半分だけ屋根を張った車庫は、残り半分に応急で載せた屋根材が効いて、雨漏りは皆無。陽射しのおかげで屋根面も乾いている様子なので、10時45分から作業を始めることにした。
予報では雨が降るようなことを言っていたが、自分の勘で夕方までは降らないと読んだ。
載せてある木材の重しをどけ、屋根材を横に移動させてみたら、下の野地板は全く濡れていない。すごい威力だ。シートなどに頼らず、最初から屋根材を載せておけば…、と少し後悔する。
下地のヌキ板や胴縁の加工は前日に済んでいるので、単純に野地板にビスで止めてゆくだけ。止める位置は仕上がっている分を基準にすればよく、昼食前の2時間で屋根唐草を含めた下地の設置作業は終えた。
ビスの頭にはめる防水プラキャップ |
ビスは千鳥に配置。一部はまだ止めていない。 |
昼食後から残りの屋根材を設置してゆく。施工マニュアルに従い、風下→水下→風上→水上の順番で、横の重なりは半分ずつずらしながら張ってゆく。
昨日までに終わった分が3枚半で、今日は残りの5枚半を一気に片づける。張り方にも慣れ、珈琲タイムまでの2時間で全て張り終えた。
施工中に電動ドライバーで屋根材を数箇所傷つけてしまい、コーキング剤で埋めて対処する。鋼板やポリカ波板に比べると、衝撃には弱いようだ。
夕方まで雨は降らず、屋根は全て張り終えた。まだ20%ほどのビス止めが残っており、棟とケラバの細かい処理も終わってないが、雨に対する備えとしては支障がなく、ひとまず完成としたい。
3月14日から始めた解体作業とその後の建替え作業、困難な山場はいくつかあって、古希目前の我が身が一人でやれるかギリギリのところだったが、どうにか事故なくやり遂げた。
今後は細部の調整と付属物置工事に移るが、この4ヶ月間、かなり自分に無理を強いてきたので、しばし骨を休めたい。