2019年7月28日日曜日

ままごとキッチン完成

 材料調達から丸1週間かけてコツコツ作ってきた「ままごとキッチン」が、ようやく完成した。
 今日の段階で残っていたのは、収納扉の取手とヒーターのつまみ。時間があれば隠し棚と包丁立ても作りたかった。

 まず、扉の取手から始める。径30の丸棒を13ミリ厚に切り、裏側に8ミリ厚に切った径21の丸棒を接着剤でつける。角を紙ヤスリで面取りし、アクセントとして表面に赤いプラ板を径22に切って貼った。
 扉の裏側からビスを貫通させて固定。割と簡単に終わった。


 続けてヒーターのつまみを取り付ける。こちらは単に止めるだけでなく、回転可能な構造とし、さらに回すと音が出るような仕掛けを施した。名づけて「ガラポンつまみ」。

「音」の正体は細い紙筒に入った豆、金属片、鈴など。赤ちゃんの時に遊んだガラガラのような物だが、イメージとしては「ガスのスイッチ音」「料理の煮炊きの音」あたりか。
 容器や中に入れる物に関し、昨日からずっとテストしていたが、インクの入っていたプラケースが最もいい音が出た。ところがスペースの都合であまり大きな容器は使えず、やむなく紙筒で妥協。やや準備不足だった。

「ガラポンつまみ」の全パーツ

 つまみ部分は径38と径30の丸棒で作り、太いほうを珈琲で塗装した。径38丸棒が少し汚れていて、扉の取手と少し気分を変えたかったこともある。
 取手同様に、表面に径30赤プラ板を写真用接着剤で貼ってデザイン的な統一感を出した。

シンク下の隠し棚

 予想よりも早く終わったので、余ったシナランバー合板でシンク下に隠し棚をつけた。扉を開けても見えないが、シンクを取り外すと出現する。
 木製水栓を作った際に割れたドーナツ状の丸棒のうち、使える分を13ミリ厚に切り、天板上の壁中央に貼った。中央の穴は赤いプラ板で埋める。特に機能はなく、単なる飾りである。

 最後にシナランバー合板の端材で包丁立て?のような物を作る。こちらもお遊びの範ちゅうで、棚や天板の片隅に置いて遊んでくれればよい。


 夕方までに全ての作業を終えた。4〜5日で仕上げるつもりが、予想外に手間取った。細部にこだわって、市販品を凌ぐ出来映えと自己評価。車庫建替えとはまた違った、記念碑的DIY作品となった。