした。
昼食後は少し元気が出て、芝生広場を抜けてガラスのピラミッドに入る。ここはゆるい冷房が効いていて過ごしやすかったが、妻が朝からのお弁当作りで疲れたといい、内部探索の提案は却下。売店がひとつで自動販売機もなく、オヤツ調達には不便だ。
自宅にはアイスやホットケーキ、ラズベリーヨーグルトなどの準備があるので、早めに帰ってお昼寝をし、起きたらみんなでオヤツ食べようと意見が一致。13時前には家に戻った。
13時半くらいから全員で昼寝。最後まで眠らずに粘っていたのは孫娘だが、一番遅く目覚めたのも孫娘。15時半に機嫌よく起きたので、庭に出て自分の手でラズベリーを採らせ、ヨーグルトをかけて並べたら、「美味しい美味しい」とペロリ平らげた。
長男は15時ころにサッカー場から帰宅。もぎたてのラズベリーをお土産にたくさん持たせ、夕方には自宅に帰った。
実はひょんなことから、孫娘が再び保育園に通い始めることになりそうだ。以前とは別の未認可保育園だが、実現すれば平日の子守り担当がなくなる。月に2回程度の週末サッカー子守りは従来通り。体力的にはこれくらいが程よい。