2019年7月18日木曜日

完全なる終了

 早くも台風の情報がチラホラ入って来始めたので、わずかに残っている車庫工事を片づけようと思ったが、あいにく朝から強い風が吹き荒れる。屋根上の作業には厳しい条件で、しばしの様子見。
 孫娘の誕生日プレゼントとしてリクエストのあった「DIYままごとキッチン」の構想を練るうち、夕方になってようやく風が弱まってきた。16時過ぎから屋根に上って作業を始めた。
 まず、残っていた屋根材のビス止めをやる。20本ほどやって終了。これにより、止めたビスは合計245本となった。使った屋根材9.2枚に対して27本/枚となり、メーカー推奨ビス本数20本/枚をクリアした。

 続けて南側破風の上に棟材を設置する。専用の棟材が用意されているが、切妻屋根が対象で、そもそもホームセンターには在庫がない。
 緩勾配の片流れ屋根という事情もあり、余った屋根材を棟材として転用することにした。
(マニュアルにはない工法です。真似される方は各自の判断で)


 屋根材を山の部分で縦に切断。白の色鉛筆でマーキングし、電動ノコを使って簡単にやれた。
 屋根波板の端部を覆うようにかぶせ、屋根材と同様に2枚の重ね部分を400ほどにして180ピッチでビス止め。棟から飛び出した分はケラバの処理と同じく、下に折り返して270ピッチでビス止めした。

 棟材の幅があまりなく、強い風雨が水下から吹きつけると雨水が侵入する可能性はあるが、波板への風をブロックする破風の保護が主目的なので、これでよしとしたい。


 今日で車庫本体に関わる全ての工事が終了した。工事中に母の容態が急変することを実は怖れていたが、幸いに何事もなく乗り切れた。

 ずっと玄関ホールに出しっぱなしだった脚立ハシゴや工具類一式をクローゼット内に片づけ、完成後の正面写真を撮る。
 以前の無勾配屋根のほうがデザイン的にはすっきりしているが、台風や豪雪、地震に対する備えを今回は最重視した。